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作品紹介 JAL立体サインオブジェ「みて呉!きて呉!」

2024.06.04

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3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2025年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。

 

制 作 者:

杉本彩代(リーダー)、山中千加、前田晴日、須藤彩希、冨永彩寧、重松奈那、榎飛鳥

 

タイトル:

みて呉!きて呉!

 

素  材:

アクリル板、MDF板、石粉粘土、アルミホイル

 

作品紹介:

迫力のある戦艦大和を作りたい。昔ながらの魅力が詰まった造船の街、呉を紹介したいと思い戦艦大和を作品にしました。広島といえばおいしい食べ物や特産物、観光スポットである世界遺産など見どころが満載です。私は呉出身ではありませんが、呉にも見逃がせないグルメや惹かれる歴史、目を奪われる景色があります。空港を利用する方に少しでも呉に興味を持ってもらえるように一目見て「呉だ!」と分かる戦艦大和に焦点を当てました。
一番の課題は小さな箱の中でどのように巨大な戦艦大和を表現するかでした。そこで船全体を作成するのではなく、一部分だけを穴から覗かせることで箱に入りきらない迫力を表しました。作品はターンテーブルの上を流れるため、戦艦が進むイメージで波をつけた点がよかったと思っています。
戦艦の煙突や大砲はどのように作るか試行錯誤した結果、3Dプリンターで印刷しアクリル絵の具で色をつけました。戦艦大和らしい特徴的な甲板は土台を作成し、粘土で成形しました。チームで協力し想像以上に勢いのある作品が完成したと思います。今回ターンテーブルを流れる6つの作品が広島全体の盛り上がりに貢献できればうれしいです。

 

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正面

 

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右側面

 

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左側面

 

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広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子

 

(記事作成:造形デザイン学科3年(現4年) 杉本彩代)

 

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