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在学生メッセージ

幅広く多彩な授業をすべて英語で受講することができます。

4年生

福田 樹里亜さん

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小さな頃から英語が大好きで、大学では自分の英語力を徹底的に鍛えたいと考えていた私は、専門科目を含むすべての授業を「英語で学ぶ」ことができ、4年間の在籍の内に海外留学を経験することができるという点に魅力を感じて、英語英米文学科に入学することにしました。


この学科では、英語の4技能を鍛えるための授業、英語圏の文化や文学を学ぶ授業など、幅広く多彩な授業をすべて英語で受講することができます。またTOEICや英検対策ができる授業では、TOEICの試験を解く際のコツを学ぶことができ、実践形式の対策もすることができます。 私はこの授業のおかげで、大学二年次に、四年次終了時点の目標スコアであるTOEIC730点を大幅に超える点数を取ることができました。


さらに、半年間のアメリカ留学STAYSでは、様々な国から来た留学生との現地の大学での学び、ホストファミリーとの生活、日本では感じられない現地の文化や習慣など、肌で感じて目で見たすべてのものが新鮮で刺激的でした。自分の思いがうまく伝えられないことも多くあり悪戦苦闘する毎日でしたが、留学生の友達や現地の学生、ホストファミリーと日々関わっていくうちに、次第に自分の意見がしっかり伝わっている嬉しさを感じることができました。STAYSのおかげで、英語で自分の意見を伝えることの自信や、どんな環境にも柔軟に対応できるような度胸もついたと思います。


帰国後のTOEICでは850点を超える点数を取ることができ、自分の英語力向上を実感しました。最近では、広島国際映画祭のパンフレットの翻訳のお手伝いもさせてもらい、学内だけではなく学外でも自分の英語力が発揮できる機会を得ることができました。将来は、英語を使ってグローバルなステージで働き、世界の人々の日々の生活を支えることが出来るような仕事に就きたいと考えています。英語英米文学科での多彩な学びや先生方の手厚いサポートを通して、将来に向かって頑張っていきたいです。

(2021年取材)

STAYS中、着物姿で「成人式」のお祝いをしていただきました

「英語力を上げるなら安田だ。」

4年生

大束 桃花さん

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「英語力を上げるなら安田だ。」その言葉に背中を押されて、私は安田女子大学英語英米文学科に入学することを決めました。専門教育科目の授業はすべて英語で行われており、二年次に控えるSTAYS (半年間の留学プログラム)に向けて、まずは基礎的な英語力向上に取り組みます。高校時代までの「教科書上の英語学習」とは異なり、シャドーイングやディクテーションを通してより実践的なスキルが身に付きます。これに加え、様々な専門知識を持つ先生方が学生一人ひとりに対して丁寧な指導を施してくださるので、自分のレベルにあった学習に集中することも可能です。


二年次の後半には、一大イベントであるSTAYS に参加します。私はアメリカで貴重な半年間を過ごしました。英語学習は、それを使える環境に身を置くことで初めて本当の意味を伴うものになると私は考えます。実際に、様々な国から人が集まる環境に身を置くことで、これからの人生においても「大切なこと」に気付くことができました。


これらの過程を経て、私の英語力は飛躍的に上がりました。それは有難いことに数値としても現れており、三年次終了までに英検準1級を、更に、企業の採用や昇進の基準として日本で重視されているTOEIC では900点以上を獲得することができました。


この結果を聞いて、「学校以外で特別な活動をしているんじゃないの」と思われる方もいるかもしれません。しかし私は、特別なことは何もしていません。全てこの学科の中に備わっているからです。この学科に入って何を身に付けたいか、どういう人になりたいか、目標を持つことが一番大切だと思うのです。


学生生活も残すところ一年となりますが、この学科ではまだまだ多くの事を学ぶことができます。お世話になっている先生方へ感謝の気持ちを持ちつつ、更なる英語力の向上に努めたいと思います。

(2021年取材)

STAYS中に訪れたMattress Factory美術館にて

卒業生メッセージ

尊敬できる先生方と友人達に恵まれ、かけがえのない4年間を過ごすことができました

株式会社サタケ
広島県立呉宮原高等学校出身

上迫 愛奈さん

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私は、2020年に英語英米文学科を卒業後、東広島市西条町に本社を構える株式会社サタケに就職しました。現在は、エンジニアリング本部の設計部に所属し、海外向け穀物加工プラントの設計をしています。顧客の希望の仕様、処理能力に合うよう機種選定し、フローやレイアウトを考え図面を作成します。受注の決まった物件に関しては機械の出荷から引き渡しまでの工程がスムーズにいくようサポートも行っています。


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学生時代は「いつもすぐそばに英語がある」という言葉がぴったり当てはまるような4年間だったと思います。英語を英語で学び、身につけるために、とにかく英語漬けの毎日でした。しかし、先生方や友人のサポートもあり、それが苦になるわけではありませんでした。講義が終わると、コンビニ前のオープンスペースにクラスメートが次々と集まっていました。プライベートの話をする人、課題に追われる人、カップ麺をすする人、息が止まるのではないかと心配になるくらい笑い転げる人。各自が好き勝手なことをするけれど、誰かが悩みを打ち明ければ全員で相談に乗る。そのような日常がなつかしい思い出の土台になっています。社会人になった今、私が日々頑張ろうと思えるのは、あの4年間を共に過ごした仲間が国内外のそれぞれの場所で輝き、頑張っていると思うと背筋が伸びるからです。


英語を学ぶこと以外にも、大学時代に得たものはたくさんあります。尊敬できる先生方や友人たちとの出会い、自分自身と向き合う時間、留学で触れた新しい価値観や他者を思いやり受け入れる力など、英語英米文学科で勉強したからこそ経験できたことが、社会に出てからも自分の支えになってくれています。職場でも海外から来社される方に対応したり、アイスブレイクで会話をしたりする場面がありますが、英語は言語であり、想いを伝えるツールのひとつです。卒業後何年経ってもそのツールを使えていることは、英語英米文学科で英語と向き合った時間のたまものだと実感しています。


高校生の頃の自分自身を振り返ると、18歳で進路を決めなければいけないということが十分には理解できていなかったように思います。そのため、自分の中で唯一向き合えそうな学問が英語であり、それを自然と進路として選んだという感覚が強いです。つまり、「これこそわたしの進路だ!」という大層なものではなく、「英語ならできるかも」という直感に等しい感覚でした。そして今となっては、この直感は間違いなく正解だったと考えています。英語英米文学科では、尊敬できる先生方と友人達に恵まれ、かけがえのない4年間を過ごすことができました。今この記事を読んでくださっている英語英米文学科を目指す高校生のみなさんにも、そんな学生生活が必ず待っています。わたしは今でもたまに英語英米文学科の先生方のオフィスに顔を出しています。いつかそこで、この記事を読んでくださったみなさんに出会えるのを心から楽しみにしています。(2023年11月取材)

英語を学ぶことの楽しさ、人とのご縁を大切にする~私の人生になくてはならないもの~

株式会社たびまちゲート広島
比治山女子高等学校出身

荒谷 佳余子さん

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私は株式会社たびまちゲート広島の総務部で人事労務、研修の担当として働いています。


弊社は「たびとまちに新たな感動をお届けします」のキャッチフレーズのもと、従来の旅行事業 "たび" に加え、広島に賑わいを創出する "まち" 事業を行っています。「たびとまちづくり」という二つの事業を柱にして広島を活性化させる新しい旅行会社のカタチを築いています。


