• 英語学英米文学専攻

専攻長メッセージ

英米文学・英語学・英語教育学の新時代に向けた研究力と実践力の育成を目指す
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英語学英米文学専攻は「英米文学」・「英語学」・「英語教育学」という3つの研究分野に加え「共通科目」という科目群から成っており、それぞれ豊かな研究・実践業績を有する教員が指導しています。「共通科目」という新しい形の各分野の融合は、社会の最先端で活躍する多くの修了生を送り出し、特に中学、高等学校、大学等で教育職に就いて高い指導力を発揮している姿に結実しています。
英語学英米文学専攻長 松岡 博信

専攻の目的

国際社会で活躍できる知性と見識を備えた優秀な人材を養成
英語学や英米文学、英語教育学等の多彩な研究分野の中で、院生のニーズに合わせてより専門的な分野での研究が可能。国際化の時代にふさわしい知性と深い見識を備えた人材を育成するとともに、社会の各方面で指導的役割を果たす優秀な人材の養成をめざします。

専攻の特色

多様な目標に対応する専門的な研究分野を構成
博士前期課程は、「英語学」「英米文学」「英語教育学」の3研究分野と「共通科目」で構成。「英語学」では、英語の歴史や語彙および構造についての理論的・実証的研究を行い、「英米文学」では、アメリカ、イギリスおよびアイルランド文学を追究し、さらに異文化の観点から欧米の文化について学びます。「英語教育学」では、英語の習得と教授について理論・実践の両面から研究を進めます。「共通科目」は、高度な英語運用能力の養成と、実践力を備えた英語科教員の養成に対応します。博士後期課程では、院生の主体的な問題意識に即して博士前期課程の教育研究を継承・発展させ、博士論文作成に向けた研究を行います。

2024年度入学生 カリキュラム

博士前期課程


●博士前期課程の教育課程表は こちらをご覧ください。

博士後期課程


●博士後期課程の教育課程表は こちらをご覧ください。

取得できる免許・資格

  • 高等学校教諭専修免許状(英語)
  • 中学校教諭専修免許状(英語)

学生メッセージ

文学の面白さを伝えることができる研究者を目指します
文学研究科英語学英米文学専攻 博士後期課程
井上 彩さん
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私は学部生のころ、作品を読解する授業がきっかけで文学研究に興味を持ちました。そして、ゼミで卒業論文の題材を探している際に、イギリスの長編小説作家であるウィリアム・ゴールディングの代表作『蠅の王』を読み、これからもこの作家の小説を研究していきたいと思ったのです。
それからは大学院へと進学し、ラカン派精神分析という理論を扱ったゴールディングの作品研究を行っています。研究活動では、ただ文献を読むだけではなく、学会発表などのアウトプットも継続的に行いながら、研究者になるための努力をしています。