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  • 授業紹介

ゼミナール紹介

演習テーマ現代美術(インスタレーション、タイムベースド・メディア、写真、場の記憶、環境問題 他)

  • 福田 惠

    広島出身の現代美術作家。表現媒体や分野にとらわれず、場の記憶、固有性と密接な作品を多く手がけています。そして、芸術文化がどのように社会に寄与し、未来を豊かに形成できるのかという問いに、作品制作やグループでの活動を通じて取り組んでいます。

    広島市立大学大学院芸術学研究科修了、ハノーバー専科大学、ベルリン芸術大学留学、レベッカ・ホルンに師事。在独12年を経て本学造形デザイン学科設立に伴い帰省。主な作品に「一日は、朝陽と共に始まり、夕陽と共に終わる」(2012年~)、「永遠の庭」(2003~)など。ドイツ、アメリカ、台湾など、国内外での個展、グループ展、レジデンス招聘多数。

    http://www.megumifukuda.com/

アートを通じて世界を知り、自分を知る。

本ゼミでは、作品制作を中心にアートやデザイン、音楽や文学、あるいは食や科学といった領域横断的で自由な研究活動を行っています。また、表現媒体を限定せず、不可視の概念や記憶を含め世界にある全ての存在を素材(テーマ)とし、発想力と造形力を重視した多彩な演習課題に取り組み、理論と実践の両方を育んでいます。

3年次から始まる卒業研究では、作品制作からグループでの展覧会企画・開催に取り組む過程で、他者の様々な見解や芸術哲学に触れます。また、地域との連携プロジェクトにも積極的に関り、様々なものごとを多角的に考察する機会を持ちます。特に広島はその歴史から世界的に知られる都市であり、文化芸術がこれからの社会にどのように貢献できるのかという問いはとても重要だと考えています。

様々な経験を通じて視野を広げ、自分という存在ともしっかり向き合い、そして卒業後も真の豊かさについて問い・考え・求め続けることのできる人となって欲しいと願い、日々多様な取り組みを行っています。

宮島口での屋外イベントの様子

街中に隠された音源を散策しながら探す作品。観客は手持ちのスマートフォンで誰でも参加でき、実験的なサウンドピースを拾い集めながら、いつの間にか知らなかった風景と出合う屋外作品。言葉や音による交換日記から始まり、オンライン授業でも制作可能な表現を、学生達と共同で試行錯誤しながら制作した。


U-Me Project(ユー・ミー・プロジェクト)|安田女子大学 造形デザイン学科 福田ゼミ

「U-Me Project(ユー・ミー・プロジェクト)」学内展示の様子

個人での作品制作からグループワークによる展示まで行う課題。U-Me Projectでは、大学校内で収穫した梅の保存加工、パッケージデザイン、展示発表まで一連の流れを行い、その過程で古来伝統の保存食文化、地域資源や作品素材についての考察、地産地消や環境問題など、様々なものごとについて体験的に学ぶ。


卒業制作 展示風景|安田女子大学 造形デザイン学科 福田ゼミ

卒業制作 展示風景 滝田紗由希「美とは何か」


卒業制作 展示風景|安田女子大学 造形デザイン学科 福田ゼミ

卒業制作 展示風景 浅井奏子「Whereabouts of Thermal」

ゼミナール紹介

演習テーマ3次元CG、人工知能によるゲーム強化学習ソフトウェア、立体造形作品制作

  • 山下 明博

    人工知能を使った画像解析やゲーム解析の研究をしています。具体的には、手書きの画像を人工知能に学習させ分類・推測したり、ゲームの最適な手順を人工知能に考えさせます。また、小型コンピュータとセンサを組合せて制御する技術も研究しています。

ものづくりの楽しさを体験する

学生作品|安田女子大学 造形デザイン学科 山下ゼミ

このゼミでは、個人ごとに、異なるテーマに取り組み、作品を制作します。問題にぶつかったときに、それを自らの力で解決できる真の実力をつけることを目標にしています。
3年次には、テーマは自由で、個人作品を制作します。造形デザイン学科では、レーザーカッター、UVプリンタ、3Dプリンタ、布プリンタ、ロックミシンなどの様々な造形マシンがあり、学生が利用することができます。ゼミ生は、3年次前期に、様々なものづくりのスキルを学び、後期に、それらのスキルを組み合わせた作品を作ります。ものづくりの楽しさと難しさを体験し、それをもとに、卒業研究で、さらにレベルの高い作品作りを目指します。

