

CVG2022キャンパスベンチャーグランプリ中国大会で優秀賞を受賞しました
2023.02.08
国際観光ビジネス学科の3年生4名がビジネスコンテストにて、「ジャンボタニシ食害と休耕田問題を解決するスッポン養殖ビジネス」についての発表を行い、優秀賞を受賞しました。
学生達からコメントが届きましたので、ご紹介いたします。
この度はこのような賞を受賞でき大変嬉しく思います。この賞を受賞できたのは、メンバーのみんな、地域の方や大学の先生方など関係各所の皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
私は大学2年の夏頃から「ジャンボタニシ食害と休耕田問題を解決するスッポン養殖」について活動を行ってきました。最初は1人で活動していたのですが現在は仲間ができ、視野を広げることが出来ています。この活動を通して、チームビルディングに挑戦するなど、少し成長できたのかなと思います。これからも色んなことに挑戦していきたいです。本当にありがとうございました。
吉實沙希
ベンチャービジネスを考えるにあたり、様々な分野の知識が必要なとだと分かりました。身近なものもビジネスに繋がっていると考えるようになって今回の経験で視野が広くなったと思います。
岡田千歩
普段馴染みのない農業事業でしたが、メンバーと地域の方、大学の先生方など皆と行うことにより、地域の課題に触れることが出来、とても勉強になりましたし、楽しかったです。皆で知恵を集結する事により、より良いものができると実感できた活動でした。
柴田優花
このような名誉ある賞を2つもいただくことができ、とても嬉しい限りです。4人それぞれの長所を生かし、短所を長所で補いながらプレゼンテーションを作り進めることができたと考えます。この4人だからこそ、ここまで作り上げることができました。
水谷日音
(コンテストの内容について)
私たちは、「ジャンボタニシ食害と休耕田問題を解決するスッポン養殖ビジネス」を提案しました。
ジャンボタニシ(学名スクミリンゴカイ)は、用水路や水田に繁殖し、柔らかい稲やレンコンの若芽を食べます。寒さに弱いはずが近年の温暖化により大型の成体が越冬し田植え直後の苗を根こそぎ食い荒らします。
問題はこのジャンボタニシの処理方法で、農家の方は自ら埋めたり可燃ごみとして出したりしているそうですが、手間や環境問題の観点から良い方法とはいえません。
そこで焦点を当てたのが、ジャンボタニシの殻を嚙み砕く亀のスッポンです。実際に現地で調べると、知人の農家では、ジャンボタニシのみを餌として数年間与え続けていたそうです。
実際にジャンボタニシ取りを体験したのですが、初心者の私でも2時間でバケツいっぱいにためることができました。普段からとっている農家の方はもっと短時間で多く集められるそうです。
この実地調査から、ジャンボタニシをスッポンの餌に活用することで、休耕田や農作物に悪影響を与える生物の地域の問題解決にもつながるビジネスモデルを考えました。