"たび" 事業では企画担当者が自信をもってお勧めする温泉やグルメなどの魅力満載のツアー、広島空港から離島などへ乗り換えなしで行けるチャーター便ツアー、クルーズ船一隻まるごとチャーターのツアー、留学ツアー、地域の文化や旬の食べ物などまだ見ぬ魅力を再発見するツアー、広島県内の学校の修学旅行など、さまざまな旅を手掛けています。


"まち" 事業では広島市平和記念公園レストハウス、ひろぎんHD本社ビル1Fの拠点運営(アンデルセンカフェ、セレクトショップ「BANCART」)、イベント企画と実施などを行っています。また、親会社の広島電鉄、中国新聞社、広島銀行と協力し、公募案件など新規事業にも進出しています。


また、『PEACE PARK TOUR VR』は、平和記念公園レストハウスを発着地とする着地型商品で、拠点を生かした賑わい創出を目指した取り組みです。被爆前から現在に至るまでの道のりをVRを通して体験するプログラムで、G7広島サミットの国際メディアセンターでも紹介させていただきました。


大学在学中の4年間はあっという間でしたが、英語を学ぶことの楽しさと人とのご縁を大切にするという、私の人生においてなくてはならないものの土台を作ってくれたのは安田での4年間であったと感謝しています。


旅行会社への就職を目指すために3年生の時に国家資格である「総合旅行業務取扱管理者」を取得(試験科目に語学(英語)あり)、また4年生の時には卒論の研究課題としてWilliam Wordsworthの詩を読み込んだことはとても楽しく、両方の学びを通じて英語を学ぶことの楽しさを感じた1番の時だったと記憶しています。


入社後は希望していた企画業務ではなく、経理の仕事を続け現在に至りますが、英語に携わることもあります。最近ではインバウンドのお客様向けに英文の旅行条件書を作成したり、旅行業界社員のための研修の講師をさせていただいています。そのために長い間お休みしていた英語の勉強も復活し、楽しく毎日勉強を続けています。


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また、チューターの先生とは卒業後20年以上もずっとやり取りがあり年に1回のお食事をしていました。友達とも近況を報告しあってお互い刺激を受けあって頑張っています。プライベートで訪れる旅先で現地の方たちと英語で話すことも楽しく、それが旅の目的の一つにもなっています。


私の人生には安田にいたころから現在に至るまで、とても素敵な方たちとのご縁と英語がつなげてくださるご縁に包まれています。また英語を学ぶことは私の人生にとても豊かな経験をもたらしてくれました。現在の仕事(人とかかわる仕事)にも活かされていると感じます。


今後も英語を楽しく学び、人とのご縁に感謝しながら安田の卒業生であるという誇りをもって日々の生活を大切に生きていきたいと思っています。(2023年8月取材)

4年間で得た英語力を活かして

株式会社キャステム
広島県立府中高等学校出身

牧 佳奈絵さん

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私は、地元福山市にある金属部品メーカーのキャステムに勤めています。入社から4年間は技術部に配属となり、試作品の立ち上げに携わる業務を行っていました。キャステムは現在、日本・フィリピン・タイ・コロンビアの4か国に工場があり、生産の9割が海外拠点です。そのため、現地スタッフとメールやチャット、ビデオ通話にて連絡を取り合う必要がありました。はじめは慣れない専門用語に苦戦し、うまく状況を読み取れない、伝えられないということが多くありましたが、関わり続けるうちに頼って連絡をくれる頻度が増えて、たわいもない会話もできるような関係性を築くことができました。


2023年5月より新規事業本部へ異動となり、B to C向け商品の営業を行っています。営業業務の一環として、展示会へ出展することも多く、その際には英語での対応が必要となる場面もあります。社内とのやり取りとはまた違った緊張感を感じながら、新鮮な気持ちで取り組んでいます。


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このようにメーカーに勤めていると英語を使う場面が多くあります。私は安田女子大学へ入学した当初、英語を使って仕事をするということを全くイメージできていませんでした。ですが、英語英米文学科での日々の授業のおかげで英語が日常の一部となり、異文化に触れることにとても興味を持ちました。また、STAYSでの経験を通して、英語で生活できたということへ自信がつき、本格的に英語を使って異なる文化と関われるような仕事をしたいという思いを抱くようになりました。そのため、STAYSから帰国後はより一層、英語学習に励むようになり、卒業までにTOEIC925点を取得することができました。安田女子大学は学習の環境が整っており、授業も興味深いものが多いため、4年間で入学当初想像もつかなかった英語力と幅広い視野を身に付けることができたと感じています。


今、自分のやりたいことが分からず不安な方もいるかと思いますが、私は自分が好きだと思うことに全力で取り組むことで、自然とやりたいことが見つかると思っています。皆さんも自分の好きなことを見つけて取り組んでみてください。(2023年7月取材)

素晴らしい経験とたくさんの素敵な出会いに感謝

グランドプリンスホテル広島
広島国際学院高等学校出身

河口 咲さん

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私は、2021年3月に大学を卒業後、グランドプリンスホテル広島に就職しました。様々な研修を経験し、宿泊部ロビーサービスに配属が決まり、2年ほど、ロビーサービスでの業務に励みました。ロビーサービスでは、ホテルの玄関口として、多様な目的でホテルに来られるお客さまをお出迎えするため、お客さまの目的を瞬時に理解し、対応する力が求められます。お客さまと接していく中で、ご要望に沿えなかったり、うまく対応ができなかったりすることもありました。その際は、上司や先輩方に助けていただき、失敗した経験から、その場で瞬時にお客さまのご要望にお応えする対応力を培うことができました。


また、2022年12月からは、クラブラウンジで働いています。クラブラウンジでは、高層階にご宿泊されるお客さまがゆっくりと安らげる非日常の空間を提供しています。クラブラウンジで、お客さまをおもてなしするにあたり、お客さまに感動していただける上質なサービスが提供できるよう、日々、精進しています。


そして2023年4月には軽井沢プリンスホテルで行われたG7外相会合、5月にはG7広島サミットの運営にも携わることができ、これまでの知識、経験を活かすことができました。プリンスホテルは、このような国際会議の主会場として選ばれることが多く、日々の仕事では経験することのできない、貴重な機会がたくさんあります。


大学では、2年次に参加した留学プログラムSTAYSで、カナダに行きました。高校の時から、留学に興味を持っていた私にとって、とても楽しみなものであり、少し不安もありました。ホームステイ先では、中国人、韓国人、ブラジル人の留学生も一緒に生活をしており、食事の際は一緒に食卓を囲んでいました。最初は、英語での会話についていくことができず、YES or NOの返事をすることに精いっぱいで、その現実にショックを受けたと同時に、少しでも話せるようになりたいという向上心も芽生えました。それからは、日本人と話す機会があってもお互い英語を使い、家では留学生と一日の出来事を話すことで、徐々に英語で意思疎通できる楽しさを感じるようになりました。STAYSでは、英語力はもちろんですが、自ら行動する自主性も身につけることができ、自分自身を変えてくれたものでもありました。


現在はコロナも落ち着き、ホテルでは外国人のお客さまや県外からのお客さまも多くみられます。外国人のお客さまにお声がけしたり、広島の観光スポットを提案したり、留学で得た英語力と自主性は働くうえで、とても役に立っています。


