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  • 学生の声

在学生メッセージ

大学での経験や学びを大切に

4年

田村 陽奈さん

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私が安田に入学しようと思った理由は、総合大学で、看護学以外の科目も学べることと、オープンキャンパスに行った際に、施設や演習室が綺麗で、明るい雰囲気の中で学べる環境に魅力を感じたからです。看護学科では、大学4年間で看護師に加えて保健師・助産師をめざせるコースがあり、希望者は2年次にカナダ研修に行き国際看護を学ぶこともできます。また、栄養学、薬学、心理学といった看護に関係する科目を学ぶことができ、視野を広げることもできます。


私は、オリエンテーションセミナーという本学の伝統的な新入生を歓迎する行事の企画・運営を行うオリゼミ委員を務めました。オリゼミ委員は、新入生が大学生活に適応していく方法を見出すための手助けをします。私が担当した時は、コロナ禍で行動に制限が多く大変なこともありました。しかし、オリゼミ委員として活動したことで、共に助け合える友人や先輩、後輩ができ、何よりも大きな達成感と楽しさを感じ、充実した大学生活を送ることができました。


また、3年次には半年間の臨地実習がありました。心身ともに苦痛や不安を感じられている患者さんから「ありがとう」「心が軽くなったよ」などの言葉を頂き、もっと患者さんのためにできるようになりたいと感じました。私は、患者さんが安心して療養生活を送ることができるよう知識と技術を深め、患者さんの心身の苦痛に寄り添い、優しい声掛けができる看護師をめざしたいと思っています。(2023年6月取材)

予防的な視点で人々の健康を支える保健師を目指して勉強中です。

3年

中島 菜月さん

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私が保健師を目指したきっかけは、高校3年生のとき、行政の保健師の方とお話する機会があり、保健師は病気を予防的な視点で捉え、地域の人々と直接関わりながら、健康な生活を支えることが出来ると知ったことでした。そのような時、祖母が病気で倒れ、病気は未然に防ぐことが大切だと感じ、予防医療に興味を持つようになりました。


大学生活は学業面・生活面共に充実しています。大学2年生では、大学祭実行委員会に所属し、大学祭を訪れてくださった方々に楽しんでもらえるように準備をしました。学年や学科を問わず様々な学生と交流することができ、コミュニティの場が広がりました。


大学3年生としての1年間は専門領域の知識や技術について学びを深めました。看護学臨地実習では、COVID-19のために学内実習への変更を余儀なくされましたが、患者に必要な看護をアセスメントし、計画を立て、実施しながら実際の現場での看護について学びました。


大学4年生からは保健師養成課程における公衆衛生看護学臨地実習や卒業研究が始まります。残りの大学生活では看護師と保健師の国家資格取得のために仲間と勉強に励み、より専門的な知識を身につけていきたいです。そして、将来、自身が育った地域のまちづくりに貢献し、地域の人々から頼られる保健師になれるよう学んでいきたいです。(2021年取材)

助産師として生命の誕生を支える仕事がしたいと思っています。

3年

宮本 一華さん

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私は中学生の頃から人の役に立ちたいという思いがありました。また、医療的なことにも興味があったため、看護師になりたいと思い看護科を選びました。授業では人体の解剖や疾病を始め看護技術や看護の倫理、心理学など多くのことについて学ぶことができました。これらの学びを踏まえて挑んだ実習では学校の授業だけでは学べないことを多く学ぶことができました。また、患者さんと関わることの楽しさややりがいを見つけることもできました。


私は中学生の時から看護師を目指していましたが高校の先生の「産科は唯一入院しておめでとうと言えるところ」という言葉から助産師に興味を持ち始めました。おめでとうと言える事ばかりではありませんが、生命の誕生という瞬間に立ち会えることに興味が惹かれました。また、大学の授業で母性看護を学び、助産師になりたいという思いが強くなりました。現在は助産課程に進み助産師と看護師の国家資格を取得するために頑張っています。(2021年取材)

確かな知識と技術、そして、豊かな人間性を兼ね備えた看護師を目指して学んでいます。

2年

尾上 奈々美さん

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私は、総合大学で「共通教育科目」が豊富であることと1年次から臨地実習があることを知り、安田女子大学看護学科への進学を決意しました。1年次の夏には、初めて臨地実習を経験し、看護師が働く場のイメージを持つことができました。特に、患者さんの個別性を考えて看護する難しさを知り、臨地実習以降は臨床現場を意識して学習を進めるようになりました。


入学当初は、専門的な用語を使った授業が難しいと感じましたが、安田女子大学は学習環境がとても充実しています。私はグループスタディルームをよく利用し、友人と一緒に自己学習をして理解を深めています。また、チューターの先生がいらっしゃるので、学習や大学生活で困ったことがあれば気軽に相談することができます。


