

在学生 牧芽奈さん、竹歳奏さん、永川千晴さんが「Rethink Creative Contest 2024」で受賞!
2025.10.17
造形デザイン学科4年生の牧芽奈さん、3年生の竹歳奏さん、2年生の永川千晴さんが「Rethink Creative Contest 2024」で受賞しました。牧芽奈さんと竹歳奏さんは優秀賞を、永川千晴さんは地元PR賞を受賞し、賞状が授与されました。一般部門の応募総数920点のうち、受賞作品は49点(5.3%)と狭き門でした。
牧芽奈さん「いっこあいとるよ岩国れんこん」優秀賞
牧芽奈さんのコメント(山口県立岩国高等学校卒)
岩国れんこんは普通のれんこんより1つ穴が多いことが特徴です。でも穴が1個多いからなんだとよく言われてしまいます。見方を変え従来の8つの穴は地元の人の場所、1つ多い穴は外からの人を迎えるための場所と定義して制作しました。この作品は穴の中の岩国市民の特徴にこだわって作りました。これからも多角的に考えアイデアを出し、自分なりの作品を作っていきたいです。
竹歳奏さん「あえたらラッキー レア県民」優秀賞
竹歳奏さんのコメント(鳥取県立米子西高等学校卒)
地元に少しでも興味を持ってもらえるようなポスターを制作したいと思いこの案を考えました。人口が一番少ないことは今までマイナスなことでしかないと思っていましたが、このポスターを制作したことをきっかけに自分自身もポジティブに考えることができるようになりました。もしみなさんも鳥取県民に会ったらラッキーと思っていただけたらと嬉しいです。
永川千晴さん「ここ蚊おらんけぇ」地元PR賞
永川千晴さんのコメント(広島県立因島高等学校卒)
因島の除虫菊に焦点を当てた作品となっており、少しでも多くの人が因島を知るきっかけになれば幸いです。デザインを始めて間もない私ですが、この受賞を契機に、より一層自分を高め、これからも謙虚に与えられた機会を大切にし、取り組んでいきたいと思います。
賞状を手にする牧芽奈さん
笑顔の竹歳奏さん(左)と永川千晴さん
■ものづくりセンターからのコメント
株式会社クリエイターズマッチが主催する「Rethink Creative Contest」は、今回で第7回を迎える歴史あるコンペティションです。本コンペティションの特徴は、各地域のRethink Creatorたちが「地域」「文化」「暮らし」に根差した発想を自ら生み出し発信することで、持続可能な地方の活性化を目指している点です。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、18名が20作品を応募しました。
牧芽奈さんの作品名は「いっこあいとるよ 岩国れんこん」です。岩国れんこんが普通のレンコンより穴が1つ多い部分を、旅行客のための穴に例えた素晴らしい作品です。
竹歳奏さんの作品名は「あえたらラッキー レア県民」です。鳥取県の人口の少なさをアイスの当たりの確立に重ね、出会えたらラッキーと感じてほしいという発想を表現した素晴らしい作品です。
永川千晴さんの作品名は「ここ蚊おらんけぇ」です。地元因島で学んだ除虫菊の歴史や防虫効果に着目して、蚊のいない畑という自然の記憶を表現した、素晴らしい作品です。
制作では、地域の隠れた魅力をリサーチし、その成果を言語化してスケッチへと展開しました。作品に込めたい意図や表現方法について試行錯誤を重ね、作品を完成させました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。
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■ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。