大学生活を通じて、たくさんの素敵な出会いに巡り合うことができました。現在、進路や就職活動で悩んだり迷ったりしている学生のみなさん、今しかできないこと、そして、日々のご縁を大切にして、自分のやりたいことをぜひ見つけて挑戦してみてください。(2023年6月取材)


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チャレンジする力をくれた英語英米文学科とSTAYS

神戸税関監視部
山口県立熊毛南高等学校出身

平田 愛咲子さん

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私は現在、神戸税関監視部に勤務しています。1年目は輸出や輸入される貨物の検査に特化した検査班に配属され、密輸等がないか日々検査をしていました。現在は貨物検査にかかる総括部門で、業務実績の集計や検査班への業務連絡などを担当しています。また、所属業務のほかに「関税技術協力」という、開発途上国の税関等を対象とした技術支援の業務にも携わっており、今年は外国税関職員が研修のため来日した際、アテンドとして受入業務のサポートをさせていただきました。初めてのアテンド業務でしたが、外国税関職員と臆すことなく、英語でコミュニケーションが取れたことは、英語英米文学科の留学制度であるSTAYSの経験があったからこそだと思います。


STAYSでは、初めての外国での生活に不安もありましたが、それ以上に刺激がいっぱいの毎日でした。限られた時間の中でより多くの経験をするため、大学内外の様々なイベントに積極的に参加し、たくさんの異文化に触れ、多様な人と交流することで世界中に友人を得ることができました。それまでの私はあまり積極的な方ではありませんでしたが、STAYSでの経験は私にチャレンジする力をつけ、大きく成長させてくれました。これは社会人になった今、とても役に立っていると思います。


また、大学時代に出会った人たちが私の宝になっています。STAYSから約5年が経過した現在も、ホストファミリーと定期的に連絡を取っており、彼らとの交流が英語学習を継続するモチベーションとなっています。英語英米文学科の先生方もいつもとても親身になって相談にのってくださいます。在学中はもちろんですが、卒業後もゼミでご指導していただいた先生に気にかけていただき、大変心強く、感謝しています。共に学んだ友人たちもそれぞれの道で頑張っており、くじけそうになった時、彼女たちの頑張りが私の支えになっています。安田女子大学で学んだ4年間は、私の人生の礎を築いた時間だったと言えます。


みなさんも英語英米文学科で素敵な人と出会って素晴らしい時間を過ごしてください。(2023年6月取材)


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Now or Never! 人生を変えたSTAYSでの出会い

株式会社キャリアデザインセンター
広島市立安佐北高等学校出身

本徳 瑞穂さん

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私は現在、株式会社キャリアデザインセンターのメディア情報事業部で法人営業に従事しています。主に、中途採用を計画している企業様に対し、『type』『女の転職type』への求人広告掲載のご提案を行い、採用成功に繋げるために日々奮闘しています。営業活動をするにあたって、商品知識はもちろんですが、コミュニケーション能力やお客様の立場に立つことが大切になってきます。「本徳さんに頼んでよかった」と言っていただけることを目標にお仕事をしています。


英語英米文学科では、語学能力の向上に加え、アメリカでの生活という貴重な経験をさせていただきました。2年次に参加した留学プログラムSTAYSでは、毎日が私にとってサバイバルでした。もともと英語が好きで自信があったのですが、実際に現地の人と話すと全く通じず、初日から心が折れました。大好きなカフェでも自分の名前すら聞き取ってもらえませんでした。すぐに日本に帰りたいと思いましたが、憧れていたアメリカ生活で悔しい思いをしたまま帰国したくないと自分自身を奮い立たせ、授業だけでなく、現地の人とコミュニケーションを取るために、積極的に外出しました。次第に生活にも慣れ、楽しいと思えるようになりました。


また、ホストマザーとの出会いは私にとって大きな出来事でした。彼女は母親であり、大学院生であり、セラピストでした。家庭、学業、仕事の全てに妥協することのない彼女の姿を見て、私もマザーのような素敵な女性になりたいと強く感じるようになりました。ホストマザーはいつも私に "Now or Never"と声を掛けてくれました。この言葉は社会人になった今でも心に残っています。ホストマザーとの出会いがあったからこそ、仕事でも私生活でも、「挑戦しないことには何も始まらない!」と行動に移せるようになりました。


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私にとってSTAYSを含めた英文科での4年間は、価値観を大きく変える期間だったと思います。アクティブで自分に芯を持っている英文科の友人たち、様々なバックグラウンドを持つ素敵な先生方、強くたくましいホストマザーとの出会い。全てが今の私に大きな影響を与えてくれました。留学で身につけた行動力や同級生の夢に向かって奮闘する姿を見て、私も頑張ろうと鼓舞されたのです。


現在の仕事における外資系企業様とのやり取りでは、見積もりやメールのやり取りで英語を使うことがあります。英語でのやり取りも抵抗なく取り組むことができています。これも、わたしが英文科で学んだ成果だと思っています。


この記事を読んでいる在学生や高校生のみなさんも、受験や就職活動など、人生の節目になるような時期には、迷うことも多いと思います。でも、人生は一度きり!楽しみながら挑戦してみてください!Now or Never!(2023年3月取材)

自分の世界を広げてくれた4年間

広島県公立中学校教諭
広島県立呉宮原高等学校出身

織田 なつみさん

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私は広島県内の公立中学校で英語教諭として働いています。教育する立場として、担当教科やその他の授業、校務分掌や担任業務などに日々勤しんでいます。


安田女子大学での4年間は、私を大きく成長させてくれました。私は英語が好きで、より高いレベルの英語習得をするために、安田女子大学英語英米文学科に入学しました。2年次後期に留学プログラムSTAYSに参加し、アメリカのピッツバーグ大学に5ヵ月滞在しました。はじめは異国の地での生活が不安でしたが、アメリカは多様性を育む社会なので、人々は文化的な差異を認めてくれ、それぞれの個性を尊重することや、その中で自分の考えや主張をしっかりと表現することの重要さを教えてくれました。私は現地の人々との交流を通して、自分の学んできた言葉が通じる喜びや文化や考え方の違いに触れ、日々挑戦することの楽しさを感じることができました。


教職課程の授業では、仲間と切磋琢磨しながら、授業の仕方や教育について学ぶことができました。英語英米文学科での学びは、それまでの考えや価値観を広げることにつながりました。これらの経験を生かして、生徒によりよい英語学習の機会を与えること、外国語習得から広がる将来の可能性について楽しく伝えられるよう、これからも教育に携わり、頑張っていきたいと思います。(2023年5月取材)


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STAYSを通して見つけた進路

The Japan-America Society of Pennsylvania
安田女子高等学校

児島 早紀さん

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私は2022年3月に英語英米文学科を卒業後、同年12月からアメリカペンシルバニア州のピッツバーグにあるThe Japan-America Society of PennsylvaniaというNPO団体でインターンシップをしています。この協会は、日本の芸術や文化を促進するプログラムを通してペンシルバニア州を日本のビジネスや日本人駐在員、その家族にとってより魅力的にする基盤を作るための機関です。私はNPOのオペレーション、ファイナンス、コミュニケーション戦略を学んでいます。仕事内容は主に、ファンドレイジング(資金調達)のための企画関連のプロモーションで、メンバーやスポンサーに送るニュースレターの作成、イベントサイトやSNSへの情報の掲載、ウェブサイトの編集、ターゲットを絞ったメールリストの作成、社外の方々とミーティングや連絡などを行っています。NPO団体なのでドネーション(寄付)を募るメール作成や助成金の申請書の作成などの業務も行います。


