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作品紹介 JAL立体サインオブジェ「Colors of Hiroshima」

2024.06.14

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3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2025年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。

 

制 作 者:

茶之原侑以(リーダー)、大田萌、渡部未遊、坂上花音、胡くるみ、一反田珠生

 

タイトル:

Colors of Hiroshima

 

素  材:

MDF板、ポスターカラー

 

作品紹介:

手荷物の待ち時間も楽しめる、ターンテーブルオブジェを制作しました。誰が見ても広島とわかることをコンセプトに、広島の主な観光スポットを詰め込みました。木造建築の建物が多いこともあり、木の温かみや日本らしさを失わないように素材(MDF)の色味もあえて残しました。手前の青海波は瀬戸内海をイメージし、広島のイメージカラーである「赤」を基調にポスターカラーで着色を行いました。ターンテーブルの高さの都合上オブジェを上から見下ろす形になるため、少し傾斜をつけて見やすさを考慮した設計にしました。傾斜面の錦鯉の模様は広島県の形をしており、気づいた方がふっと笑えるような遊び心も入れ込みました。全体の感想としてはチーム制作ということもあり、チーム内でのイメージの共有が特に難しかったです。また組み立ての際に、平面のデータで見たイメージとのギャップがあり、締め切り間際まで作品のブラッシュアップを行いました。トラブルも多々ありましたが、結果として観光客を迎え入れるに相応しいターンテーブルオブジェを作り上げることができました。

 

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正面

 

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右側面

 

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左側面

 

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広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子

 

(記事作成:造形デザイン学科3年(現4年) 茶之原侑以)

 

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