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充実したキャンパスライフ

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児童教育学科の学生は、学校等支援活動、子供会活動等、教育現場や地域と連携した多くのボランティア活動に積極的に参加し、豊かな経験をもとに実践的力量の形成を図っています。
また、児童教育学科独自の楽しい学科イベントも盛りだくさんです。

■学校等支援活動(教育現場でのボランティア活動)

学校等支援活動とは、学校等(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校)および保育所、ならびにその所管官庁と本学との協定に基づき、学生が行う保育・教育支援活動です。活動に参加する学生は、学校等に大学から派遣され、学校等の校園長や指導教員等の指導・助言を受けて、教育活動の支援を行います。この活動を通して、学校等の教育活動が活性化すること、将来、教員や保育士をめざす学生の資質・能力の向上が期待されています。

■「子育て応援団すこやか」運営ボランティア

子育てを応援する楽しいイベント「子育て応援団すこやか(会場:広島グリーンアリーナ)」に児童教育学科の学生も、毎年、運営ボランティアとして参加しています。開催の3カ月前から企画会議を重ね、企画から運営まで携わります。当日は、多くの来場者がある大好評のイベントです。

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■「まほろば祭」(大学祭)における学科イベント

「まほろば祭」(大学祭)で、児童教育学科は、毎年、「児童教育学科展」を開催しています。スタンプラリー・クイズラリーや、身体測定(身長・体重)の体験、お面・スライムの工作など、子どもたちが楽しめるコーナーを多数用意しています。毎年、どのコーナーも大変盛況で、大人も子どもも時を忘れて楽しんでいます。学生スタッフは2年生と4年生が中心となり、企画から運営まで行います。

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■予餞会(学科イベント)

児童教育学科では、4年生の卒業が近づく2月に、恒例の「予餞会」が開催されます。「予餞会」では、下級生が先輩への感謝の気持ちを込め、クラス毎に取り組んだスタンツの成果を披露します。その中でも醍醐味は4年生の最終ステージで、後輩へのエールと先生方への感謝が込められた圧巻のパフォーマンスです。入学から4年間を振返り、4月から始まる社会人としての新しい生活への期待と決意が込められ、会場内はお互いを讃えあう感動の拍手と涙で幕を閉じます。

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大学生活について在学生へインタビュー

久保田 祐美 さん(4年生)
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■児童教育学科は、どんな学科ですか。

児童教育学科は、学科全体が温かい雰囲気で、横のつながりだけでなく縦のつながりも強い学科です。全体で協力しながら頑張ることのできるまとまりがある学科なので、大変なことがあっても、全員で団結して乗り越えていくことができると感じています。

■学年を超えたつながり(縦のつながり)は、どのように生まれるのですか。

毎年、5月にオリエンテーションセミナーという行事があります。この行事は、2・3年生で構成される委員が、1年生のために複数の楽しいプログラムを企画し歓迎します。とても力を入れている行事で、縦横のつながりを広げる良いきっかけになります。この他にも、たくさんの楽しい行事があるので、その中でクラス、学年を越えて多くの人とつながりを持つことができます。写真は、2020年度のオリエンテーションセミナーの写真です。

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■授業以外で頑張っていることはありますか。

私は2年生のときに「学校等支援活動(教育現場でのボランティア活動)」を週に1回、1年間、大学近隣の公立小学校で行いました。宿題の添削の手伝いをしたり、子どもたちと一緒に遊んだりしました。教育実習とは違い、長い期間、実際の現場を見ることができたので、小学校での年間行事や先生方の授業以外の仕事についても学ぶことができました。また、子ども向けのボランティア活動にも積極的に参加しています。大学生活での様々な活動は必ず財産になるので、やりたいと思ったことはどんどん挑戦しています。

■将来の夢・目標を教えてください。

小学校教員をめざしています。子どもたち一人ひとりが「学校が楽しい」と思える学級づくり、学校づくりができる先生になりたいです。

<高校生へメッセージ>

児童教育学科はとても居心地のよい学科です。自分のよさや可能性、仲間の優しさやありがたさに気づくことができます。頼もしい仲間たちと一緒に素晴らしい大学生活を送っていきましょう。皆さんが入学してきてくれることを楽しみにしています。

『児童教育学科について』 学生ロングインタビュー

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(左から)  森千紘さん(3年)光井佑希さん(3年)堀川ひかるさん(2年)三浦咲恵さん(3年)