今は、看護師国家資格を取得できるように日々学習しています。患者さんのニーズにあった看護を行うだけでなく、患者さんの変化に気づき、細かな点まで心配りができる看護師になるためにも、積極的に学び、基礎的な知識と技術を身につけていきたいと思っています。(2021年取材)

安心して学べる環境で、患者さん一人ひとりと向き合える看護師を目指しています。

2年

藤恵 帆乃香さん

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私は、中学生の頃より看護師への憧れを抱いていました。そのような思いのなか、高校生の時に臨床で看護体験ができる機会があり、その体験で看護師になることを決意しました。本学を選んだのは、オープンキャンパスで先輩方の明るい雰囲気や充実した施設に魅力を感じたからです。


授業には専門分野だけでなく、学部を超えて幅広く学べる共通教育科目があります。このような様々な分野に触れて疑問を持つことが、学びを深めるうえで良い刺激になっています。さらに、ものの見方や考え方を少し変えることでひとつのものには違う側面があることに気づきました。このように、ひとつのことを別の視点から捉えることができ、学ぶ楽しさを実感しています。


1年次の「基礎看護学臨地実習Ⅱ」では、初めて患者さんを受け持たせて頂きます。実習は不安や緊張の連続でしたが、実習施設の看護師さんや先生方の熱心かつ丁寧なご指導のおかげで乗り越えることができました。受け持たせて頂いた患者さんと信頼関係を築くことができたことが、学習意欲の向上に繋がっています。


今は日々の学びを大切にしていきながら、目の前の患者さんに何ができるかを自ら考えて行動できる看護師を目指し、学生生活を送っています。(2021年取材)

患者さんに信頼される看護師を目指して学んでいます

1年

古城 舞子さん

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私が安田女子大学に入学を決めた理由は、本学は総合大学であることから、ほかの学科とのつながりができるからです。栄養学やビジネス学など一見看護に関係のなさそうな学問も共通教育科目として学ぶことができるため、広い視野を持って看護を学ぶことができます。さらに、本学では看護師だけでなく保健師や助産師も目指すことができます。私は助産師になりたいと考えていたため、4年間で助産師の資格取得を目指せることは入学を決める大きなきっかけになりました。


今年は新型コロナの影響で入学当初は学生同士が関わる機会が少なく不安な部分もありましたが、看護学科ではグループワークやペアでの実技演習が多いため、みんなすぐに打ち解けることができ学生同士の仲が良いです。また、学内の施設がとても充実しているため病棟に実習に行けなくても専門的な技術を身に着けられることも、安田の良いところです。


授業は専門的で覚えることも多く大変ですが、実際に病院で働かれていた先生方が実例などを用いて分かりやすく教えてくださるので、看護師として必要な知識が学習できます。今はまだできることは少ないですが、4年間でしっかり看護師としての知識や技術を身に着け、患者さんに一番近い存在として力になれる看護師になりたいと考えています。(2021年取材)

同じ目標を持った仲間と夢に向かって頑張っています

1年

村田 百霞さん

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私が安田女子大学に進学しようと思った理由は、国家試験の合格率が高いこと、私立大学ならではの、学びをより深めてくれる環境が整っていることからです。さらに総合大学であるため、様々な価値観や将来像を持つ学生たちと交流する機会があり、自分の成長に繋がると思ったからです。


安田女子大学には、先生が勉強や大学生活に関する相談に応じてくださる「チューター制度」が整えられています。先生が学生にしっかり寄り添ってくださるため距離が近く、あたたかいと感じられる環境です。また、オリエンテーションセミナーといった伝統的な活動は、学年を越えた繋がりも強くし、先輩方が実習や講義内容などについてアドバイスをしてくださるので、仲間とともに看護師や助産師、保健師などといった夢を目指して学べる環境でもあります。現在私は、その活動に参加しており、新一年生が大学生活という新しい環境に適応していくことが出来るように様々な企画を準備しています。


授業では、本学の特徴である「まほろば教養ゼミ」で行われるマナー講座において、将来社会人として必要になる基本的な礼儀作法を学ぶことができます。このマナー講座で学んだことは、患者さんとのコミュニケーションにも生かすことができます。看護の専門科目である「生活援助方法論」では、実際にユニフォームを着て学生同士で血圧測定や注射の技術などの演習を行い、基本的な看護技術や援助方法について学びます。これからの実習や就職後に生かすことが出来るよう熱心に取り組み、課外時間には自主トレーニングも行っています。