私は英語英米文学科の留学プログラムであるSTAYSではピッツバーグ大学に留学をしました。滞在中は、ピッツバーグ大学の学生でなくても誰でも参加できる読書サークルに出席していました。そこで出会った女性に卒業後アメリカでのインターンシップを考えていることを相談したところ、彼女がエグゼクティブ・ディレクターを務めるこの団体を紹介していただきました。私は国際協力の分野に元々興味があったことから、私はこのインターンシップに参加しようと決意しました。そして彼女が現在私の上司として毎日仕事を教えてくださっています。今思えば、当時このサークルに参加していなければ今私はここで働いていなかったと思います。ちなみにこのサークル活動には今では主催側として参加しており、サークル内で読むニュース記事などを私が選んでいます。沢山の記事を読む中で、英語で話せる話題のジャンルが広がることや、参加者の皆が議論し合える話題を選ぶことにやりがいを感じて楽しみながらやっています。


卒業生の声|英語英米文学科(MLBのパイレーツのホームグラウンドであるPNC Parkを背に)


私は小さなころから元々英語を真剣に勉強しようと思ったことすらありませんでしたが、安田女子高校1年の時に、母に「絶対役に立つから」とほぼ強引にニュージーランドに短期留学を勧められて以来、いつしか海外で働くことが夢になっていました。そしてSTAYSに魅力を感じて安田女子大学の英語英米文学科を選びました。


STAYSを通して交友関係や考え方が180度変わり、国際的な視点や課題解決力が身についたと思います。興味の範囲も大きく広がり、多方面に知識を広げることができました。アメリカで生活することで、日本と異なる制度に疑問を持ち、国際情勢や政治に興味を持つきっかけにもなりました。また、異なるバックグラウンドを持つ多くの友人たちとの出会いから、価値観の違いを受け入れ相手への理解を深めようとするマインドセットが自然と身についたと感じます。STAYSは英語力だけではなく、一人の人間としての奥深さを与えてくれました。


私が今アメリカで好きなことを学べているこの環境は、キャリアに関する相談にいつでも親身に乗ってくださった英語英米文学科の先生方、学生生活の中で出会った尊敬する友人たちや私の進路を応援してくれる家族の後押しに恵まれて成り立っています。そのことに感謝しつつ、この貴重な機会を最大限活かして将来のキャリアに繋げたいと思います。


英語英米文学科への進学を考えている高校生のみなさん、長期留学に不安を感じるかもしれませんが、英語英米文学科では様々な授業を英語で受講でき、留学までにしっかりと基礎を習得できるカリキュラムが用意されています。先生方の手厚いサポートもあり、安心して留学に臨むことができます。みなさんが安田女子大学で楽しい4年間を過ごせるよう応援しています!(2023年5月取材)


卒業生の声|英語英米文学科(カリフォルニアのロサンゼルスに旅行した際の写真)

留学とE.S.S.で成長し、誇りを持てる仕事に就く

株式会社ホテルグランヴィア広島
広島県立五日市高等学校出身

平林 紗季さん

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私は入社して3年半のあいだ、フロント業務に携わっていました。フロントではチェックインやチェックアウトの仕事に加え、宿泊しているお客様からの電話対応や、宴席、レストラン、婚礼など宿泊以外の目的でご来館されるお客様の窓口業務など幅広く行っています。現在は、客室管理という部署で働いています。フロントとは異なりお客様と接することは少ないのですが、ホテルにとっての商品である客室の品質管理に携わり、安全・安心な客室のご提供に努めています。


安田女子大学の英語英米文学科では、英語を学ぶだけでなく、実際に英語を使う経験ができ、自信につなげることができました。海外留学プログラムのSTAYSが、その好例です。異国の文化と英語を使う生活は慣れないことも多く、楽しいことばかりではありませんでしたが、現地での生活やホストファミリーとの交流は今でも忘れられない思い出です。英語を話すことへの羞恥心を捨てることができ、積極的に行動することができるようになりました。また、E.S.Sでの英語劇はかけがえのない思い出です。英語劇を通して仲間と目標に向かってお互いに高め合い、時にはぶつかり合いながらも努力することの大切さを学びました。


フロント業務の際は海外のお客様を対応することが多々あるのですが、物怖じせず、お客様に英語で伝えることができるようになったのは、STAYSでの経験があったからだと思っています。 私が、安田女子大学の英文科を志望したきっかけは、将来の夢が飛行機の客室乗務員になることからでした。就職活動は悔しい結果にはなってしまいましたが、同じ夢を持つ仲間と最後までやり抜いたことや支えてくれる先生方のおかけで、今ではホテルの仕事に誇りを持っています。


学生の声|英語英米文学科 安田女子大学


安田女子大学の英文科を目指す皆さん、大学の4年間は長いようで本当にあっという間です。私がそう思えたのも英文科で海外留学やサークル活動、就職活動に向けた講座への参加など多くの経験ができたからです。英文科では、きっと皆さんの可能性を拡げる経験ができ、それをサポートしてくれる先生方がいます。大学生活を楽しみに受験勉強を頑張ってください。(2023年3月取材)

カナダで見出した「積極性」の大切さ

株式会社広島銀行
広島県立広島皆実高等学校出身

檜山 里香子さん

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私は現在、株式会社広島銀行の安支店にて融資業務を担当し、主には法人企業や個人事業主への資金の貸付(融資)事務を行っています。企業の財務概況を分析し、融資を行うことによる企業の業況推移や返済能力に懸念がないかなどを総合的に判断するための稟議作成等に日々取り組んでいます。


以前は外国為替業務にも携わっており、窓口での外国送金の受付や、企業の輸入・輸出における金銭のやり取りを円滑に行えるようサポートをしていました。入社してからは英語に触れる機会はないと思っていましたが、観光客や、海外に住む家族へ外国送金をするために来店されたお客様の対応や、貿易取引をされる企業から頂いた書類など、英語を話したり読んだりする機会があり、大学で学んだことを業務に活かしています。


大学の授業では、大好きな英語に毎日関わることができました。英語の発音の仕方から文章の読み方、文学、異文化理解、TOEIC対策など、あらゆる方面から工夫された授業が行われ、同じクラスの友人と助け合いながらの日々はとても充実していました。また、私はダンスサークルに4年間所属していました。イベントや大学祭に向け練習をしながら、英文科のみならず他学科とも出会いがあり、かけがえのない友人ができました。


英文科での経験では、特に北米留学プログラムSTAYSが思い出深く、おそらく今後の人生の中でも一番となるであろう経験となりました。私はカナダのバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学しましたが、国籍や年齢の異なる学生たちが集まり、日常での会話が全て英語で行われたため、日本では経験し得ない生活を送ることができました。また、同じダンスサークルの友達と一緒にブリティッシュコロンビア大学のダンスイベントに参加したことも思い出に残っています。


STAYSを経験したことにより世界観が大きく変わりました。留学するまでは、日本で、好きな友達と好きなことをしている生活でしたが、留学先で授業を受ける中で、関わる人たちの価値観や文化の違いをひしひしと体感しました。自身の考えが本当に正しいのか、固定観念にとらわれていないかと自分に問いかける機会が増え、色々な意見を受け入れることの重要さを学びました。また、日本人である私が何を考えているかは、きちんと言葉にしなければ、外国の方にとって想像や理解は難しいことであると分かってからは、思ったことをしっかり言語化して相手に伝えるという「積極性」が鍛えられたように思います。


社会に出てからはこの経験が活きています。まず、お客様には色々な価値観を持った方がいらっしゃいます。お客様のお申し出と自身の考えに距離があった場合でも、お客様に寄り添い、銀行としてもお客様としても納得のいくご提案ができるよう努めています。また、お客様が何を求めているのかを聞き出し、伝えるべきことをしっかりと伝える「積極性」は、お客様と自身を守るためにもとても必要です。


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この記事を読んでいる高校生や在学生の皆さんも、「今しかできないこと」に積極的に取り組んで下さい。その経験全てが自分自身の人生の糧となり、財産となります。やっておけばよかったと後悔することはとてももったいないので、今この時だからこそできることに全力で挑戦してほしいです!


