

作品紹介 JAL立体サインオブジェ「広電旅」
2025.04.30
3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2026年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。
制 作 者:
山崎晴菜(リーダー)、秋森美穂、石川悠奈、小田こころ、河本明花音、中村怜、福本芽果、村野愛実
タイトル:
広電旅
素材:
MDF板、アクリル板
作品紹介:
この作品は、「たまにはゆったりとした旅はどう?広電旅」をテーマに制作しました。
広島の路面電車は、街をゆったり眺めながら移動できる魅力があります。しかし、近年はタイムパフォーマンスやコストパフォーマンスを重視する風潮から、敬遠されがちです。そこで、改めて路面電車の魅力を伝えるため、特に広島空港を訪れる観光客を主なターゲットとして、オブジェを制作しました。
宮島から広島駅までの路面電車の旅を提案するデザインになっています。電車の立体的な造形にこだわり、360度どこから見ても楽しめるようにしました。また、お好み焼きや原爆ドームの横に、駅の看板をモチーフにしたイラストを加えることで、より駅の雰囲気を演出しました。
チーム制作ということで、アイデアやデザインの共有が難しい部分もありましたが、徐々に意見を出し合いながらデザインをブラッシュアップできたのは良かったです。 広島空港を訪れる方々に広電や広島の魅力が伝わり、少しでも「路面電車で旅をしてみたい」と思ってもらえたら、とても嬉しいです。
正面
右側面
左側面
広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子
(記事作成:造形デザイン学科4年 山﨑晴菜)
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