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  • 教員紹介
  • 学科長:竹本 知行

    同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程にて「日本政治史」を専攻。長州生まれですが、上洛して約30年、經世濟民の學を修めるとともに蘭學の修業もしました。2006年、大村益次郎研究で阿南・高橋賞受賞(軍事史学会)。2008年、博士(政治学)。同志社大学法学部助教等を経て、2020年4月より現職。

日本政治史、明治維新史、政治学

政治学関連科目を中心に担当します。私の専門は日本政治史という分野です。これは権力関係を中心に見た日本の近代史です。あらゆる出来事の記録はそのままでは「歴史」にはなりえず、歴史叙述とは出来事相互間の脈絡を求める営みともいえます。そして、歴史について学び、そこから何らかの教訓を導き出そうとするならば、その時々で真剣に生きた先人に対する謙虚かつ冷静な態度がなくてはならないと考えます。私は自身の研究においても、「当時の人はなぜその道を選んだのか」という「問い」を重視しています。同時代的視点に立って初めて歴史が生きたものになると考えているからです。

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  • 「人間は政治的動物である」(アリストテレス)とは、しばしば引用される言葉です。そして、古代ギリシアの時代から今日に至るまで、人間は協調と共同と競争に生きる「政治的動物」であることをやめていません。
    英国の歴史家ジョン・ロバート・シーリーは「歴史は過去の政治であり、政治は現代の歴史である」という有名な言葉を残していますが、「今」の政治が「過去」の歴史による拘束を受けるように、「今」の政治はやがてそれ自体が歴史となり「未来」を規定していきます。 「過去」を知ることは、「今」を理解し、「未来」を語ることの出発点です。
    講義では、先人たちの政治的営みの足跡を謙虚に追うことを通じて、歴史を共有し、そこからわれわれが進むべき道について皆さんと議論していきたいと思います。
  • 安東 直紀

    京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻修了。旧建設省道路局・旧国土庁計画調整局・京都大学安寧の都市ユニット・宮津市役所を経て2019年4月より安田女子大学に着任。まちづくりの理論研究と行政での実践経験を元に教育・研究活動に取り組んでいる。

まちづくり論、公共政策、交通工学、土木計画学

公共政策とまちづくりに関連する講義を担当します。公共政策とは、社会全体に影響のある課題に対して、行政機関のみならず住民や民間組織が行う公共的な政策全般を指します。その中には「まちづくり」も含まれますが、これら公共政策は全て住民の生活の質を向上させることが究極的な目的です。そうした場合、住民の生活の質とは何か、どうすれば生活の質が向上させられるのか、について考えることは公共政策の根源的課題であると考えられます。そのような本質的な問いを常に置きながら、具体的な事例を元に一般的な課題解決手法を探索していきます。

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  • みなさんも「まちづくり」という単語を目にしたことがあると思います。でもこの「まちづくり」、一体何のこと?と聞かれるとうまく答えられないのではないでしょうか。「まちづくり」は単に道路や河川、施設を整備することではありません。では一体「まちづくり」とは何でしょうか?その答えを安田女子大学公共経営学科で一緒に探していきましょう。
    まちの元気は私達一人ひとりが力を合わせて、自分たちの手で作り出すものです。「まちづくり」に携わり、将来リーダーとなる人材を育てることが安田女子大学公共経営学科の使命です。
  • 折本 浩一

    日本体育大学大学院体育学研究科体育方法学専攻修了、体育学修士。呉工業高等専門学校と近畿大学呉工学部で非常勤講師を勤め、1980年に安田女子短期大学家政科専任講師として着任。以来、健康スポーツ部門の授業を担当し、生活科学科、大学・日本文学科、人間科学科、生活デザイン学科を移籍しながら現在に至ります。近年では、授業でのボランティア活動を含めて学生と伴に、地域貢献に努力しています。

