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作品紹介  杉本 彩代さん「輪廻」

2023.02.06

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2年生後期の授業「生活応用造形論」で制作した作品をご紹介します。「生活応用造形論」では、課題としてティンカリング作品を創ります。ティンカリング(tinkering)とは、自分のアイデアを、身近な素材や道具を使って、型にはまらず、試行錯誤しながら、即興的に、自分の作品に仕上げていく方法です。

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制 作 者 杉本 彩代さん(岡山県 金光学園高等学校卒)
タイトル 輪廻(木工作品)
素  材 材木、絵具、ワックス、針金、ネジ、歯車、時計の文字盤、コンデンサ、瓶ビールの蓋
作品紹介 木製のロボットのオブジェを作りました。このロボットは、主に捨てられるはずだった物や使われずにいた物を使って作りました。この作品で「私たちが日頃捨てているものを何かに生まれ変わらせることができるのではないか」ということを表現しました。そのため、ロボット自体も古さが出るようにデザインしました。
二つの木のブロックを使って、ロボットの頭と体を作りました。頭のブロックには、ワックスを塗り、木目を綺麗に出しました。体のブロックには、錆を表現したかったので、下地に朱色を塗り、つぎにターコイズブルーを重ね塗りした後、やすりをポイントでかけました。体のブロックには、ボール盤で穴を空け、そこに手、足、尻尾のパーツを押し込み、ボンドで接着しました。手、足、尻尾のパーツには、針金やネジを使いました。また、体には瓶ビールのフタも取り付けました。フタをつけると、さわやかな印象になりました。顔のブロックには、コンデンサを使った耳や、歯車や時計の文字盤を使った目、歯車を使った飾りを付けました。私好みの可愛いロボットができて嬉しいです。

 

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