• 国際交流

国際交流

  • 視野と感動が広がる、異文化との出会い

    グローバル化が一層進む現代社会において、国際的なコミュニケーション能力の重要性はますます高まっています。ビジネスの現場でも言語の重要性は増し、活躍できる場所は広がっています。安田女子大学・安田女子短期大学では、異文化体験を志す学生のために、多彩な留学・研修プログラムを用意しています。さまざまな文化の中で、学生一人ひとりの目的や能力に応じてきめの細かいカリキュラムを組み、専門のスタッフがサポート。不安なく、快適に滞在できるよう配慮しています。

<海外留学プログラム一覧>
対象 プログラム名 派遣先 期間
大学全学部1~3年生(薬学部は5年生まで)
短期大学1年生
NACLP ヴィクトリア大学(カナダ) 約1ヵ月間
大学・短期大学
全学部全学科
全学年
CCLP 国立台中科技大学(台湾) 約2週間
文学部
英語英米文学科
2年生全員
STAYS カリフォルニア大学デイヴィス校(アメリカ) 約6ヵ月間
ピッツバーグ大学(アメリカ)
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)
教育学部
児童教育学科
1~3年生
SEEC ヴィクトリア大学(カナダ) 約1ヵ月間
現代ビジネス学部
現代ビジネス学科
1~3年生
G.LABOS 南クイーンズランド大学(オーストラリア) 約1ヵ月間
現代ビジネス学部
現代ビジネス学科
全学年
G.LABOS ワシントン大学(アメリカ) 約1ヵ月間
現代ビジネス学部
国際観光ビジネス学科
2年生全員
HIBISCUS program ハワイ大学マノア校(アメリカ) 約6ヵ月間
看護学部
看護学科
2年生
IEAP アルバータ大学(カナダ) 約1ヵ月間

※STAYS、G・LABOSは選択時により派遣先を決定します。

海外研修プログラム詳細

NACLP 北米文化語学演習(大学・短大全学科対象)

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  • ■対象

    大学全学部1〜3年生(薬学部は5年生まで)、短期大学1年生

    ■時期・滞在形式

    2月から3月の約1ヵ月間、ホームステイ

    ■派遣先

    ヴィクトリア大学(カナダ)

    ■募集人員

    約30名

約4週間にわたる研修先でのホームステイおよび語学演習を通して、英語力の向上を図るとともに、異文化理解を深めます。カナダ・ブリティッシュコロンビア州に位置するヴィクトリア大学で、イングリッシュランゲージセンターが提供するMonthly English Programに他の留学生と一緒に参加します。プログラムの最後には修了式が行われ、一人ひとりに修了書が授与されます。

CCLP 中国文化語学演習(大学・短大全学科対象)

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  • ■対象

    大学・短期大学全学部全学科

    ■時期・滞在形式

    8月上旬から8月中旬の約2週間、指定ホテル、ホームステイ(2泊3日)

    ■派遣先

    国立台中科技大学(台湾)

    ■募集人員

    約40名

国立台中科技大学は台湾の台中市に位置する国立大学で、1919年台中商業学校として開学して以来、約100年の歴史がある高等教育機関です。現在は、商学部、デザイン学部、言語学部、情報流通学部、健康看護学部の5学部を有しており、20,000人以上が学んでいます。中国語学習に加え、中国書法鑑賞、中国文化や歴史を学びます。そのほか、史跡・名所見学や、現地学生との市内散策、京劇鑑賞もあります。

STAYS 英語英米文学科 アメリカ派遣6ヵ月留学・カナダ派遣6ヵ月留学

  • ピッツバーグ大学
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  • ■対象

    文学部英語英米文学科2年生全員

    ■時期・滞在形式

    9月中旬から2月中旬の約6ヵ月間、ホームステイ

    ■派遣先

    カリフォルニア大学デイヴィス校(アメリカ)
    ピッツバーグ大学 (アメリカ)
    ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)

