

作品紹介 田原彩夏さん「彩模(あやも)」
2023.12.19
2023年11月29日から12月5日まで本学で開催された「造形デザイン学科 第5回卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。
制 作 者:
田原 彩夏さん(広島県立安芸南高等学校卒)
タイトル:
彩模(あやも)
素 材:
YCLAY粘土、アクリル絵具、スチレンボード、MDF
作品紹介:
彩模とは、私の名前(彩夏:あやか)と模様を組み合わせて作った造語で、様々なモチーフをイメージしてデザインした模様のことです。卒業研究・制作発表展示会では、下記の4種類の展示を行いました。
1つ目は、YCLAY粘土を使用したタイルです。大学でお世話になった先生方を彩模で表現しました。彩模のタイルの横に、先生方の写真も展示しました。造形デザイン学科の方でも、そうでない方でも、彩模と写真を見比べることで楽しんでいただけるようにしました。
2つ目は、祖父、御堂筋、向日葵、蝶々の4種類の彩模を組み合わせて1枚のMDFにレーザー加工機で彫刻したコラージュ作品です。
3つ目は、私が彩模を描く際にモチーフについてイメージした言葉を添えたカタログです。
最後に、4つ目はスチレンボードにラミネート加工して作ったタイルです。このタイルの模様は、観る人に自由にイメージを膨らましていただきたかったので、モチーフを決めませんでした。
山下明博教授をイメージして創った彩模です。山下教授の多才でミステリアスな雰囲気を模様で表現しました。
チューリップの彩模です。制作した彩模には、それぞれ言葉を添えています。
チューリップの彩模に添えた言葉は「一輪のチューリップを君に渡そう この想いが夢の中に消えてしまわぬように 君が彼を選んだとしても それでも君は、僕の運命の人。」です。展示会では、言葉を添えた彩模を1冊のカタログにして展示しました。
祖父、御堂筋、向日葵、蝶々のそれぞれをイメージして創作した彩模を組み合わせて1枚のMDFにレーザー加工機で彫刻したコラージュ作品です。
モチーフを決めないで自由に創作した模様です。印刷した模様をスチレンボードに貼って、それをラミネート加工してタイルにしました。
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