文学の面白さを伝えることができる研究者を目指します
文学研究科英語学英米文学専攻 博士後期課程
井上 彩さん
私は学部生のころ、作品を読解する授業がきっかけで文学研究に興味を持ちました。そして、ゼミで卒業論文の題材を探している際に、イギリスの長編小説作家であるウィリアム・ゴールディングの代表作『蠅の王』を読み、これからもこの作家の小説を研究していきたいと思ったのです。
それからは大学院へと進学し、ラカン派精神分析という理論を扱ったゴールディングの作品研究を行っています。研究活動では、ただ文献を読むだけではなく、学会発表などのアウトプットも継続的に行いながら、研究者になるための努力をしています。