英語英米文学科の2年生全員が参加する留学プログラムです。2年次後期に、派遣先大学のいずれかで語学研修を行い、単位を修得することができます。この単位は卒業単位に算入されます。派遣学生は、派遣先での勉学やホームステイを通して、英語運用能力の一層の向上を図るとともに、北米の文化、社会、風俗、習慣等を理解することにより、国際感覚を養うことができます。また、教室での学びだけにとどまらず、ボランティア活動等の体験活動がカリキュラムに組み込まれており、多角的に北米社会に対する理解を深めることができます。

SEEC 児童教育学科 海外教育語学研修

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  • ■対象

    教育学部児童教育学科1~3年生

    ■時期・滞在形式

    2月上旬から2月下旬の約1ヵ月間、ホームステイ

    ■派遣先

    ヴィクトリア大学(カナダ)

    ■募集人員

    約30名

カナダ西海岸ブリティッシュ・コロンビア州の州都であり、バンクーバーアイランドの最南端に位置するヴィクトリアは、美しく親しみやすいと人気の街です。ヴィクトリア大学は素晴らしい環境に、質の高い授業、優れた研究、そして社会貢献で著名な大学です。研修中は大学での英語学習に加え、幼稚園・小学校への訪問やワークショップを通してカナダの教育システムを体験的に学びます。

G.LABOS 現代ビジネス学科 海外語学ビジネス研修(オーストラリア)

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  • ■対象

    現代ビジネス学部現代ビジネス学科1~3年生

    ■時期・滞在形式

    2月上旬から3月上旬の約1ヵ月間、ホームステイ

    ■派遣先

    南クイーンズランド大学(オーストラリア)

    ■募集人員

    約20~40名

南クイーンズランド大学は、ブリズベンより車で約2時間半の所に位置する人口約10万人の都市トゥウンバに、1967年に設立されたオーストラリアの国立大学の一つです。豊かな自然の中で、オセアニア地域の文化やビジネス英語の基礎を学びます。シドニーへの小旅行もあります。

G.LABOS 現代ビジネス学科 海外語学ビジネス研修(アメリカ)

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  • ■対象

    現代ビジネス学部現代ビジネス学科全学年

    ■時期・滞在形式

    8月上旬から8月下旬の約1ヵ月間、寮

    ■派遣先

    ワシントン大学(アメリカ)

    ■募集人員

    約20~40名

ワシントン大学はシアトルに本部を置く州立大学で、広大なキャンパスを持つ名門校です。研修中は、グローバル・マーケティング戦略などの授業を受けます。また、シアトルには、マイクロソフト、スターバックスなどのグローバル企業が数多く立地しており、世界最先端のビジネスに触れ、グローバルなビジネスを体感します。

HIBISCUS program 国際観光ビジネス学科国際観光ハワイプログラム

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  • ■対象

    現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科2年生全員

    ■時期・滞在形式

    1年次2月下旬から2年次7月中旬の約6ヵ月間、ホームステイ

    ■派遣先

    ハワイ大学マノア校(アメリカ)

国際観光ビジネス学科の学生全員が、1年次の2月下旬から2年次の7月中旬まで、国際的な観光地であるハワイに留学し、観光分野やサービスビジネス分野での専門性を磨く、理論と実践を融合したプログラムです。ハワイ州の州都ホノルル市に所在し、観光経営分野でも名高い総合大学であるハワイ大学において、語学力を高め異文化への理解を深めるとともに、最先端の国際観光ビジネスについての専門知識を修得します。また、ホテル等でのインターンシップ研修を通じて、観光・ビジネスに関する実践力を養います。

IEAP 看護学科 国際交流・実践

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  • ■対象

    看護学部看護学科2年生

    ■時期・滞在形式

    3月上旬から下旬の約1ヵ月間、ホームステイ

    ■派遣先

    アルバータ大学(カナダ)