 
児童教育学科の3年生と2年生に集まっていただき、学科のことや大学生活のことについて、ロングインタビューを敢行しました。是非じっくりご覧ください。


Q.みなさんが安田女子大学の児童教育学科を選ばれた理由を教えてください

  • 三浦 両親ともに教員だったので、小さいころから学校の話題を身近に聞いて育ちました。その影響もあって、将来は教職に就き、子どもたちと関わる仕事がしたいと思っていました。実は母も安田の卒業生で、児童教育学科への進学を勧めてくれたことも大きなポイントです。
  • 光井 私は子どもが好きで、ずっと子どもと一緒に過ごすことができて、勉強から日常生活までいろいろなことを伝えることができるのは小学校の先生しかないと思い、教職をめざしました。児童教育学科を選んだきっかけは、高校の担任の先生の勧めでした。
  • 私は高校生の時、幼稚園の先生になるか小学校の先生になるか迷っていて、安田の児童教育学科ならどちらの免許も取れると知り、安田を選びました。
  • 堀川 私は小学校の担任の先生に憧れて「私も先生みたいになりたい」と思ったことがきっかけでした。安田の児童教育学科は、教員採用試験の合格率が高く安心感があったことと、自分が小学生の時に安田の教育実習生の印象が強く残っていたので、安田を選びました。


Q.大学生になって、高校生の時と比べて成長したなと感じることはありますか

  • 光井 実家を離れて一人暮らしを始めて、家のことも勉強もなんでも「自分の力でやる!」と心がけるようになりました。大学の勉強は、とにかくどれだけ自分から取り組むかが大切だと思います。自分で選択できる幅が広かったことで、決断力や行動力が身につきました。
  • 堀川 私も高校生の時はすぐに「わからない、できない、むり」と言って投げ出すことが多かったのですが、大学に入ってからは「なんでこうなるのかな」「ここまではわかっている、ここから先がわからない」と踏み込んで考えるようになりました。
  • 三浦 私は最近特に、教師になるという目標がどんどん現実味を帯びてきて、社会人になるんだ、という自覚が強くなってきました。日々の自分の言動には気を付けるようになりました。


Q.好きな授業について教えてください

  • 三浦 好きな授業は「基礎書道」です。文字の基本点画を理解して、より丁寧な文字を追求して書くところが私には魅力に感じます。
  • 光井 私は「児童英語教育法」(2019年度入学生から「英語科教育法」)が好きです。外国語教育に興味があったので、この授業で専門的な知識を学ぶことができて楽しかったです。また、この授業の発展的科目にあたる「児童英語教育法演習」(2019年度入学生から「英語科教育法演習」)では、実際に外国語活動の模擬授業を行い、さらに英語教育に対する興味が高まりました。
  • 私は体育が好きなので、一つ挙げるとすれば「初等体育Ⅱ」です。まず小学校で行われるような体育の授業を実際に受けるところから始まるのですが、子ども目線で授業を見ることができて、自分が授業を実践する際のヒントになりました。またこの授業は自分も体が動かせるのでとても楽しかったです。
  • 堀川 私の好きな授業は「国語科教育法」です。小学校の授業で読んだ作品を、授業を受ける側から授業をする側に立場を変えて読むと、こんなにも作品の見方が変わるんだと驚きました。大学生になるまであまり読書の習慣がなかったのですが、この授業を受けて、本をたくさん読むようになりました。
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Q.児童教育学科ではたくさんの実習があると聞いています。実習を経験してみて、成長したと感じること、苦労したこと、教えてください

  • 光井 2年次の「教育実習Ⅰ」は初めての小学校実習で、2週間、実際の授業を観察させていただいたり、子どもたちと一緒に遊んだりして、先生の仕事や小学校の生活について知ることができました。初めての実習ということもあり、最初は不安だらけでしたが、この実習のおかげで、教育者になりたいという気持ちが一層高まりました。「教育実習Ⅱ」では付属幼稚園に2週間実習に行き、幼児教育についてさらに興味を持つことができました。
    その後、3年次の「教育実習Ⅲ」では母校の小学校に4週間の実習に行きました。初めての授業実践では、緊張で手の震えが止まりませんでした。
  • 私も1ヶ月の母校実習は一番記憶に残っています。母校で授業をさせていただいて、多くの時間子どもたちと関わることができ、教師になりたいという思いがより強くなりました。授業をさせていただく中で、発問の仕方や授業の進め方については苦労しましたが、担任の先生の指導のおかげで成長することができました。子どもの前での振る舞いは、実習で培うことができました。
  • 光井 実習中は毎日が反省ばかりでしたが、回数を重ねるごとに子どもの前に立つことにも慣れていき、緊張よりも楽しさが上回るようになっていきました。たとえ授業がうまくいかず、気持ちが沈んでしまっていても、子どもたちは無邪気に「せんせ~い!あそぼう!!」と声をかけてきてくれるので、その子どもたちに救われて、励まされて、頑張ることができました。この実習を通して、多くの学びが得られ、自分の成長を感じることができ、自信もつきました。先生の仕事って素晴らしい、自分にとってこんな素敵な仕事は他にはないと強く思いました。
  • 三浦 教育実習は、大学で学んだ理論の具現化を図ることができる貴重な体験の場でした。授業をするにあたっては、教材研究や児童理解の重要性を実感しました。現場はほんとうに超がつくくらい多忙でしたが、子どもたちとの日々の関わりを通じて、教師は児童の成長を身近に感じることのできる魅力的な職業だと改めて感じました。
  • 堀川 みなさん、すごいですね。そんなお話を聞くと自分にもできるかどうかが不安です。2年生の私が今からやっておいた方が良いこと、何かアドバイスをもらえますか。
  • とにかく模擬授業を徹底的に、積極的に取り組むことだと思います。やればやるほど自信につながるので。
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Q.今、一番楽しみにしている行事や授業はありますか