また、将来、留学をするかどうか悩んでいる高校生の皆さんは、英文科のSTAYSプログラムも選択肢の一つとして持っておいてほしいです。大学が責任をもってサポートし、教授の皆さんが全力で応援してくれます。留学は人生の中で素晴らしい経験を与えてくれます。絶対に後悔はしないし、必ず有意義な時間を過ごすことが出来ます。断言します!
皆さんが経験豊かに人生を歩んでいけるよう、心から応援しています。(2023年3月取材)

人生の「軸」を見つけた、宝物のような4年間

第一生命保険株式会社 広島総合支社
広島県立廿日市高等学校出身

石田 紗也子さん

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私は主に、公務員や会社員の方に生命保険や資産形成をご提案する生涯設計デザイナーとして、それぞれのお客さまにあった最適な生涯設計プランをご案内しております。生命保険は、家の次に高価な買い物とも言われております。一生涯のパートナーとして長くお客さまに寄り添う仕事ですので、使命感と責任感が必要となります。現在はチームリーダーも務めており、通常業務に加え、チームメンバーが仕事を順調に進められるようにサポートもしています。


私にとって安田女子大学での4年間は宝物のような期間でした。英語英米文学科の留学プログラムSTAYSでは、一緒に授業を受けた他国の学生達やホストファミリーとコミュニケーションをとる楽しさを学びました。ホストファミリーと過ごす時間では、日本語が通じず、助けてくれる先生もいなかったので、逃げずに問題に立ち向かい、自ら行動する姿勢が身につきました。現在業務で英語を使うことはありませんが、留学で学んだコミュニケーションをとる楽しさが営業という業種に繋がっており、自ら行動する姿勢が現在のリーダー業にも繋がっていると思います。


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また、学内で提供された航空業界面接対策講座も私にとってはとても大切な経験でした。自分の将来を模索している中で、航空業界に何となく憧れ、興味を持った私を先生は温かく受け止めてくださり、受講生の仲間たちと切磋琢磨していました。講座内でのインターンシップに加え、通常授業のインターンシップへの参加を通して、就職活動の軸が見つかり、最終的には金融業界に就職しましたが、この講座で学んだ相手を思いやる気持ちや、立ち居振る舞いは今の営業の仕事に活かされています。


英語英米文学科というと、全員が英語を使う仕事に就くイメージがあると思いますが、実際には卒業生は多様な業界に就職しています。私も、いろいろな国の人々や文化に触れ合える英語英米文学科だからこそ、4年間で自分のやりたいことや人生の軸を見つけることができました。自分の経験してきたことは、失敗も含めて大切な財産です。みなさんにも、自分のやりたいことを一生懸命応援してくださる英語英米文学科の先生方と共に、楽しい4年間を過ごして欲しいです。(2023年3月取材)

英語が好きで選んだ英文科、そこで見つけた私の進路

株式会社中電工 グループ事業推進部
広島県立五日市高等学校出身

山崎 友理奈さん

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私は、総合設備エンジニアリング企業である中電工の企画本部グループ事業推進部で働いており、グループ企業の収支管理や課題対応、会議資料の作成等、運営をサポートする仕事に携わっています。事務系社員として採用され、転勤を含めたジョブローテーションを通じて、幅広い業務知識を身につけるため、私は山口の支社で総務課として2年間勤務した後、現在は本店で勤務しています。


在学中に参加した留学プログラムSTAYSでは、英語力の向上はもちろん、様々な国からの留学生との交流やホストファミリーとの生活を通して異なる文化や価値観を感じ、自らの視野を広げることができました。また、留学生活を充実させるために、大学のイベントや現地の学生と交流できるプログラムに参加するなど、積極的に行動することで毎日が刺激的なものとなり、とても貴重な経験ができました。STAYSをはじめ、安田女子大学でのあらゆる学びや経験が自信や成長に繋がったと感じています。


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英語英米文学科の卒業生は、英語を使う仕事に限らず、幅広い職種で活躍しています。私自身、高校時代は英語が好きで、英語をより深く学びたいという思いで英語英米文学科に進学しました。ただし、最初から「英語を使ったこの仕事に就きたい」という明確な目標があったわけではなく、大学4年間で様々な経験を通して自分を見つめ直しながら、進みたい道を決めることができました。

安田女子大学では、日々の授業の他にも学びや挑戦をサポートしてくれる環境が整っています。在学生のみなさん、そして英語英米文学科への進学を考えている高校生のみなさんが、興味を持ったことに積極的にチャレンジしながら自分の可能性を広げ、有意義な大学生活を送れるよう応援しています。(2023年3月取材)

夢の実現

九州国際大学 准教授
広島県立大和高等学校出身

川嶋 真由美さん

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現在は、准教授として福岡県北九州市にある九州国際大学法学部に所属し、一般教養の英語と中・高の英語の教員免許取得を目指す学生を対象とした英語科教育法という科目を担当しています。授業以外では、オープンキャンパスで学部紹介を行ったり、個人ブースで参加者(高校生とその保護者の方々)からの質問に答えたりすることもあります。


大学時代は、ひたすら真面目に勉強しました。といっても勉学一筋ではなく、週4日(1日5.5時間労働)薬屋でバイトもしていました。バイトをしつつ、英語英米文学科の英検対策の授業で毎週ある小テストのために単語(30語)と熟語(20語)を必死に覚え(カフェインの錠剤を飲みながら勉強しました)、大学3年生の時に英検準1級に合格しました。大学院在籍中には、TOEIC 905点も取得しました。バイトの行き帰りのアストラムラインの中でHarry Potterを原書で読んだり、週1回英会話学校に通ったり、英語のネイティブの先生に毎週研究室に訪問し、90分間英語でおしゃべりをさせてもらったり、英語の力を身に付けることに対してとても貪欲な大学・大学院生でした。


私の人生に大きな影響を与えてくださった先生方は、すべての英語英米文学科の先生方といっても過言ではありません。20数年経った今でも、それぞれの先生方のお顔や声、話し方などをはっきりと覚えています。授業の進め方や学生への話しかけ方、指導の仕方、授業中の問いかけ方など、今でもたくさんのことを参考にさせていただいています。