生涯スポーツ論、野外活動、ボランティア活動の実践研究

生涯スポーツを研究テーマとしています。主に「レジャー・レクリエーション」が地域活性化に貢献することを検討しています。地域活性化については、ボランティア活動やいろいろなスポーツとの関わりについて現地実態調査をしたり、プロジェクトを組んだりしています。また、視野を広げるために他ゼミ、他大学と合同ゼミのフィールドワーク等も実施しています。

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  • 新型コロナウイルス(COVID-19)によって、新しい生活様式が始まり、これまでの行動が規制を余儀なくされています。例えばスポーツは、競技すること自体が新しい行動を求められています。スポーツを通じて、人間としての豊かさを享受してきた私たちは、我が国の少子高齢化社会において、これからどの様に対処していけば良いのでしょうか?その課題を一緒に検討していきましょう。
  • 幡新 大実

    東京大学法学部憲法ゼミの出身。イギリス留学中に国際平和・安全保障に関する国際関係論の研究で博士号と法廷弁護士の資格を取得し、帰国後留学経験を活かした比較法制史研究とともに、前任校では、人権教育に携わってきました。生まれ育ちは京都市です。父の出身は鳥取県西伯郡成実村(現米子市)です。日本再生は地方から。地球規模で考えて、身近な地域で行動する。モットーは、環境、伝統、自由。

基礎法学、法制史、憲法、国際関係論(英国学派)

1.主権、つまり誰がこの国の主か、その統治権は誰の意思に由来するのか。これは民法的には委任や信託の問題として捉えられますので、委任や信託の事務処理報告責任(アカウンタビリティ)を憲法に応用した制度の比較法制史的研究をしています。2. 平和のためだからといって自衛権まで否定する法理はあるのか。国際関係・国際組織の実証的研究を土台に、人権としての平和的生存権を保障する国の責任規範とは何かを比較法制史的に研究しています。3.基本的人権の尊重の原点に遡り、市民的自由と法の適正過程の法制史研究を進めています。

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  • 日本の戦後の歩みの行き着く先は、少子高齢化による民族の高齢化と老衰死なのか。みなさんの憲法、行政法、地方自治法の学びのお手伝いとともに、国の将来についても一緒に考えていきたいと思います。移民労働力に依存した国にするのか。江戸時代の人口は三千万人だったのだから、江戸時代に戻せば良いのか。それとも?今、明治維新や昭和の戦争と被爆にも劣らない大きな時代の転換点を迎えています。故郷の衰退をただ指を咥えてながめるのか。子孫のために、今、何をなすべきなのか、しっかり考えて行動するのか。法律という道具の使い方は、そういうみなさんの意思によって決まってきます。
  • 三井 正信

    京都大学法学部卒業後、住友金属工業(株)勤務、京都大学大学院、京都大学助手、広島大学助教授、同教授、同名誉教授を経て、2023年9月に本学に着任しました。労働法(ワークルール)をあらゆる分野にわたって研究しています。弁護士登録も行っています(広島弁護士会所属)。理論と実務の架橋にも力を入れています。

労働契約法と労働団体法の基礎理論、フランス労働契約理論、労働法の現代的課題

若いころはフランス労働契約理論を歴史的経緯も踏まえつつ体系的に研究していました。これは『フランス労働契約理論の研究』という著書に結実しました。その後、わが国の問題にも視野を広げ労働契約法と労働団体法の基礎理論の研究に打ち込んできました。前者は『現代雇用社会と労働契約法』という著書に結実しました。それと並行して、変化の激しい雇用社会を見据えてデジタル給与払いなど労働法の新たな問題についても意欲的に研究を進めています。また、弁護士に対する労働法教育や学生・一般に対するワークルール教育にも力を入れ、そのためのテキストである『ワークルールの基礎』を執筆しました。

