

在学生 一反田珠生さんと山崎晴菜さんが「農業用資材パッケージデザイン募集」で優秀賞と社長賞を受賞!
2023.05.26
造形デザイン学科3年生の一反田珠生さんが「農業用資材パッケージデザイン募集」で優秀賞、2年生の山崎晴菜さんがが社長賞を受賞しました。ファイナリストには、4年生の壱丁田萌恵さん、3年生の水津亜美さん、松村妃那さん、野髙舞さん、2年生の岡田佳歩さん、沖帆音さん、髙卯知果さんの7名が選ばれました。優秀賞を受賞した一反田珠生さんの作品は主催者により2023年6月、農業用資材「ウットンバイオスター」のパッケージデザインに採用される予定です。
一反田珠生さん「より良く」優秀賞
一反田珠生さんのコメント(広島県立広高等学校卒)
どうすればひと目でウットンバイオスターの効果が伝わるかを考えながら製作しました。有機肥料は高価なイメージが強く、手に取りにくい印象があったので「循環型」と「土壌の団粒化」からヒントを得て、高級感を出しつつも強すぎずシンプルになるように、丸の図形をメインにデザインしていきました。初めて最優秀賞をいただけて大変嬉しく思います。
今後は更に作品制作の機会を設けていき、自分の視野を広げていきたいです。
山崎晴菜さん「杉エキス」社長賞
山崎晴菜さんのコメント(広島県立広島井口高等学校卒)
ウットンバイオスターを手にとる人に、一目でウットンバイオスターとはどんなものか伝わるデザインをテーマに今回は製作を行いました。そこで、シンプルかつ分かりやすいデザインになるよう工夫しました。そのように、私がデザインした作品が今回評価されてとても嬉しいです。
壱丁田萌恵さん「土から元気に」ファイナリスト
水津亜美さん「有機肥料ウットンバイオスター」ファイナリスト
松村妃那さん「浸透」ファイナリスト
野髙舞さん「循環」ファイナリスト
岡田佳歩さん「杉の木のめぐみ」ファイナリスト
沖帆音さん「杉の恵み」ファイナリスト
髙卯知果さん「杉×和」」ファイナリスト
ものづくりセンターからのコメント
宮崎みどり製薬株式会社が主催する「農業用資材のパッケージデザイン募集」は農業用資材「ウットンバイオスター」のパッケージデザインを目的として実施されました。主催者は、循環型の有機農業を実践する農家さんに、有機農業資材「ウットンバイオスター(有機JAS規格適合資材)」を販売されています。本コンテストの特徴は、実際に販売される商品のパッケージデザインに採用されることです。今回は、生産量日本一の宮崎県の杉を使った「ウットンバイオスター」をテーマとして、有機肥料の特徴が込められたパッケージデザインを募集されました。ものづくりセンターではプロジェクトとして取り組み、31名が38作品を応募しました。
一反田珠生さんの作品名は「より良く」です。土壌を茶色、ウットンバイオスターを緑色の円形で表し、改良された土壌を両方共に属する黄色い図形とすることで土壌改良の様子を表した素晴らしい作品です。
山崎晴菜さんの作品名は「杉エキス」です。ウットンバイオスターの原料である杉がエキスに変わり、地面に浸透していく様子を表現した素晴らしい作品です。
プロジェクトでは、商品である「ウットンバイオスター」について自分の解釈を言語化してスケッチを描きました。作品に込めたい意図やその表現方法について試行錯誤を繰り返して作品を完成させました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。一反田珠生さんの作品は2023年6月、宮崎みどり製薬株式会社によりウットンバイオスターのパッケージとして採用され、ネッカリッチ株式会社より九州地方で販売される予定です。
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ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。