もともとは中学校の英語の教員免許を取得したくて英語英米文学科に進学しましたが、大学で学ぶうちにもっと英語のことを学びたいと感じるようになり、大学院に進みました。博士前期課程在籍中には広島市内の中学校や高校で非常勤講師として働き、博士後期課程在籍中には広島修道大学で非常勤講師として働きました。後期課程を修了後は、広島修道大学(4年の任期付き)、それから福岡県にある九州産業大学(8年の任期付き、その間に結婚、出産、1年間の育休を含む)で英語教員として働き、現在の大学で念願だった任期無しの職に就くことができました。一足飛びにはいきませんでしたが、大学・大学院での勉強・研究を積み重ねたおかげで、現在は好きな研究をしながら、念願だった仕事ができていることがとても幸せです。


高校の担任の先生から「将来教員になりたいなら安田女子大学が良いよ」と勧められて進学先を決めました。そのアドバイスをくださった先生には感謝の念に堪えません。教員志望でなくても、安田女子大学は、私たち女性が自分らしく生き、女性としての誇りを持ち続けられるように、「柔しく剛く」生きる力を身に付けられる素晴らしい大学です。安田女子大学は私の自慢の母校です。

(2023年3月取材)

Connecting the dots

オタフクソース株式会社
広島県立広島観音高等学校出身

石井 千晴さん

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2021年3月に英語英米文学科を卒業後、広島に本社のあるオタフクソース株式会社 設計開発部 開発課に所属し、現在はオタフクの「味づくり」を担当しております。お客様の期待にお応えできるように、日々、製造現場、営業部、マーケティング部等と連携して、原料の配合や原価管理、そして製造工程等も考慮しながらの商品開発は、学びも多くやり甲斐を感じております。オタフクソースは2022年11月に創業100周年を迎え、現在、アメリカ、中国、マレーシアに工場を持ち、「小さな幸せを、地球の幸せに。Borderless Happiness」をコーポレートスローガンに掲げ、多様化する食を通して、世界中に幸せをお届けする事業に取り組んでおります。


思い起こせば、中学時代にオートミールと出会ったのがきっかけで海外の食べ物への興味が湧き、漠然と海外留学にもあこがれを抱くようになり、その後「留学プログラム STAYS」のある安田女子大学に入学しました。


私にとって人生初の海外となった半年間の北米留学では、お世話になったホストファミリーがヒスパニック系でしたので、タコス等これまで口にしたことのなかったメキシコ料理を食し、その美味しさに感動して、食の多様性に、より関心が高まりました。この経験も食の喜びを探求する今につながっていると思います。


留学を通して、国籍や年齢の異なる人たちとの交流もとても楽しく、自然と様々なことに対して積極性が磨かれました。さらに「国際的な視野を身に付けたい」という思いも強まり、大学4年次に「迷ったらGO」で1年間休学し、多国籍国家のシンガポールで、ハーブティーの製造・販売会社とマーケティング会社の2社にてインターンシップに挑戦しました。家族の有難い理解と、お互いを励まし高め合える良き級友や、いつも温かく支えていただいた恩師のお陰で、実り多い大学生活となり、自分が大きく成長したと思います。


近い将来は、弊社の海外拠点に勤務し、大学で学んだビジネス英語力も活かしつつ、食を通じて世界に幸福と笑顔の輪を広げていく事を目指しております。その為に開発業務をはじめ、食品業界の知識や経験を深めている最中です。勿論、英語の勉強も毎日続けております。


様々な経験をし、この仕事につながったのは、私が大切にしているスティーブ・ジョブズの言葉『Connecting the dots(点と点をつなげる)』が基になっております。日々やっていることは、とても小さな点ですぐに成果は見えないですが、その点は、確実に未来につながって行くので、いつか、どこかで華咲く日を信じて、1つ1つを大切にしながら目標に向かって前進したいと思っております。

(2023年2月取材)

4年間の経験と新しく出会えた自分自身、仲間が人生の財産になりました

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
広島県立広島井口高等学校出身

森安 菜奈海さん

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現在私は、損害保険の営業部門で営業社員として働いています。主な仕事は既存代理店対応です。それに加え、新規法人開拓や採用活動等も実施しています。これまでの保険業とは異なり、事故を減らし、被害を最小限へとどめるために当社ができることを代理店の皆様、お客様と考えるべく、日々営業活動を行っています。


大学時代、日々の学習においては予習復習を行い、大学内の図書館や自習室などを活用し、学習を進めていました。学科は少人数での授業も多く、先生とのコミュニケーションも積極的にとることができるように工夫されているので、自身で考え、勇気を出して発言する能力がつきました。


その後2年生で実施したSTAYSを通して得た経験は自身の人生を大きく変えるものでした。初めて親元をはなれ、なれない環境下で、英語を使ってコミュニケーションをとることは容易ではありませんでしたが、自身が安田での学生生活で培った勇気をもって発言することを徹底し、現地でも活動をすることができました。様々な文化や考え方に触れ、経験を積み、多様な考え方を受け入れること、自分の考えを積極的に発信することができるようになったことは、現在の仕事をするうえでも非常に役に立っていると感じます。自身の語学力を生かす場面は現在ありませんが、今後海外駐在へのチャレンジを志望しようと考えているので、継続して英語の勉強は進めています。


私は安田女子大学に通っていなければ今とは180度違う人生であったと思います。 自分自身と向き合い、考えの違う人を受け入れ、認め合える仲間と過ごせた4年間は自身を大きく成長させてくれました。この4年間で出会った新しい自分に誇りを持っています。また定期的に戻っても暖かく迎え入れてくださる先生方にも感謝しています。安田で心から尊敬できる多くの友人に出会うことができ、彼女たちに恥ずかしくない自分でいたいということも自身の大きな原動力になっていると感じます。


正解はだれにもわかりませんが、自身が選んだ道を正解にするために努力することが重要であり、その努力をする環境が安田女子大学には整っていると思います。在学生の皆さんはいまある時間、環境を無駄にせず、いろいろなことに勇気をもって挑戦してみてください。


また、これから英文科を目指すみなさん、安田女子大学英語英米文学科には様々なプログラムや授業があり、個性豊かな先生方が皆さんの学生生活をサポートしてくださいます。 たくさんの経験をして、多くの人と出会い、素敵な学生生活を安田女子大学で過ごしてください。

(2023年2月取材)

「英語教師の道につながった英語英米文学科での学び」

広島県公立中学校教諭

房野 桃花さん

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私は現在広島県の公立中学校教諭として英語を教えています。


英語英米文学科在学中には,留学プログラムSTAYSへ参加をしました。アメリカでホストファミリーと過ごしたり,現地の大学での学校生活を通して異文化を学んだりする中で,コミュニケーション能力を高めることができました。
この留学がきっかけで,国際ボランティア等にも参加しました。特に外務省主催の対日理解促進プログラムKAKEHASHI Projectは自分自身が成長できた体験であると感じています。シアトルの学生に日本の文化についてプレゼンテーションやセッションを行ったのですが,セッション中に感じたのは現地の学生は私たち日本人とは異なり,とても積極的に一人一人が発言をしていたということです。私自身もセッションがよりよいものになるように現地の学生に積極的に意見を求めるなどしました。


そして,大学卒業後は大学院に進学しました。大学院では,学会発表や論文を通して,英語教育学についてより専門的な知識を得ることができました。


このような経験を通して自分が体験したことを子どもたちにも伝え,英語を学ぶことの楽しさを英語教員として伝えていきたいと思い日々取り組んでいます。

(2021年取材)

