

在学生メッセージ
寺西 玲乃さん
4年生
広島県立海田高等学校出身
在学生メッセージ
井口 侑香さん
4年生
長崎県立口加高等学校出身
在学生メッセージ 遠藤 咲名さん 4年生
在学生メッセージ 辻 晴花 さん 3年生
在学生メッセージ 窪田 爽花さん 3年生
在学生メッセージ 高田 彩希さん 3年生
卒業生メッセージ 豊島 桃子さん 株式会社アンデルセン
卒業生メッセージ 長谷 綾乃さん 広島県立府中高等学校 家庭科教諭
卒業生メッセージ 矢野 桂都さん 筑波大学大学院人間総合科学研究群デザイン学学位プログラム
卒業生メッセージ 岡本 陽子さん エルクホームズ株式会社勤務
卒業生メッセージ 山口 乃理子さん セキスイハイム中四国株式会社 広島支社勤務
卒業生メッセージ 栗棟 礼子さん 広島県立沼南高等学校 家庭科教諭
家庭科の教員になりたい!
4年生
広島県立海田高等学校出身
寺西 玲乃さん
高校時代、家政科での勉強やクラブ活動がうまくいかない時期があり落ち込んでいたとき「挫折を味わった人こそ生徒の気持ちが分かる先生になれる」と家政科の先生に声をかけていただき、教員を目指そうと決心しました。生活デザイン学科のオープンキャンパスで、自分らしさを大切にできる学科だなと感じたこと、高校の先輩が生活デザイン学科で教員になるという目標を実現されたこと、この2つが進学の大きな決め手です。
実際に入学してからは、家庭科の教員免許状の取得や教員採用試験の合格に向け、衣・食・住・健康・環境分野を深くバランス良く学び、「教育における家庭科の重要性」「生活の基盤となる家庭科」への理解をより一層深めることができました。部活動やアルバイトも楽しく両立できており、充実した毎日を送っています。高校時代もそうですが、大学でも切磋琢磨できる仲間や友人など周囲の人の存在には多く助けられました。
高校・大学で学んだことを糧に、中高生に家庭科の大切さや重要性について伝え、もっと興味関心を深めてもらえる授業力、生徒の気持ちに寄り添うことのできる資質を持った教員を目指し、学生生活を通してできた縁をこれからも大切にしながら進んで行きたいです。
(2024年取材)
家庭科の先生を目指して
4年生
長崎県立口加高等学校出身
井口 侑香さん
生活デザイン学科では、家庭科の教員免許を取得することができます。私は夢である家庭科の教師を目指して、地元の高等学校で教育実習を行いました。教育実習では、様々な教科の授業を見学し、実際に家庭基礎・専門家庭科の授業を行いました。
教育実習前は、これまで修得してきたことをきちんと生徒に教えることができるか不安でした。しかし、実習に入ると大学で学んできた知識や経験は私の自信となり、生徒たちに適切なアドバイスをすることができました。またその時の生徒の反応に、教師としての充実感と喜びを感じました。実習を終えた今、人に教えることの難しさを改めて実感しています。生徒に知識だけを一方的に教えるのではなく、生徒の理解度を考えた上で興味関心を持てるような授業をしていきたいです。
大学の講義も同じで、1コマの授業を行うのにとても多くの知識や経験、そして準備が必要です。専門的な物事をわかりやすく教えてくださる先生方に直接学べることをありがたく思います。ここで修得したことを糧とし、今後に活かしていきたいです。(2023年取材)
生活から幸せを真剣に考える
4年生
遠藤 咲名さん
生活デザイン学科は個性を尊重する学科です。ひとりひとりが思い描く幸せを大事にし、共有しながら形にしようと日々取り組んでいます。
本学科は、衣・食・住・健康・環境といった様々な分野から学べるため、一つの分野だけでなく、生活という大きなフィールドからそれぞれの専門分野について考えることができます。また、学んだことをすぐ実践できるところも家政学の魅力だと思います。その日に得た知識が自分のためになり、人のためになり、昨日よりも少し生活が豊かに見えてくる。私はそのようなサイクルに高校時代にはなかった勉強する楽しさを感じています。
私がこの学科で得た一番の財産は人との出会いです。この学科には「幸せに生きる」ことについて真剣に考えている人がたくさんいます。技術や方法が違っても、誰かの幸せを思って取り組む友人や先生の姿はいつも輝いて見えました。皆さんが思う幸せは何ですか?それが今はっきりと分からなかったとしても、心の中にあるあたたかい思いは、きっと自分だけでなく、多くの人を幸せにする力になると思います。
ぜひ皆さんの思いを生活デザイン学科で表現してください。たくさんの出会いと発見が自分らしい幸せの形へと導いてくれると思います。(2020年取材)