また、私は安田女子大学赤十字奉仕団に所属しており、主に献血ルームの呼びかけなどのボランティア活動をしながら、将来どのように医療に携わるかを考えています。多くの人に献血に興味を持ってもらい、助かる命を増やしていく手助けをしていきたいと思っています。


看護を目指す高校生の皆さん、国家試験合格という目標を持つ仲間とともに、安田女子大学で素敵な大学生活を送ってみませんか。(2021年取材)

卒業生メッセージ

看護師として働いている今、大学時代を振り返って感じたこと

神戸大学医学部附属病院 7階南病棟(心臓血管外科)

石原 菜穂さん(写真左)

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私は看護学科2期生として入学し、現在は看護師として働いて5年目になります。私の入学当初はまだ卒業生がおらず、国家試験や就職活動についての不安がありました。ですが、様々なキャリアをお持ちの心強い先生方からご指導をいただいたことで、その不安は徐々に軽くなっていったことを覚えています。


看護の勉強は量も多く忙しい日々でしたが、オリゼミ委員として活動したことで、今でも支え合える仲間に出会うことができたのは、私の中での財産になったと思います。3年生の時は特に、演習の予習と復習に追われる中で、オリゼミの準備をするのは本当に大変でした。現在、看護師として働く中で毎日、多重課題に追われていますが、あの時の経験がとても役に立っていると思います。タイムスケジュール管理や、優先順位の付け方、なにより自分だけで抱えず周りに頼ることを経験しておくと、働く上でとても役に立ちます。


私は4年間、脳神経外科で勤務し、現在は心臓血管外科に異動して働いています。慣れた環境ではなく新たな環境に身を置くことは不安もありますが、チャレンジすることで気づくことがたくさんあります。新たな知識を身につけることができるだけでなく、患者さんから命をかけて教えていただくこともあります。学生の皆さんには色々なことにチャレンジし、助け合える仲間を作り、たくさん勉強し、たくさん遊んでほしいです。社会人になってその仲間や思い出に助けられる時が来ると思います。(2023年取材)

上の写真右に写っているのは、配属された病棟でプリセプター(先輩看護師)として指導してくださった看護学科の先輩です。出身大学が同じことに加え、先輩もオリゼミ委員だったことが分かり、すぐに打ち解けることができました。オリゼミの繋がりや経験が職場でも活きています。

誰かを手助けできる日々にやりがいを感じています。

広島大学病院 SICU 看護師

加藤 明日香さん

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私は現在、広島大学病院のSICUで看護師として働いています。SICUは外科系集中治療室のことで、主に侵襲の大きな手術後の患者さんが入室されています。術後患者さんの全身状態を管理し、一般病棟に転棟できるまでの援助を行います。


SICUに入室されている患者さんは術後の超急性期で重症の方も多いため、日々緊張感と責任感をもち、五感を使って患者さんと関わることを意識して働いています。バイタルサインの変化だけでなく患者さんの身体や表情からも異常を早期発見できることが大切であるため、少しでも多く自分の目で見て触れて話すようにしています。入室する診療科も幅広く、人工呼吸器や補助循環など取り扱う機器も多いため、日々の勉強量も多くて大変だと感じることもあります。しかし、入室時は全介助だった患者さんが退室する頃には歩く姿を見て、集中治療室でのやりがいを感じています。


大学での4年間は授業や課題、実習など大変でしたが友人と楽しい時間を過ごすこともでき、とても充実した日々でした。先生方や友人、家族の支えのもとたくさんの学び、経験をすることができたからこそ、今看護師として誰かを手助けできる日々を過ごせているのだと感じています。今後も大学時代に培ったことを糧に、日々成長していけるように頑張っていこうと思います。(2022年取材)

どんなことでも相談できる町の保健師を目指して日々勉強中です。

安芸太田町健康福祉課 保健師

中村 弥生さん

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私は、安田女子大学から車で一時間ほど北西に進んだところに位置する安芸太田町で保健師として働いています。部署は高齢者の方を担当する地域包括支援センターです。町の高齢者の方が地域で元気に生活できるように行事を催したり、訪問を行っています。


保健師として働くようになり感じたことは、座学と実際の現場は全く異なるということです。とはいえ座学が無駄ということではなく、座学が土台となり、身についているからこそより現場で動けるのだと感じます。


例えば住民の方に健康講座を行うとき。高齢者の方へ習ったことや知っていることをそのまま伝えても、専門用語を使いすぎると分かりにくいですし、そもそも「早口だと内容を聞き取れない!」、という方もおられます。そういったことが起こらないように、分かりやすく伝えるにはどうすればいいか?どんな順番・内容でお話しすると頭に残るか?など考えます。そのためには内容をしっかり理解しておくことが必要です。大学を卒業しても、いつまでも勉強熱心でいないといけないと思います。(上の写真でもっているのは住民さん向けの体操をまとめた自作のチラシです。分かりやすくなるように気を付けて作成します。)