4年次には、自ら考えたテーマに基づいて作品を制作します。
2020年に世界中で感染が拡大した新型コロナ(COVID19)は、私たちの生活を大きく変えました。そこで、卒業研究として、プログラミング言語Pythonで開発したゲーム「COVID19 SHOOTING GAME」は、自機を注射器とし、弾をワクチンの中和抗体として、敵のCOVID19ウィルスを撃破するというコンセプトで開発された2Dアクションゲームです。新型コロナウィルスで暗くなりがちな世界に、少しでも明るさをもたらすことを目的に、楽しめる内容になっています。


安田かるためし|安田女子大学 造形デザイン学科 山下ゼミ

安田女子大学には、おいしい食事やデザートを食べることのできる施設が多くあります。そこで、卒業研究として、安田女子大学の魅力を発信するために、安田にある食堂やカフェで食べることのできる、すべてのメニューを網羅した「安田かるためし」を制作しました。かるたを楽しみながら、安田女子大学の食事施設を知ることのできる内容になっています。

ゼミナール紹介

演習テーマ絵画、インスタレーション、映像、写真などの作品制作

  • 池田 嘉人

    絵画をはじめインスタレーションや写真、映像など様々な表現メディアを使って制作活動をしています。本編が実在しない映画の予告編や、地域性、物語を喚起させるようなイメージによって、個別の記憶の普遍化と共有可能性について様々な問いを投げかけることを試みています。
    http://www.yoshitoikeda.com/

平面、立体、映像など様々な媒体を駆使し、他者に開かれた表現を追求する

本ゼミでは、絵画などの平面をはじめ立体や写真、映像など広く造形に関わる多様な表現メディアを使って創作研究を行います。アートやデザインに限らず、多くの創造行為の根底には確かな技術と美意識があります。1、2年次で身につけた技術を更に磨き、自分に合った素材や表現方法を見出すと同時に、生活美学的な視点による理論研究も深化させることでそれぞれの独自性を発見していってください。
また、社会との接点を構築し広くアピールしていく力を培うために、地域と連携したアートプロジェクトなどにも積極的に参加していきます。

野外で実施したゼミ展

池田ゼミ|安田女子大学造形デザイン学科2

創作研究課題

池田ゼミ|安田女子大学造形デザイン学科3

卒業展示風景

池田ゼミ|安田女子大学造形デザイン学科4

ドローイング演習

ゼミナール紹介

演習テーマロボット、IoT(モノのインターネット)、データサイエンス

  • 谷口 和弘

    ロボットやウェアラブル端末の研究を大阪大学や関西医科大学と共同で進めています。例えば、ロボットの研究では「外科手術ロボット」の開発を行ってきました。またウェアラブル端末の研究では2009年に世界初の耳飾り型コンピュータ「earable、イアラブル」を発明し、国内外で特許や商標を取得しました。2019年からはearable computingに関する国際会議Earcomp 2019がスタートし、現在、海外の研究者たちの手によってearableは世界標準として、研究分野の総称になっています。

熱意を持って人々を幸せにするモノを創る

谷口ゼミ|安田女子大学造形デザイン学科1

本ゼミは「人を幸せにしたいというオモイを “柔(やさ)しさ と剛(つよ)さ” でカタチにする」ことを理念にしています。柔(やさ)しさとは人としての品格、剛(つよ)さは幸福を築き上げるための技術や知恵です。本ゼミは、心づかい、気くばり、思いやりのもとで、ロボット工学、IoT(モノのインターネット)、データサイエンス、そして知恵によって、熱意を持って人々を幸せにするためのモノを研究開発しています。

乃美優菜さん《魔法のスティック》2022年/遠隔でパソコンを操作ことができるスティック


谷口ゼミ|安田女子大学造形デザイン学科3

秋光晴さん≪ハル(貼る)スイッチ:HAL Switch≫ 2021年/目や口の開閉でスマートフォンが操作できる装置/マスクタイプ(左、右上)・眼鏡タイプ(右下)


谷口ゼミ|安田女子大学造形デザイン学科4

ゼミ生たち《幸せのカタチ》2022年