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  • みなさんはいずれ社会に出てワーキングライフを送ることになると思います。それ以前でもアルバイトなどで雇用社会で働くケースが多いと思われます。私が研究している労働法はワークルールや雇用社会の法とも呼ばれ、われわれが雇用社会で安心して快適にワーキングライフを送るためのセーフティーネットを構成しています。したがって、労働法は雇用社会で生きるための重要なガイドマップ兼ツールであり、その知識の修得は必須のものとなっています。現在、学界、法曹界、政界では社会に出る前の高校生や大学生に対する、そして一般に対するワークルール教育の必要性が認識され、ワークルールの普及に向けて大きなうねりが形成され動き出そうとしています。ぜひとも皆さんも一緒に労働法を学んでみましょう。
  • 八城 年伸

    広島大学経済学部卒・同大学在学中より、秀和システムトレーディングをはじめとした出版各社にてテクニカルライターとして書籍や連載記事の執筆活動に従事する。福山通運事務職を経て、広島大学経済学部助手に就任。同大学社会科学研究科マネジメント専攻修了後、2002年に安田女子短期大学着任、2005年に安田女子大学に転籍。

情報学、経営学、経営マネジメント、知的財産、交通経済学

統計を元にしたデータサイエンスに関する科目を担当しています。データサイエンス分野においては、PythonやRなどのプログラミング言語を用いた解析を行うこともありますが、プログラミングが主となり、肝心のデータ処理が不十分なままに終わることも珍しくありません。そのため、Excelを用いることで、理解しやすく、さらには社会においても即戦力となれることを目的にしています。
また、複数の分野が関係した学際領域の指導経験が長く、起業による地域創生や、交通を主とした地域振興にも関わっています。

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  • 人口減少が問題となっている昨今において、転出が多く、全国平均以上に減少が深刻な問題となっている地域が幾つかあります。それらの多くは、働く場所がないなどの理由があるとされていますが、現在のIT社会においては、旧来の地理的制約を受けないビジネスが可能になっています。ITビジネスを用いて地域活性化に取り組んでみませんか?
    これまでITビジネスをはじめとしたビジネスプランコンテストにおいて、50チーム以上の指導を行い、40以上の賞を獲得してきました。3度の全国大会への出場も果たしています。一緒に地域活性化について考えてみませんか。
  • 山田 貴子

    北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻修了(教育学修士)。札幌市内の公立中学校で国語科教諭として10年間勤務。生徒指導・教育相談・進路指導を担当。北海道教育大学教育実践総合センター教育臨床相談室共同研究員、同大非常勤講師、広島修道大学学習アドバイザーを経て、2016年4月より安田女子大学に着任。公認心理師。

国語教育学、心理教育、学習支援、ピア・サポート

日本語文章表現・口頭表現を担当します。労働人口の減少に伴い、AI(人工知能)やRPA(事業プロセス自動化技術)による定型業務の自動化・効率化が進められています。こうした情報技術の進歩によって、仕事だけでなく私たちの生活も格段に便利になってきています。しかし、人の複雑な感情を察知し理解し合うこと。比較・検討をしながら「最適解」ではなく「納得解」を生み出していくこと。それらは、私たち人間にしかできない特別な能力です。グループ・ディスカッションやプレゼンテーション、小論文指導を通して、論理的かつ批判的思考力を鍛えるとともに、豊かで美しく繊細な日本語を実用的場面で使える力を伸ばしていきます。

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  • 公務員(行政)を目指す多くの学生が「自分を育ててくれたまちに恩返しがしたい」「住民の生活基盤を守りたい」「ここにずっと住み続けたいと思ってもらえる豊かなまちづくりに携わりたい」という志望動機を語ってくれます。「誰かを幸せにしたい」という願いを叶えるためには、まず自分自身の幸せを実感していることが必要です。「幸せ」の定義は人それぞれですが、幸せの見つけ方はこの安田女子大学で学ぶことができます。大学の授業はもちろん、部活動やサークル、ボランティアといった課外活動にも積極的に参加し、人とのつながりの中で生きていることをぜひ体感してください。
  • 成 鎮宇