これから保健師を目指す方も、迷っている方も、在学中に学ぶすべてのことが卒業後にいかされると思います。もちろん勉強以外のことも楽しんで、ご自分の糧にしていただけたらと思います。(2022年取材)

勤めている安芸太田町の「花の駅」にお花見に行った時のものです。

命の誕生に携わる助産師として母児のサポートをしています

独立行政法人国立病院機構福山医療センター 助産師

堀井 優花さん

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私は現在、独立行政法人国立病院機構福山医療センターの産婦人科病棟で助産師として働いています。妊娠から出産・育児に至るまでの母児のサポートをしています。


助産師の仕事は分娩介助がイメージとして大きいと思いますが、妊娠期や出産後の健康指導、乳房ケア、新生児のケア等も助産師の仕事です。命の誕生の瞬間に携わることのできる助産師の仕事はとてもやりがいが大きい一方で、私の判断1つで母児の命に関わる場面が多くあり、毎日緊張感と責任感をもって業務に取り組んでいます。


周産期センターとしてハイリスク分娩を受け持つことも多く、迅速な対応や判断等、先輩からのご指導を頂きながら励んでいます。日々勉強の毎日ですが、基礎となっている部分は大学時代に学び経験した知識や技術であると、現場に出て強く感じます。


大学4年間は日々の授業や課題に加え、演習・臨地実習等とても忙しく大変な毎日でしたが、友達や家族に支えてもらい、先生方にご指導いただき乗り越えることができました。


安田女子大学でこれから助産師を目指す皆さんも、4年間の経験を通して夢への一歩を踏み出し、助産師としての道を築いていただければと思います。(2022年取材)

学生時代の思い出

大学での学びが私の看護の基盤になっています。

県立広島病院 看護師

福井 紗蘭さん

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私は現在,看護師として県立広島病院で働いています。私の所属する部署は腫瘍科・呼吸器内科で,抗癌剤治療や病状の進行に対して症状緩和を行う患者さんが多くいらっしゃいます。患者さん1人1人の身体状況や社会的背景,退院後の生活などを踏まえて治療や日常生活動作の援助を行っています。


看護師として働くうえで,コミュニケーション力がとても大切だと考えています。初心を忘れず,相手の立場に立って考え行動すること,優しい声かけを行うことを心がけています。様々な状況の患者さんに日々関わるため大変ではありますが,患者さんの笑顔や「ありがとう。」「あなたが担当で良かった。」という言葉に,とてもやりがいを感じます。


大学卒業後も,日々自分の看護を振り返り学習を積み重ねていますが,大学時代の姿勢が社会に出てからも役に立っていると感じます。大学生活では,先生方や友人・家族の支えがあり多くのことを学ぶことができました。今後も大学での学びや,新しい出会いを大切にして努力していきたいと思っています。(2021年取材)

安田女子大学で培った看護観を大切にしながら、次の目標に向けて頑張っています。

香川大学大学院医学系研究科看護学専攻(修士課程)助産学コース

澁谷 真央さん

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私は、大学4年間の講義や実習を通して看護学についてしっかり学び、自分なりの看護観を身につけることができました。看護の基礎だけでなく、卒業研究では実習の際に感じた疑問について詳しく調べ、様々な知見を基に自分自身の考えを深めていくことの楽しさを知ることもできました。実習や卒業論文作成、看護師国家試験受験など大変な時期もありましたが、先生方の熱心なご指導と仲間との支え合いにより、乗り越えることができました。大学で同じ目標をもつ仲間と出会えたことは、今後同じ医療現場で戦う仲間との出会いでもあり、とても心強かったです。


また海外研修IEAPの看護プログラムでは、カナダの医療に関する授業や病院・施設の見学などを通して、他国と日本の違いを知るとともに、両国それぞれの良さを知る貴重な機会となりました。これらの経験を通して、大学卒業後の明確な目標を見つけることができました。


現在は、修士の学位と助産師国家試験受験資格の取得に向け、学習・実習・研究に励んでいます。学位と受験資格の取得を並行して行っているため、学部時代とは比較にならないほど多忙な毎日ですが、とても充実した日々を過ごしています。


将来は病院などの医療機関だけではなく、より住民に密着できる地域での活動を考えています。助産師が女性にとって身近な存在になることを目指して頑張っていきます。(2021年取材)

学生時代の友人達と。