

在学生 松村妃那さん、岩川歩夢さん、中村菜々心さんが「第5回シマフクロウステッカーデザインコンテスト」で優秀賞を受賞!!
2024.01.30
造形デザイン学科3年生の松村妃那さん、2年生の岩川歩夢さん、中村菜々心さんが「第5回シマフクロウステッカーデザインコンテスト」で優秀賞を受賞しました。
松村妃那さん「お留守番」優秀賞
松村妃那さんのコメント(広島県立広島皆実高等学校)
絶滅危惧種である北海道のシマフクロウは現在、人口の巣箱やバンディングなど人の助けが無ければ危険な状態です。ですが私たちの活動が実を結び、いつか自然の巣で暮らしていくことが当たり前になる日が来て欲しいという願いを込めて、巣で親鳥を待つ雛鳥のデザインにしました。今回の経験を糧に、今後も精力的に作品制作に励んでいきます。
岩川歩夢さん「シマフクロウ標識~私たちの守るべきもの~」優秀賞
岩川歩夢さんのコメント(広島県立祇園北高等学校)
標識には「守らなければならないもの」という共通認識があるので、その共通認識を利用しシママフクロウも私達が守らなければならない大切な動物だという意識を持ってもらえるようなデザインにしました。歴代の受賞作品を拝見し、企業の求めるデザインを自分なりに研究して制作を初めたデザインが優秀賞を頂けてとても嬉しいです。今回の経験をこれからの作品制作にも活かしていきたいと思います。
中村菜々心さん「シマフクロウの未来を守る」優秀賞
中村菜々心さんのコメント(広島県立高陽高等学校)
シマフクロウのためにできることを調べたとき、シマフクロウが生息し子育てしていくために「給餌池」が欠かせない場所となっていることを知ることができたので、色を森から連想した緑でまとめ、親子のシマフクロウを真ん中に置いて、餌である魚を咥えている子供のシマフクロウを親のシマフクロウが見つめているという構図で描きました。今回の貴重な経験を糧にこれからの制作も頑張っていきたいと思います。
ものづくりセンターからのコメント
公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催する、シマフクロウステッカーデザインコンテストは今年で第5回を迎えます。コンテストは貴重な生き物であるシマフクロウの保護活動を啓発するために実施されています。昨年は造形デザイン学科2年生の牧芽奈さんが入賞しています。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、22名が26作品を応募しました。
松村妃那さんの作品名は「お留守番」です。シマフクロウの子どもたちが、保護活動の助力でできた巣箱から夜空を見上げる光景を表現した素晴らしい作品です。
岩川歩夢さんの作品名は「シマフクロウ標識~私たちの守るべきもの~」です。守らなければならないシマフクロウへの意識を、守らなければならない標識に重ねて表現した素晴らしい作品です。
中村菜々心さんの作品名は「シマフクロウの未来を守る」です。シマフクロウの子育てに欠かせない給餌池を設置する活動を、生きた魚をくわえた子どもで表現した素晴らしい作品です。
プロジェクトでは、コンテストの趣旨をどう捉えたらよいか各自が考えた後に図案を制作します。惜しくも受賞を逃した方も新しい視点を得ることができ、成長が感じられるプロジェクトになりました。
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■ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。