• 学科ニュース

作品紹介 JAL立体サインオブジェ「宮島の鳥居と花火」

2024.04.22

  • 学科コラム
  • ものづくり活動

3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2025年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。

 

制 作 者:

川谷芽衣(リーダー)、山田多恵、兼友愛生、上川希帆、新本万梨亜、田中結奈、野路萌佳

 

タイトル:

宮島の鳥居と花火

 

素  材:

アクリル板、MDF板、ABS樹脂

 

作品紹介:

この作品は宮島をモチーフにしてデザインしました。コンセプトは、だれが見ても宮島に行きたくなるサインオブジェです。私はデザインをするときに、観光客の方だけでなく広島県内の方にとっても宮島での印象的なものや出来事をモチーフに組み込もうと考えていました。観光客の方にもわかりやすい海に浮かぶ厳島神社の大鳥居と、県内の方にとって馴染みのある宮島水中花火大会の二つをモチーフにしました。制作するときにチームで役割をそれぞれ分担しました。そのため、チームのみんなの特色が出た作品になっていると思います。私が制作した中でこだわったポイントは海の部分です。二辺の隣り合う波同士の高さがつながるように設計しました。高さをつなげることで、海が無限に波打つような表現ができたと思います。作品の見どころポイントは、鳥居や船の造形と、海の中にいるかわいい魚たちです。細かいところまで丁寧に作られているのでじっくり見ていただきたいです。遠目から見ても近くから見てもとても華やかな見た目に仕上がったので、空港に訪れる多くの人に楽しんで見ていただけると嬉しいです。

 

zokei20240422_00.jpg

正面

 

zokei20240422_01.jpg

右側面

 

zokei20240422_02.jpg

左側面

 

zokei20240422_03.jpg

広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子

 

zokei20240422_04.jpg

デザイン画像

 

(記事作成:造形デザイン学科3年(現4年) 川谷芽衣)

 

■関連記事

第5回 広島空港 立体サインオブジェ 納品

川谷芽衣さんと滝村優理さんが「辰年 2024年 業務用年賀状デザイン募集」で入賞!

川谷芽衣さんと茶之原侑以さんが「かごしまデザインアワード2023」でファイナリストに選出!