    韓国外国語大学東洋語学部卒業・同大学国際地域大学院日本学科政治専攻修了後、文部科学省国費留学生として2015年に渡日。京都大学大学院法学研究科法政理論専攻修了(法学博士)。同大学の特定研究員・助教等を経て2025年4月より安田女子大学着任。

政治学、行政学、公共政策

行政学に関連する科目を担当しています。行政は、私たちの社会に不可欠な存在です。日頃のごみ収集や道路の整備、保育施設の運営といった目に見えるところだけでなく、災害への備えや福祉制度の設計、財政運営など、普段は意識しにくいところにも、行政は深く関与しています。授業では、理論と事例の両方に注目しながら、行政の役割と仕組みについて、幅広く考察していきます。

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  • 皆さんは「行政」や「政策」という言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべますか。もしかすると、自分とはあまり関係ない遠い存在のように感じるかもしれませんが、これらは私たちのすぐそばにあります。皆さんが学校で安心して勉強できることも、きれいな道を歩けることも、友だちと楽しく買い物できることも、じつは行政の働きによって支えられているのです。行政学は、社会の仕組みを理解し、私たちの暮らしをより良くする力を身につける学問です。そして何より面白い学問でもあります。身近な話題から、いま私たちが生きている社会について一緒に考えてみませんか?
  • 江濵 陽介

    京都大学文学部人文学科にて「哲学」を専攻。卒業後、京都大学大学院教育学研究科にて「教育学」を専攻し修了(教育学修士)。非常勤講師として各地の大学や高校等で指導を担当したのち、2026年より安田女子大学に着任。

哲学、教育学、社会学、国語教育、アカデミックリテラシー

国語に関する演習、アカデミックリテラシー、社会学、公共哲学、公共経営に関する演習、公共政策に関する演習などを担当します。まずは私たちが人間として豊かに生きていくうえで必要不可欠な言葉の力を養うことから始めましょう。そこから、大学生のうちに身に着けておくべき様々な能力を涵養すると同時に、社会や公共性に対する理解も深めていくことで、大学卒業後の人生を一人一人が豊かに生きていくことのできる基盤を作っていく。そのお手伝いができたら教員としてそれ以上の幸せはありません。一緒に頑張っていきましょう!

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  • ヒトが言葉を習得して人間になる以上、言葉に関わる諸々の力は生きていく上でとても大切なものです。例えば、ある人やある事柄に自分が何かを感じたり考えたりするとき、人は知らず知らず言葉の枠組みを通して感じたり考えたりしているのです。つまり、言葉の力が不足しているところでは、感情や思考も貧相になってしまう。これはよく考えたら恐るべき事態なのですが、こうした観点から言葉の重要性を本質的に理解できている人はそれほど多くないようです。みなさんには、一つ一つの言葉との出合いを、自分自身の人生に直結するものとして大切にしてもらいたいと思っています。そして、習得した言葉を通じて豊かな感情や思考を養い、ひいては生の豊かさを存分に享受できる人生を歩んでいきましょう。草木は光を浴びて育ち、人は言葉を浴びて育つのです。

教員・研究テーマ

  • 氏名職名研究テーマ学位
  • 竹本 知行教授(学科長)政治学、日本政治史、明治維新史博士(政治学)
  • 安東 直紀教授まちづくり論、公共政策、交通工学、土木計画学博士(工学)
  • 折本 浩一教授生涯スポーツ、ボランティア活動修士(体育学)
  • 幡新 大実教授市民的自由の起源、アカウンタビリティの仕組み博士(政治学)
  • 三井 正信教授労働契約法と労働団体法の基礎理論博士(法学)
  • 八城 年伸教授情報教育、交通経済学、地域再生修士(マネジメント)
  • 山田 貴子准教授国語教育学、心理教育、学習支援、ピア・サポート修士(教育学)
  • 成 鎮宇講師政治学、行政学、公共政策博士(法学)
  • 江濵 陽介助教哲学、教育学、社会学修士(教育学)