

作品紹介 吉崎由樹さん「次元を跨ぐ再現性と身に纏う効果」
2024.02.22
2023年11月29日から12月5日まで本学で開催された「造形デザイン学科 第5回卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。
制 作 者:
吉崎 由樹さん(広島県立廿日市高等学校卒)
タイトル:
次元を跨ぐ再現性と身に纏う効果
素 材:
布(サテン生地、オーガンジー生地、パールチュール、ラッカバンレース)、UVレジン、ボタン、面テープ、チェーン 等
作品紹介:
2次元的にデザインされたキャラクターを3次元で身近に感じられるように服として再現した作品です。 キャラクターは初めて見ていただく方にも興味を持ってもらえるよう、外見だけでなく世界観やモチーフなどのコンセプト設定から制作しました。
衣装はキャラクターのデザイン画を元に、布の質感やバランスに気を付けて素材を選びました。 こだわった点は独自の模様と実用性です。「布プリンタ」で出力することでキャラクターデザインそのままの布を作ることができました。特に色味については、近いものを複数作って調整し、縫製したときに見える色味や印象を忠実に再現しました。そして、実際に服として着用できるように採寸、縫製をすることで着脱などの動きにも対応できるようになっています。
展示の際は、衣装と等身大イラストを並べることで、平面のイラストだったキャラクターが目の前に存在するような配置を心がけました。この展示を通して次元を超えたワクワク感を味わえていただけていると幸いです。
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