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在学生 福岡芽依さん、山﨑日菜さん、中村菜々心さんが「富山デザインフェア2023パッケージデザインコンペティション」でパッケージデザイン大賞、特別賞を受賞!!

2023.10.24

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造形デザイン学科3年生の福岡芽依さん、山﨑日菜さん、2年生の中村菜々心さんが「富山デザインフェア2023パッケージデザインコンペティション」で受賞しました。福岡芽依さんはパッケージデザイン大賞を受賞し、山﨑日菜さんは朝日印刷株式会社賞を、中村菜々心さんは富山スガキ株式会社賞を受賞しました。応募総数は142点でした。

 

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福岡芽依さん「富山の八尾和紙をつつむ」パッケージデザイン大賞

 

福岡芽依さんのコメント(広島県立呉宮原高等学校卒)

富山で盛んに作られている八尾和紙を作業工房でつつみました。ふたを開けて裏を見ると作業している職人の様子が立体的にみることができ、手作りの和紙を感じられるパッケージになっています。パッケージを手に取った人が商品だけではなくパッケージまで好きになってもらえるように工夫をしました。

 

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山﨑日菜さん「富山のポン菓子をつつむ」朝日印刷株式会社賞

 

山﨑日菜さんのコメント(広島県立祇園北高等学校卒)

私は富山の四季折々の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと考え、「和」をコンセプトに季節ごとの名所にちなんだポン菓子を包みました。ポン菓子は手軽で食べやすく、季節を通して食べられている富山のお米を使って作られています。また、箱にもお茶碗や七宝といった古き良き日本の伝統をちりばめ、また行きたいと思ってもらえるような作品を目指しました。今後も表現の知識や経験を磨きものづくりに取り組んでいきたいです。

 

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中村菜々心さん「富山のキャンペーンをつつむ」富山スガキ株式会社賞

 

中村菜々心さんのコメント(広島県立高陽高等学校卒)
富山県が実施していたキャンペーンをQRコードにして膨刻風のチケットの形にデザインし、QRコードが彫られた下半分をラベルで包むことで、テーマである「富山のキャンペーンを包む」ことを意識して作りました。この商品が富山県の魅力をさらに伝え、富山県へ旅行に行ってみたいと感じてもらえるきっかけになってほしいです。今回選んでいただいた喜びを糧に、これからの制作も頑張っていきたいと思います。


 

ものづくりセンターからのコメント
「富山デザインフェア2023パッケージデザインコンペティション」は、今年で27回目となる歴史のあるコンペティションです。本コンペティションの特徴は、パッケージのモデルを制作して実物で審査を受けることです。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、48名が49作品を応募しました。
福岡芽依さんの作品名は「富山の八尾和紙をつつむ」です。職人による和紙の制作過程を、8層の切り絵で立体的に表現した素晴らしい作品です。
山﨑日菜さんの作品名は「富山のポン菓子をつつむ」です。四季折々の名所をイメージしたポン菓子をお米に見立て、お茶碗のパッケージでつつんだ素晴らしい作品です。
中村菜々心さんの作品名は「富山のキャンペーンをつつむ」です。旅行のキャンペーンをQRコード付きの彫刻風チケットで具現化した素晴らしい作品です。
プロジェクトでは、試行錯誤を繰り返して試作モデルを完成させた後に、本番となる提出作品を制作します。試作の段階では戸惑っていた学生も、提出作品制作の段階では試作に比べて品質が高いものが短時間で作れるようになりました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。


 

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■ものづくりセンターについて

ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。