安田の伝統
創立者安田リヨウの、今に伝わるさまざまな教え
戦前、戦後の混乱の中、「教育は、有為な人を育てて社会に送り出すのが目的」という思いのもと、確かな教育理念「人格の完成を目指して、学術や技能を磨き、徳性を身につけ、いかなる境遇にあっても、女性らしい柔しさと、剛い意思をもって、社会に貢献できる心身ともに健全な教養ある女性を育成すること」を掲げ、安田学園を育ててきた創立者・安田リヨウ。その教えは社会ではもちろん、家庭の中でも役立つ、女性としての教養・技能と多岐にわたります。建学の精神や伝統が息づく取り組みは、時代を超え、形を変えながら今日まで続いています。
制服
さまざまなシーンで活躍する安田の制服
安田学園創立後の1918年に初めて校服が制定されて以来、いまも本学には制服制度が続いています。学園訓「柔しく剛く」に基づき、強い意志と優しさを兼ね備えた女性をイメージしてデザインされており、本学の伝統や学風を感じさせながらも、新しい時代の感覚を取り入れています。入学式や卒業式などの式典、公式行事には制服を着用します。また、教育実習やインターンシップ、就職活動ではリクルートスーツとして、さまざまなシーンで活躍しています。身だしなみを整え、清潔であることの大切さを教えた安田リヨウの考えは、今も続く制服に表れ、社会からも評価されています。2024年度からパンツスタイルを導入し、スカートとの選択ができるようになりました。