- コース制導入(2年次からコース選択)
生活デザイン学科は「幸せに生きる」ために、衣・食・住・健康・環境の領域を学びます。2年次から希望進路や興味に応じて、2つのコースに分かれそれぞれの専門性を高めていきます。「生活デザインコース」は、衣・食・住から興味のある分野を複数にわたって履修する、あるいは1つの分野を深めていくなど、自由度の高い履修スタイルが特長です。「建築デザインコース」は、住分野を重点的に学び、建築士をめざすことが可能です。先人から受け継がれた教養や知恵に加え、最先端の知識や技術を身につけた衣食住の専門家を養成します。
生活デザインコースの魅力
生活デザインコースは「衣」「食」「住」から興味のある分野を複数にわたって履修する、あるいは1つの分野を深めていくなど、自由度の高い履修スタイルが特長です。衣・食・住の多彩かつ実践的な学びにより、幸せなライフスタイルをデザイン、提案する力を養います。
多彩なカリキュラム・実践的な学び
実際に染色を行いながら染料と布の関係を体感する「染色加工学実験」(衣分野)、広島の有名パティシエから製菓技術を学ぶ「コンフェクショナリー実習」(食分野)、住宅などを設計し模型を製作する「設計製図」 (住分野)など、実践的な学びを多彩に展開しています。
学びをカタチに!特色あるイベントを開催
学生が主体となって企画し洋服をデザイン・製作・発表するまほろば祭(大学祭)での「ファッションショー」や、多彩な発想で理想的なライフスタイルの提案を行う「しあわせな生活デザインコンペ」など、講義・演習・実験・実習を通して身につけた知識を応用し発表する場が年間を通じて数多くあります。
家庭科教員、衣食住のプロへの道
本学科では開設以来、中学校および高等学校家庭科教員の養成に力を注いでいます。教職課程では、グループ討論や事例研究、模擬授業を取り入れながら実践的指導力を養います。また、衣・食・住の各分野での知識・技術・資格を生かし、アパレル業界、食品業界、建築インテリア業界、行政などにおいて専門職として活躍する道もあり、資格取得に向けて、特別講座などのサポートを積極的に行っています。
建築デザインコースの魅力
建築デザインコースでは、建築教育の中でも特に「デザイン」に力を入れ、創造力豊かな女性建築家を養成します。建築デザインには感性が必要ですが、女性ならではの柔らかな発想力、心配りは、建築デザインに向いています。実践的な学びを通して、人間の生活環境としての視点での建築物を表現できる技術を身につけていき、暮らしを想える「建築女子」をめざします。
文系出身でも安心の基礎教育
3年次開講の「構造力学Ⅰ・Ⅱ」など、数学や物理の知識が必要な科目が一部ありますが、授業の最初は基礎的な学修から始まり、1・2年次に「基礎数学演習」「基礎物理演習」の科目を受講することができ、文系出身者でも建築に必要な数学や物理をしっかりと学ぶことができます。
充実した国家試験対策サポート
所定の科目を修得すれば、本学を卒業後、実務経験がなくてもすぐに建築士(一級、二級、木造)国家試験を受験することができます。建築をめざす学生は、大学での講義・演習に加えて、資格試験対策に特化した外部スクール講師による「建築士国家試験対策講座」を受講することができます。4年次の6月から開始される対策講座は、翌年の6月まで開講。建築士国家試験は、卒業後の7月に実施されますが、本学の卒業生であれば、卒業後も直前まで講座を受講することができます。加えて模擬試験など、さまざまな試験対策を実施し、合格に向けて手厚いサポートを行っています。
各種建築コンペ等における実績
全国規模で開催されるコンペに数々の学生が入選しており、学外からも高い評価を得ています。近年の受賞の一部を紹介します。
●JIA全国卒業設計コンクール2021「審査委員長賞」受賞
●Hiroshima Design Days 2020「最優秀賞」受賞
●学生ワークショップ2019/令和元年の建築系研究室「奨励賞」受賞
●ひろしま建築学生チャレンジコンペ2018「最優秀賞」受賞