自分の個性を発揮し、 他者を尊重できる場所
3年生
辻 晴花 さん
衣分野では、繊維・洗剤・染料の働きを確かめる「造形材料学実験」「染色加工学実験」や洋服・浴衣などを製作する「服飾構成実習」「ファッション造形演習」などの授業があります。初めての学びが多いのですが、先生方は丁寧に段階的に教えてくださるので、安心して取り組むことができます。実験・実習では、知識や技術が身につくのは勿論ですが、それ以上に、達成感や友人との絆が深まると感じています。
生活デザイン学科は、一人ひとりの個性を尊重し、寛容的で優しい学生が多いのも魅力の一つだと思っています。(2021年取材)
家庭科の教員免許取得をめざしています
3年生
窪田 爽花さん
私が生活デザイン学科を選んだ理由は、生活に関する幅広い分野を学びながら、家庭科の教員免許(高等学校教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状)の取得ができるからです。
1年生の授業では、衣・食・住の基礎知識を学び、2年生からは「栄養学」「調理学」など、専門分野を深く学んでいくと同時に、教員免許取得に必要な授業を履修していきます。3年生の授業は、座学に加えて「調理学実習」「食品学実験」などの実習や実験が増え、より実践的・主体的に「幸せに生きる」ことについて学ぶことができます。(2021年取材)
諦めず入学して良かった!
3年生
高田 彩希さん
入学前、私は建築関係に興味がありましたが専門的で難しそう、とハードルが高いと感じていました。そんな中生活デザイン学科は建築以外にも衣食、環境等様々な分野があり選択肢が多いことにも魅力を感じ入学しました。
1年生の時は衣食住全ての基礎的な授業を受け、各分野の認識を深めました。2年生になり建築分野に進むことを決め、専門的な授業も履修しました。中でも設計製図では自分で建築物を設計し模型や図面といった形にしていきます。建物をデザインするという実際の仕事にもある実践的な授業です。制作には時間もかかり大変ですが、デザインし形にする事の面白さを学びました。
現在は建築士の取得を目標とし他資格の取得に向け勉強しています。先生方は資格取得のサポートもしてくださり、ハードルを理由に諦めず入学して良かったと思っています。(2021年取材)
生活デザイン学科で学んだことは、日々の生活や仕事に活きています
株式会社アンデルセン
豊島 桃子さん
私は現在、「ブレッドストーリー」というアンデルセンの中でも国産小麦にこだわっているパンのお店に販売員として勤めています。アンデルセンの店舗運営職として、これまでパンを作る側と売る側の両方を経験してきました。
学生時代は食分野を専攻し、フードスペシャリストの資格を取得しました。製造だけでなく、お客様への接客を行う上でも食の知識が必要になるため、大学で学んだことが今の仕事に活かされています。また、お客様の食卓に幸せをお届けするため、どう作ればパンがきれいに焼きあがるか、何と食べ合わせたらおいしくなるかなどパンについても日々勉強をしています。
生活デザイン学科は生活の幸せについても学ぶ学科であり、授業では世界一幸せな国と言われているデンマークについて取り上げられることもあります。私はそのデンマークをお手本にし、自分の人生を豊かにしていきたいと考え、生活デザイン学科を志望しました。
日々の生活に深く関わりがあることを学ぶため、授業の内容を仕事だけでなく普段の生活にも活かすことができます。衣食住、健康、環境を幅広く学べたことが良い経験となりました。安田女子大学は学部数も多いため、色々な人と接することができ、様々な知識や経験が得られます。普段の生活をより豊かにするため、ぜひ生活デザイン学科で積極的に学んでください。(2024年取材)
大学での学びがあってこその「つながり」を感じることができました
広島県立府中高等学校 家庭科教諭
長谷 綾乃さん
私は今、高校の家庭科教諭として、慌ただしい日々を過ごしながらも充実した毎日を送っています。
高校時代は家政科で家庭科の専門的なことを学んできました。身に付けた知識と技能を活かし家庭科の大切さ、楽しさを子どもたちに教えていきたいと思い、高校の家庭科教諭を目指すようになりました。
オープンキャンパスに行った際に「生活の基盤である衣食住を、この学科で学び、充実した幸せな人生を歩みましょう」という学科長の楠先生のお言葉に大変魅力を感じたことがきっかけで、生活デザイン学科を志望しました。
教員免許を取るためには、同じ学科の他の学生より必修科目が多くなり、教員採用試験の対策もしなければいけません。しかし、その夢を応援し、丁寧な指導をしてくださる先生方、何より同じ家庭科教諭を目指している仲間がいたことで頑張ることができました。今でも、そのつながりは途絶えていません。