  • 堀川 私は3年生になってからの模擬授業が楽しみです。これまでの授業はグループで指導案を作成し、授業計画を発表するところまででした。3年生になると、指導案をもとに実際の模擬授業が始まります。教師になるという目標が、現実味を帯びてきている気がしてうれしいです。
  • 三浦 私たち3年生は何と言っても予餞会(よせんかい)です。お世話になった4年生を送り出すために3年生が中心となって準備します。各学年各クラスが合唱、ダンス、劇などを工夫しながら創り上げます。児童教育学科全体のつながりを感じることができる一大行事です。
  • 私は予餞会の実行長をさせていただいているので、皆さんの記憶に残るような良いものになるよう、そして4年生を気持ちよく送り出せるよう準備していきたいです。


Q.大学以外で取り組んでいる活動について教えてください

  • 私はアルバイトで塾の講師をしています。週に2回、2年間続けています。個別指導ではなく、時には10人を一斉に教えたりするので、そういう時に模擬授業のつもりで練習しています。おかげで実習に行った際も緊張しすぎることはなく、堂々と立ち振る舞えたのではないかと思います。また、子ども達に教えるために自分も勉強しないといけないので教科の知識もつきました。これは教採の勉強にもなっていると実感しています。
  • 堀川 私は休みの日に、小学校の先生方が参加する勉強会や公開授業などに参加しています。現場の先生の実践を聞いたり、授業の様子を見させていただいたりしました。事前にテーマが分かっている場合は図書館に行って関連の本を読んで参加させていただくのですが、途中から話についていけなくなることも多々あります。先生方が熱心にお話しされていると、私はいつも質問だらけになってしまうのですがそれでも優しく教えてくださるので本当に感謝しています。


Q.みなさんが感じる安田女子大学ならではの魅力、教えてください

  • 三浦 クラス別に担任の先生がつくチューター制度です。チューターの先生には何でも相談ができますし、熱心に指導・助言のサポートをしていただけます。
  • 光井 私は自習スペースが嬉しいです。安田には自習できるスペースがたくさんあるので、気分によって自分の好きな場所を選んで勉強ができます。友達とグループで学習できる場所もあるので、学習環境は抜群だと思います。
  • ピアノレッスン室は重宝します。個人でピアノが練習できる個室がたくさんあります。また授業で使用する5号館のミュージック・ラボラトリーは、授業を受ける学生全員分の電子ピアノが設置してあって、学生の弾く様子を先生がヘッドホンとモニターでチェックしながら一人ひとりを指導されるんです。
  • 堀川 私は安田の制服があることが嬉しいです。公開授業などで同じ制服の人がいると「あ、安田の学生もいる」とホッとします。
  • 三浦 あと忘れていけないのが「まほろば食堂」。女子大ならではの献立と分量で、しかも栄養バランスも考えられており、安心して食べることができます。
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Q.高校生に向けて、「児童教育学科」のおすすめポイントを教えてください

  • 三浦 児童教育学科のおすすめポイントは2つあります。1つ目は同級生、先輩、後輩と学科全体で仲が良いことです。2つ目は、カリキュラムの内容です。教員になるためのプログラムがしっかり組んであり、礼儀作法や面接の仕方といった細部までしっかり丁寧に教えていただけます。
  • 学科全体で同じ目標をもって、同じ夢に向かって頑張っているところも大きいと思います。
  • 光井 あとは安田の児童教育学科は、実習やボランティア活動を通して、子どもと関わる機会を多く持てます。この経験の数は自分の自信につながると思います。
  • 堀川 こうして先輩方のお話を聞いて自分のモチベーションを高められるところです。私は安田の児童教育学科で、全力で頑張ることの楽しさを感じられて、自己表現ができて、最高の学科です。

(2017年12月取材)

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