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高校生のための国際観光ビジネス学科のトリセツ「国際観光ビジネス学科の魅力」

2024.02.16

  • 学科紹介

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皆さんは観光と聞くと、航空やホテル系をイメージし、英語やホスピタリティのみを学ぶと思うかもしれません。しかし、この学科では、観光を題材に、「ビジネス」、「文化」、「国際コミュニケーション」を学びます。この3領域は、国内外でビジネスを行うために必要不可欠な要素です。このため、卒業生は、航空、ホテルなどの観光産業はもちろんですが、以下に示すような様々な分野に就職しています。

 

就職率は、学科設立以来、昨年度(98%)を除き、100%です。本年度も100%達成。

 

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ビジネス領域では何を学ぶの?

 

ビジネス領域では、経済学・経営学を学んだ上で、観光経済学、観光経営学、サービスマーケティング、サービスビジネス、サービスマネジメント、航空ビジネス論、ホテルビジネス論、金融論、ファイナンス、ホスピタリティマネジメント、まちづくり論、観光サービスマネジメント等を学びます。


 

学びをもとにビジネス企画・運営

 

ビジネス分野で修得した知識をもとに、企業との連携プロジェクトや地域振興のための企画の立案を行う他、ビジネスコンテスなどにも応募します。

 

地域振興では、竹原市、湯来町や沼田地区、瀬戸内海の島嶼部(似島)などを活性化する策を立案・実行しています。

 

コンテストでは、キャンパスベンチャーグランプリ、大学生まちづくりコンテスト、地方創生コンテスト、東京女子大学ビジネス・プランニング・コンテストなどに数多く参加し、数々の賞を受賞しています。

 

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リアルビジネスを体験する

 

また、リアルなビジネスを知るために、国内外のインターンシップ研修も充実しています。
留学先のハワイでのインターンシップ(TOEICスコアが約500点以上レベルの学生対象)では、4ケ月間週1日企業に研修に行きます。英語力の伸びは、目覚ましいものがあります。

 

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2年次後期 or 3年次前期で行うハワイでの長期インターンシップ

 

国内のインターンシップは、キャリアセンターが行う全学部の学生を対象にした短期のインターンシップに加え、3年次に行う学科独自の長期のインターンシップがあります。研修先は、北海道、宮城県、東京都、沖縄県です。顧客対応が、ほとんど英語で行わなければならないホテルなどもあります。こうした研修を通じて、ビジネスの実践力を身に付けることができます。

 

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3年次に行う国内長期インターンシップ


 

文化・国際コミュニケーション領域では何を学ぶの?

 

文化領域では、比較文化論、世界遺産論、日本文化演習、アメリカの文化、観光と文化などを学び、国際コミュニケーション領域では、実用英語、実用ビジネス英語、ビジネスディベート(英語)、ビジネスライティング(英語)、英語通訳演習などを学びます。


 

ハワイ大学に留学(HIBISCUSprogram)

 

文化や国際コミュニケーション領域においては、体験・実践が極めて重要になります。異文化理解や実用ビジネス英語などを、まずは安田で学んだ上で、約5ヵ月にわたり、ハワイ大学に留学(HIBISCUSprogram)します。留学は、2年次の後期、3年次の前期に2グループに分かれて全員留学します。

 

現地では、ホームスティをしながら、現地の学生と同じように、バスで大学に通います。英語の授業はもちろんですが、加えて国際ビジネスやアメリカの文化、観光と文化、海外インターンシップの授業があります。授業は、習熟度別で少人数制で行われ、他の国の学生などと共に学びます。過去8年間で帰国後のTOEICスコアは、平均で120点伸びました。

 

5ヵ月間の留学ともなると、短期留学とは異なります。長期間海外で生活する中では、異文化を受け入れることの難しさや英語が伝わらない悔しさなどを多くの人が感じます。しかし、それを乗り越えてこそ、多様な社会で生きる柔軟性や相手を受け入れる力、逞しさ、国際感覚の基盤が培われていきます。それが、就職活動や、社会人での生活に活かされています。