大切なことが見つかる場所

ANAエアポートサービス株式会社

工月 実和さん

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わたしは羽田空港において、グランドスタッフとして国際線の搭乗手続きや出発到着業務、そしてお手伝いが必要なお客様をご案内する業務を行っています。ANAをご利用いただいたお客様に、またご搭乗いただけるよう寄り添った接遇を心掛けています。また、東京オリンピック・パラリンピックの際には、世界各国から選手団や関係者の方が多く出入国され、様々な国籍の方と英語で会話をする貴重な機会が多くありました。


英語英米文学科の海外留学プログラムSTAYSでのホームステイでは、勇気を出して英語を話すことや会話の楽しさを学びました。伝え方がわからないこともありましたが、自分の知っている単語を連ね、ホストファミリーに教えていただきながら生活しました。この経験は今でも活きており、外国籍のお客様と会話をする際に業務内の会話に留まらず、勇気を出して一歩踏み込んだ会話をすることで、お客様から日本の印象や他国の様子を伺い、わたし自身楽しみながら業務にあたっています。


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また、大学生活はクラス制で日々の授業を受けることにより、大学の先生方や同じ学科の友人ととても仲良くなります。また、新入生歓迎行事であるオリエンテーションセミナー等で、クラスや学年を超えて仲良くなれる機会が設けられています。広島から離れた土地で働いている現在でも、大学の友人と集まり、気分転換をすることで日々の活力を得ています。英語力向上はもちろんのこと、大切な友人と出会うことができた大学生活は、たいへん充実したものでした。


大学入学当初は、英語を使う仕事に就くとは思ってもいませんでしたが、自分自身が興味のあること発見し、目標を叶えることができました。多くのきっかけを与えてくれる安田女子大学は、みなさんにとって大切なことが見つかる場所になると思います。

(2021年取材)

「迷ったらGO」――背中を押してくれた英語英米文学科の教え

株式会社ジェイエア

船岡 真由さん

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私は現在、大阪国際空港(伊丹)をベースに国内線の客室乗務員として働いています。当社では2名乗務のコンパクトな機体を運航しており、1便の運航中に客室乗務員としてのすべての業務に携わるため、強い責任感が必要となります。同乗の客室乗務員と協力し、工夫を凝らしながら乗務しています。今年、先任客室乗務員としての資格を取得した後も学ぶことが多く、更にやりがいを感じながら充実した日々を送っています。


私にとって安田女子大学での生活は人生のターニングポイントであり、自分の殻を破ることができたと確信しています。英語英米文学科独自の留学プログラムSTAYSでは、ホストファミリーと生活をすることで英語を話すことの楽しさを知ることができ、英語力の向上に繋がりました。今でもホストファミリーとは連絡を取り合っており、もう1つの家族ができたことを嬉しく思います。そして、E.S.S.での英語劇の経験は私にとってかけがえのないものです。1つの目標に向かって仲間と共に高め合い、時にはぶつかり合いながらも努力することの大切さを学びました。STAYSE.S.S.で英語をより身近なものにすることができ、仕事においても外国籍のお客さまに対して臆することなく、自信を持って対応することができています。英語力に磨きをかけるため、現在も英会話やTOEICの勉強を続けています。


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また、学生時代には、学内で提供された航空業界面接対策講座を受講して夢に向かって励んでいました。しかし、自分に自信を持てず、一度は現職とは別の道を選んだこともありました。思い悩んでいた時、背中を押してくれたのが「迷ったらGO」という英語英米文学科の教えです。先生方の熱心なサポートや友人の頑張る姿を目にすることで、自分の気持ちに素直になり、夢に向かって再び挑戦することができました。


仕事の中で困難や壁にぶつかることも多くあります。そのような時には、学生時代に先生方からいただいた言葉や講座で学んだことを記したノートを読み返し、自身がどうありたいのか、初心を思い出すことを大切にしています。安田での経験を誇りに、今後も感謝の気持ちを忘れず、謙虚に学ぶ姿勢で努力し続けられる人でありたいです。

(2021年取材)

後輩たちへのエール――大学で身につけた英語力とスキルが生かせる職場から

デルタ工業株式会社

田中 舞さん

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私は、主にマツダ車のシートを開発・製造するデルタ工業の経営企画部で働いており、海外関連会社の損益分析や課題対応、国内拠点の経費などの予算策定や実績管理に携わっています。英語を使う業務としては、海外とのメールのやり取りや翻訳があります。メールでは、先方への依頼が端的に伝わるような文章の作成を心がけています。翻訳業務では、製造業ならではの語彙も多く、難しいと感じることもありますが、勉強しながら新しい知識を吸収する気持ちで取り組んでいます。


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私は、英語英米文学科の一番の特色である海外留学制度「STAYS」に参加して、親元を離れ異国の地で生活することで、英語力はもちろんのこと、自ら積極的に行動する力をつけることができたと実感しています。大学生活で学んできた、異文化を理解して違いを楽しむマインドや、自ら積極的に発信する力は、会社でも役に立っていると思いますし、英語でも日本語でも、自分の意見を相手にしっかり伝えるというのは重要なスキルであると社会人になってさらに痛感しています。大好きな英語を存分に勉強しながら、同時に社会に出たあとに必要となるスキルも身につけられる―そのような特徴を持つ英語英米文学科での4年間が、今の私の基礎を作ってくれました。


デルタ工業では、業務に生かせる英語力の育成・向上のために、社内でTOEIC®を受験したり、就業時間内に語学研修を受けたりすることができます。そのおかげもあり、TOEIC®のスコアは在学中の865点から、現在は915点まで伸びました。また、社内には英語英米文学科の先輩方や後輩も多く働いています。同じ学科の卒業生という共通点のおかげで、プライベートでも仲が良く、一緒に安田を訪問したりしています。このように、大学での学びや人間関係を保ちつつ向上していける現在の仕事は、とても充実しています。


安田に入ろうかと悩まれている受験生の皆さん、STAYSを目前にして緊張されている皆さん、就職活動で忙しい日々を過ごされている皆さん、どうしたいのか分からなくなったときには、一歩立ち止まって、目的を再確認しながら、自分が楽しいと思えることは何かを考えてみてください。


今努力したことは必ずふとした瞬間に成果となって表れてきます。悔いのない充実した学生生活を送れますよう、応援しています!

(2021年取材)

“確かな英語力、多様な経験、学びを楽しむ姿勢を得ることができた4年間に感謝“

大学院進学

藤木 優衣さん

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私は英語英米文学科を卒業後、他大学の大学院に進学して現在国際政治を学んでいます。四年間で培えた英語力、そして多文化に触れる機会を頂けたことに心から感謝しています。多彩なバックグラウンドを持たれている先生方の指導のもとで、色々な観点から勉学に向き合うことができました。困難な体験を含め様々な経験をしていく中で、どんな状況下でもモチベーションを保っていくためには、悲観的な視点ではなく、楽観的な視点を持ちながら物事を観察することが大事なのだと思うようになりました。安田女子大学の大きな図書館には多種多様な本がそろっています、先生方は熱心にアドバイスをしてくださいます。そこでは学びを楽しむ機会が溢れていました。


留学プログラムSTAYSでは、国外での国際的な関わりなどを通し、新たな知見や発見を得ることができました。サポートをしてくださった先生方はもとより、関係者の方々、現地の方々との出会い、留学を含め四年間の充実した大学生活を共に過ごした安田女子大学の素敵な友達との出会い、4年間には私には多くの出会いがあり、大きな意味を持つものとなりました。