家庭科教諭は一つの学校に一人の場合が多いですが、大学時代のつながりによって、私は情報を共有し助け合うことができています。大学での学びとつながりは、一生の財産だと感じています。あなたもぜひ、生活デザイン学科で生活の大切さを学び、かけがえのないつながりをつくってください。応援しています。(2022年取材)
生活を礎に据えた建築デザインが創作の強みになっています
筑波大学大学院人間総合科学研究群デザイン学学位プログラム
矢野 桂都さん
国立大学の修士課程で社会学的リサーチに基づく建築デザインや、ボトムアップ型のまちづくりについて学んでいます。現在は茨城県下妻市で行われるまちづくり協議会に参加し、日々、地元市民の方々と協議を重ねながら、遊休地の利活用について実施計画を行っているところです。
生活デザイン学科は、人間生活を基盤とした建築デザインを学ぶことができ、自分の発想や個性を伸び伸びと表現できる環境が整っています。私は、在学中に、他人は気にも留めない様な人の営みの痕跡や変化にこそ、人を豊かに幸せにするヒントが隠れているということを学びました。その観察眼は、現在の自身の設計活動の強みになっていると感じる場面が多くあります。
高校までの勉強で見えるあなたの能力や才能は、ほんの一角に過ぎません。生活デザイン学科ならではの、幅広く展開する科目で知識を深め、ぜひあなたらしい建築デザインの表現を見つけてみてください。(2022年取材)
住まいの計画に、「衣・食・住」全ての知識が役立ちます。
エルクホームズ株式会社勤務
岡本 陽子さん
住宅展示場での接客から建売物件の案内、契約者との打ち合わせなど、営業として契約から引き渡しまで全てに携わっています。
家は一生で一番大きな買い物なので、ご家族の人生のワンシーンに関われるやりがいのある仕事です。お客さまの笑顔はもちろん、ご契約いただいたご家族の住まいが徐々に出来上がっていくのを見ることができるのは大きな喜びです。
生活デザイン学科では、「衣・食・住」をバランスよく楽しく学べました。私は衣服や食にも関心がありましたが、もともと建築の仕事を志望していたため、大学では建築系の授業を優先的に選択しました。大学で学んだ建築の基本的な知識や「設計製図」の技術は、とても役に立っています。
また、キッチンの照明を考えるときは「食」の知識、収納の機能を考えるときは「衣」の知識など、すべての学びが随所で生きています。現在の目標は、2級建築士の資格を取得し、活躍の幅を広げていくことです。勤務している会社は女性がいきいきと働ける職場なので、将来もこの会社で仕事を続けたいと考えています。(2014年取材)
住宅メーカーのインテリアコーディネーターとしてお客様の希望を叶える家づくりをしています。
セキスイハイム中四国株式会社 広島支社勤務
山口 乃理子さん
大手住宅メーカーのインテリアコーディネーターとして、カーテンや壁紙、床、照明、家具など内装関係の色や素材についてアドバイスを行っています。お客さまのライフスタイルや好みを把握したうえで満足していただけるご提案ができ、お礼の言葉をかけていただいた時が何よりうれしいです。
在学中に取得したインテリアコーディネーター資格のおかげでお客さまに自信を持ってアドバイスできます。この資格はお客さまと信頼関係を築くうえで大変有効だと思います。
授業で、動線などを考えて家具の配置を考えたり、製図を作成したりしたことが現場で生かされています。また、学生時代にオリゼミのリーダーなど務めていた経験もあり、コミュニケーション能力を鍛えることができました。それは、営業や設計、工事関係の方と打ち合わせする際に必要な交渉力として生かされていると感じます。
生活デザイン学科は、生活の基盤となる衣・食・住・健康・環境をバランスよく学べる学科です。先生や先輩、後輩のつながりを大切にして、素敵な学生生活を送ってください。(2012年取材)
これまでの学びを自信に変えていくことで目標を達成できました
広島県立沼南高等学校 家庭科教諭
栗棟 礼子さん
一度は企業に就職しましたが、夢をあきらめず教員の道を選びました。採用試験は、在学中に教えていただいたことを思い出して勉強をしました。念願がかなった今、生徒の笑顔と触れ合うことに喜びを感じています。
家庭科は受験にはない教科ですが、幸せに生きるためには欠かせない学問です。そう教えてくださった安田の先生方の言葉を思い出しつつ、生徒と向き合い、家庭科の面白さを伝えていきたいと思います。(2014年取材)