

在学生 向田光美さん、山城蓮さん、永川千晴さんが「安田学園創立110周年カープ応援うちわDesign Competition」で受賞!
2025.08.06
造形デザイン学科3年生の向田光美さん、山城蓮さん、2年生の永川千晴さんが、「安田学園創立110周年カープ応援うちわDesign Competition」にて受賞しました。最優秀賞に選ばれた向田光美さんの作品は、主催者により「カープ応援うちわ」として製作され、2025年8月17日(日)にマツダ スタジアムで開催される広島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズ戦にて、2万枚が配布される予定です。
向田光美さん「花開く」最優秀賞
向田光美さんのコメント(広島県立海田高等学校卒)
安田の花形ロゴの五枚の花びらと、幼稚園から大学までの五種類の制服から着想を得て、花びらのまわりにそれぞれの制服を着た人物を配置しました。燃えるような暑い夏を彷彿とさせるカープのデザインに対し、安田のデザインは見るだけで涼しさを感じられるものにしたいと思い、寒色を多く使った涼しげな色使いにしました。今回の最優秀賞を励みに、これからもいろいろなコンペで結果を出せるよう頑張りたいです。
山城蓮さん「Plum Pop」優秀賞
山城蓮さんのコメント(広島県立祇園北高等学校卒)
安田学園の110周年を祝う華やかさと和の美しさを融合したデザイン「PlumPop」を制作しました。安田学園の校章である茄子紺色のベースに咲く梅は伝統を、弾けるクラッカーは安田学園とカープの未来への希望と祝祭を象徴しています。上品さとポップさを重ねたこの作品を通して、これからも思いを形にするデザインを追求していきたいです。
永川千晴さん「未来へ繋ぐ ~伝統と革新の110年~」優秀賞
永川千晴さんのコメント(広島県立因島高等学校卒)
この度は優秀賞に選んでいただき光栄です。長く親しまれてきた校舎の風景をうちわに描くことで、卒業生や在学生がそれぞれの思い出を重ねられるようなデザインを目指しました。今後も見る人の心に残るようなデザインを目指して挑戦を続けていきたいです。
安田馨理事長(右)に作品づくりの想いを伝える受賞者のみなさん
賞状を手にする永川千晴さん(左から3人目)、山城蓮さん(4人目)、向田光美さん(5人目)
ものづくりセンターからのコメント
学校法人安田学園が主催する「安田学園創立110周年カープ応援うちわDesign Competition」は、今回初めて開催されました。コンテストは、安田学園の創立110周年を記念した企画の一環としてとして、カープ応援うちわのデザインを募集したものです。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、28名が31作品を応募しました。
向田光美さんの作品名は「花開く」です。五枚の花びらに制服姿の人物を配し安田の歩みを爽やかに表現した、清涼感のある素晴らしい作品です。
山城蓮さんの作品名は「Plum Pop」です。茄子紺に梅が咲き、紙吹雪が舞う華やかな情景に、和と祝祭の調和と110周年への感謝が込められた素晴らしい作品です。
永川千晴さんの作品名は「未来へ繋ぐ ~伝統と革新の110年~」です。伝統と未来をつなぐ校舎を、花を象徴に知性と品格をもって表現した素晴らしい作品です。
プロジェクトでは、テーマである「安田学園創立110周年」をどのように捉えたらよいか各自で考えコンセプトを立案し、図案化しました。惜しくも受賞を逃した方も一緒に制作に取り組んだメンバーから新しい視点を得ることができ、成長が感じられるプロジェクトになりました。
■関連リンク
・2025年8月17日(日) vs 東京ヤクルトスワローズ(広島東洋カープ)
・造形デザイン学科2年生の永川千春さん、松村小夏さん、溝崎琴美さんに大学生活についてインタビューをしました
■ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。