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今、世界はパンデミックという克服するべき課題をあらたに抱えています。世界もまた変わりました。しかし世の中がどの様に変容を遂げていっても、私たち一人ひとりが唯一無二の美しい存在であることを忘れなければ、自分を信じ歩むことができると思っています。私は国際政治を学ぶ中で、国際社会の秩序や規範といったものの仕組みにより関心を抱くようになりました。まだまだ未熟な学徒ではありますが、国際社会に貢献することのできる一人の女性となるべく努力を重ねていくつもりです。


最後に、これを読まれている在学生の方へ。些細な機会やチャンスを逃さずトライすることを躊躇わず、皆様の可能性が広がりますように。「目標を追求するために様々な経験や学びを楽しみ、知見を養うということ」 ― 私もまたこれを心に刻んで日々成長をしていきたいと思います。(2021年取材)

やりがいを与えてくれる “Thank you”―外国人旅行客を英語で助ける「お巡りさん」として

広島県警察広島南警察署 巡査

新崎 日菜子さん

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警察官は、事件・事故などから県民の「安全・安心」を守るため、24時間体制で勤務しています。その中でも「交番のお巡りさん」は、地域に密着して住民の方と接する活動をしています。私も広島南警察署広島駅交番で「お巡りさん」として勤務し、地域住民の皆さんが安心して暮らせるために日々活動しています。その活動の中で、安田の英文科で学んだことが大いに役に立っています。


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私は、大学進学まで英語が一番の苦手科目でした。少しでも英語に親しみたいとの思いから、安田の英文科への進学を決めました。入学後、日々の授業についていくのに必死だったことは苦い思い出です。しかし、在学中の授業で英語を身近に感じるようになり、英語は苦手科目から好きな科目に変わっていきました。さらに、英文科独自の留学プログラムSTAYSで約半年間をカナダで過ごしたり、部活動に打ち込んだりして、充実したキャンパスライフを送ることができました。


こうした大学生活の中で「安田で身につけた英語力を生かしたい」、「人のためになる仕事がしたい」と思い、警察官を志すようになりました。そして、警察官になった今、安田で得た知識や経験を広島駅交番での警察活動で発揮しています。


広島の玄関口である広島駅では、海外からの旅行者の方も多く、地理案内や落とし物の問い合わせなどが増えています。そうした外国の方とコミュニケーションをとる時、安田で得た英語の知識と経験を生かすことができています。


特に外国の方は、言葉の通じない異国の地で困り果てて、助けを求めて交番を訪れるのです。そのように困っている人の一助になれたとき、相手から掛けられる "Thank you" の言葉にとてもやりがいを感じます。(2021年取材)

安田での学びが自分を変えた―客室乗務員を「夢」から「天職」へ

全日本空輸株式会社

細川 衣歩美さん

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わたしは、客室乗務員(CA)として、国内線・国際線共に乗務しています。現在はコロナ禍で乗務する機会は少ない状況ですが、今年に入り、国内線チーフパーサーと国際線パーサーの資格取得のための訓練を終えました。これまで先輩から多くの事を教わってきましたが、次は自身がマネジメント層として後輩に伝えていく立場になるため、日々精進していく所存です。


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わたしは学生時代、学内で提供されていた航空業界面接対策講座を受講しました。当初、わたしは自信がないために、講座に入りたいものの一歩身を引いていました。しかし、ご担当の先生に声を掛けていただき、勇気を出して参加しました。そこで多くの事を学び、自分に自信を持てるようになった結果、就職活動の際は航空業界にもチャレンジすることができました。わたしを変えてくれた対策講座と先生方には大変感謝しています。


また、英語英米文学科の海外留学プログラムSTAYSでは貴重な経験をしました。アメリカでホストファミリーと過ごす日々の中で、異文化に触れることや、積極的にコミュニケーションを取ることの大切さを実感しました。この経験が現在の職場において、お客様や海外クルーとコミュニケーションを取る際にも役立っています。

入社してから現在まで、業務中に思ったとおりの対応ができず、悔しい思いをしたこともあります。そのような時はいつも、安田女子大学の先生から頂いた『耐雪梅花麗』という言葉を思い出し、奮起しています。客室乗務員としてまだ至らない点もありますが、業務は楽しく、私にとって天職であると感じています。


安田女子大学では上記のようなプログラムを始め、いろいろなかたちで先生方がしっかりサポートしてくださいます。みなさんも、安田女子大学で様々なことに挑戦してみてください。(2021年取材)

「留学で多様な価値観に触れた楽しさが、今の仕事の原点に」

富士フィルムビジネスイノベーションジャパン株式会社

高見 亜理沙さん

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私は複合機を含むITツールを活用した業務改善など、お客様が働きやすい環境を構築する業務に携わっています。複合機やパソコンなどをお使いいただいている法人のお客様に、日々の業務についてヒアリングし、お客様に最適なソリューションを提案することが、営業としてのミッションです。知識はもちろんですが、お客様と対話し交渉する能力も必要となります。自分の提案した内容がお客様に認められ、感謝の言葉を頂いた時が一番嬉しく、自分の成長を実感できる事が営業職の魅力です。


私は、英語英米文学科の留学制度であるSTAYSに参加したことで、さまざまな考えを持った人と交流することが楽しいと実感しました。実際には現在の仕事で英語を使う機会は少ないのですが、STAYS中に英語力は飛躍的に向上しましたし、何より多様な価値観に触れることの楽しさが、現在の営業職に就くきっかけになったと感じています。


これからも、お客様と話す楽しさを感じながら、企業の業務改善に貢献できる営業でありたいと思います。(2021年取材)

海外で活躍する卒業生

米国オレゴン州公立小学校教師として

アメリカ・オレゴン州公立小学校

Norie Durham(旧姓:吉本 典恵さん)

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 卒業後、コロラド州デンバーへ2年間語学留学するなどし、現在はオレゴン州の公立小学校でアシスタント教師として仕事をしています。安田で学んだことで特に役立ったのが、タイピングとビジネス英語でした。アメリカ文化や映画の授業も、こちらでの生活になじめる助けとなり、その理解へつながりました。語学留学など珍しい時代でしたが、その当時なりに一生懸命英語や文化を吸収しようとしていました。ESSに入って英語劇を公演したのも、発音練習になり、自分のことば(英語)を感情こめて話すのに役立ちました。振り返ってみて、教員免許を取っていて本当によかったと思います。私が今日米国の公立学校で教えることができるのもこの免許のおかげです。50歳近くになった今でも、勉強を続けています。英語は私のライフワークであると思っています。(2015年取材)

米国ノースキャロライナ州公立小学校教員として

アメリカ・ノースキャロライナ州シャーロット市 公立小学校 ランゲージイマージョン

安部 紀子さん

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 ノースキャロライナ州の小学一年生のカリキュラム(算数、社会、理科、リテラシー)を日本語を取り入れながら教えていくことが私の仕事です。生徒の約80%は、両親がアメリカ人で、日本、日本語とまったく縁のない生活をされている家庭からのお子さんです。生徒は違和感なく日々、日本の文化に接しています。日々の活動の中で、感じることは、アメリカ文化と日本の文化を比べたり、アメリカと日本の違いを体験したりすることで、あらためて、それぞれの良さを見出すことができることです。大学在学中に、「英語を習得することは、目標に達する一手段であり、目的ではない。」と教えていただいた意味を改めて噛み締め、今、その教えは「大きな目標、目的をもち、それに到達する段階で日本語学習が大きく役に立てば」と自分の生徒への願いになっています。(2015年取材)