 

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海外留学プログラム(HIBISCUSprogram)

 

*HIBISCUSに加え、さらに留学をしたいと思っている人には、HIBISCUS研修終了後ハワイ大学の正規の授業を受講し、単位を取得できる制度もあります。この場合、ハワイ大学とのスカラーシップ契約により、4ケ月間の授業料が一般留学生の半分程度になります。(応募条件:TOEICスコアが645点以上)


 

実践的な国際交流の場の提供

 

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国際観光ビジネス学科には、ハワイの長期留学以外にも、異文化理解や国際コミュニケーション力を身に付ける実践的な国際交流の場を数多く用意しています。G7広島サミットにおいて学生ボランティアとして国際メディアセンターにて広島を紹介したり、同時期に広島で開催されたY7サミットにも参加しました。昨年、12月には、外務省が推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYSプログラム」で広島を訪れたASEAN諸国及び東ティモールの大学生との国際交流も行いました。また、年間を通じて訪広した外国人への観光案内なども行っています

 

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夢を叶えるための支援~航空系を目指す人たちへの支援講座

 

ビジネス分野を目指す人の中には、航空会社への就職を目指す人もいます。そうした学生たちの夢を叶えるために、本学科では、学習支援センターが行う航空講座に加え、航空会社に長年勤務経験のある教授による航空会社就職のための支援講座を開設しています。開設から9年、これまで6年間に航空系企業に就職・内定した人は、33名。本年度は、現役9名(CA、GS、整備士1名)に加え、既卒者からCA3名、計12名が航空会社へ内定しました。


 

いかがでしたか?上記の学科紹介を読んで、国際観光ビジネス学科に魅力を感じていただけたでしょうか。
本学科には、将来、航空会社、ホテル、旅行会社で働く夢をもっている人、グローバルな企業・機関で働きたいと思っている人、地域振興に関わりたいと考えている人、地元のグローカルな企業で働きたいと考えている人など、いろいろな夢を持っている人が集まり、多くの人が自分の夢を叶えています。
多様な夢を持ち新たなことに積極的に挑戦する人が集う国際観光ビジネス学科で、よく学び、いろいろなことに挑戦してみたいと思われた方は、是非、本学科の扉を叩いてみてください。皆さんとお目にかかれることを、楽しみにしています。

 


 

*上記の記事に関して、詳しくお知りになりたい方は、以下のリンクにアクセスしてください。

 

■国際観光ビジネス学科の学びについて

学科基本情報

授業紹介

ハワイ現地企業でのインターンシップ

 

■企業連携・地域振興について

ペーパードライバー向け安全運転講座の動画を作りました ~JAFとのコラボ企画~

ゼミで沼田町「広域公園祭り」の運営に参加しました


■ビジネスコンテストについて

CVG2022キャンパスベンチャーグランプリ中国大会で優秀賞を受賞しました

第6回東京女子大ビジネス・プランニング・コンテストでアイデア賞と優秀賞を受賞しました

HiBisインターネットビジネスフォーラム2022での入賞

 

■国内外のインターンシップ研修について

沖縄コンベンションビューローでのインターンシップ

ウェスティンルスツリゾート(北海道)での長期インターンシップ

 

■海外研修(HIBISCUSprogram)について

国際観光ビジネス学科のハワイ海外研修の魅力を紹介します①

国際観光ビジネス学科のハワイ海外研修の魅力を紹介します②

学科ニュース:海外研修

 

■国際交流について

ASEAN諸国+東ティモールからの青年訪問団(JENESYS)との交流会

Peace from 紙屋町2023に英語通訳ボランティアとして参加しました

G7広島サミットのG7おもてなしカウンターにて観光案内を行いました

Y7サミット代表団と学生の交流プログラムに参加しました

 

■就職先について、卒業生の声

就職進路

在学生・卒業生の声

就職・学生インタビュー

 

■学科情報

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