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在学生 山根柚花さんが「3Dプリント自助具デザインコンテスト2024」でファイナリストに選出!

2024.12.20

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造形デザイン学科2年生の山根柚花さんが「3Dプリント自助具デザインコンテスト2024」でファイナリストに選出されました。作品は、3Dプリンターを活用して自助具を作成するためのプラットフォーム「COCRE HUB」で公開され、COCRE HUBコモンズライセンスで自由に使用することができます。

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山根柚花さん「片手で線が引ける定規」ファイナリスト


山根柚花さんのコメント(広島県立広島皆実高等学校卒)
この作品は、手が不自由な方だけでなく、誰もが片手だけでノートに線を引けるようにしたユニバーサルデザインの作品です。長期にわたり、アイデア出し→設計・モデリング→試用のプロセスを何度も繰り返して完成品にたどり着きました。沢山の試作品を作り、より良い形を模索していくのがとても大変でした。今回このコンペに参加して多くのことを学ぶことができました。今後の作品制作に活かしていきたいです。

ものづくりセンターからのコメント
一般社団法人ICTリハビリテーション研究会が主催する「3Dプリント自助具デザインコンテスト2024」は、今年で第2回目を迎えます。このコンテストは、3Dプリンタを活用してケアや介護分野の自助具制作を支援することを目的に開催されています。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、1名が1作品を応募しました。
山根柚花さんの作品名は「片手で線が引ける定規」です。片手で水平や垂直に直線を引くことができるので、定規を使うことが楽になる素晴らしい作品です。
プロジェクトではテーマである「自助具」について、自分なりの視点を言語化した上で、実現したい機能をスケッチに描きました。その後、SolidWorksを用いた設計と3Dプリンタでの試作品制作を行い、試行錯誤を繰り返しながら最終的な作品を完成させました。試行錯誤のプロセスを通じて、大きな成長を感じられるプロジェクトとなりました。
(指導教員:滝口隆久教授)

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■ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。