    ■募集人員

    約30名

アルバータ大学は、カナダ・アルバータ州の州都エドモントンにある州立の総合大学で、1908年に設立されました。広大なキャンパス内には90棟以上の建物が並び、39,000人を超える学生が勉学に励んでいます。人口約82万人のエドモントンは、北サスカチュワン川沿いにあり、緑豊かで住みやすいと人気の街です。研修中は、大学での英語学習に加え、看護関係施設の見学や現地の学生と交流しながら、日本とカナダの看護・医療の違いを体験的に学びます。

NACLP(北米文化語学演習)に参加して

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第2のhome ビクトリア

薬学部 薬学科 石原 佳奈(写真左)

学生の今だからこそできる事がしたい、と思った時に1番に思いついたのがこの短期留学でした。元々、海外に興味はあったものの特別英語の勉強ができる訳ではなく、一歩が踏み出せずにいました。そんな時、友人と将来について話していた時、夢のために1年間留学に行きたい、という話を聞き、夢を語る友人がとてもかっこよく、感化され、1ヶ月という短い期間だけど私も留学に行こうと決心する事ができました。もちろん、たったの1ヶ月で英語がどうにかなるとは思っていませんでしたが、私の中で貴重な経験になる事は間違いないだろうなと思いました。
私達が行ったビクトリアという場所はとてものどかで住みやすく、本当に素敵な街でした。しかし、やはりぶつかった壁は英語が話せない、言いたい事が上手く伝えられない、という事でした。会話の流れやジェスチャーなどで相手の英語は聞きとれるのに、私自身が単語を知らないばっかりに言いたい事が伝えられない、という事が多々あり、もどかしい気持ちでいっぱいでした。しかし、学校の先生もホストファミリーも私のつたない英語の中から意味をくみ取ってくれようとしてくれるので、もっと英語を勉強してよりスムーズにコミュニケーションを取れるようになりたいと思え、それが学校での授業などのモチベーションに繋がりました。学校では16人という少数のクラスで、しかも同じぐらいのレベルの人ばかりなので最初は緊張したものの、徐々に慣れていきました。授業も日本とは違い、自主的に発表したり、スピーチ、プレゼンなど1人で喋る機会が多く、この1ヶ月の間で人前で話す事に少し自信がついたように思います。
1ヶ月ビクトリアで過ごして思った事が2つあります。1つ目はコミュニケーションがいかに大切か、という事です。日本では挨拶はするけど、そこから会話が広がる事は多くありません。しかしカナダでは、学校や家、お店のレジでさえもHow are you?から会話が始まります。バスでは皆、降車時にthank youと叫んでから降りますし、レストランでは店員さんがHow is the taste?などと感想を聞いてきたりします。このように小さな会話であっても大事なコミュニケーションだと改めて思いました。2つ目はビクトリアはとてもストレスフリーだという事です。カナダの人達はとても穏やかに暮らしていて、朝の忙しい時間でも車で飛ばしている人はいませんでした。飛ばすどころか、車は必ず止まって歩行者を待ってくれました。大自然にも囲まれ、野生のリス、アザラシ、クジャク、アヒルなどたくさんの野生動物が暮らしていました。ストレスなんて少しも感じる事はなく、ビクトリアは本当に過ごしやすい街でした。
ホストファミリーや先生、クラスメイトにも恵まれ、ビクトリアで過ごした1ヶ月は本当にあっという間で、とても濃い貴重な時間となりました。たくさんの英語に触れ、もっと英語を学びたいと思う事もできました。全てが新しく、初めてで、この1ヶ月に経験した事は一生忘れられない大切な思い出です。ある日の授業で先生が言った「ビクトリアがあなた達の第2のhomeになれば良い」という言葉の通り、ビクトリアは私にとって第2のhomeです。(2019年取材)

  • NACLP_2019_2.jpeg現地での一コマ。写真右が石原さん。