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在学生 石川悠奈さんと山根柚花さんが「サンスター文具第28回文房具アイデアコンテスト」でファイナリストに選出!

2024.09.20

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造形デザイン学科3年生の石川悠奈さん、2年生の山根柚花さんが「サンスター文具第28回文房具アイデアコンテスト」でファイナリストに選出されました。一般部門の応募総数2,703点のうち、二次審査を通過して最終審査に進んだ作品は74点(2.7%)でした。

 

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石川悠奈さん 「ねじけし」「ママ知るペンシル」 ファイナリスト

 

石川悠奈さんのコメント(沖縄県立首里高等学校卒)

・「ねじけし」
今回のコンペティションのテーマである「クリア」から、友達との壁をクリアにするを連想して「ねじけし」を製作しました。ねじけしを友達とシェアすることで、友達との距離を縮めることができます。今回2つの作品がこのように評価されて、アイデアを考える楽しさを実感できました。今後も頑張っていきたいです。

・「ママ知るペンシル」
今回のコンペティションのテーマである「クリア」から、筆記音がクリアに聞こえるを連想して「ママ知るペンシル」を制作しました。筆記音がを大きくすることで、お母さんに勉強しているということを知らせることができます。今回作品がこのように評価されてとても嬉しいです。これを励みに今後も頑張っていきたいです。

 

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山根柚花さん 「タイマーシャーペン」「クリアカッター」 ファイナリスト

 

山根柚花さんのコメント(広島県立広島皆実高等学校卒)

・「タイマーシャーペン」
この「タイマーシャーペン」は、テーマである「クリア」を「問題を解く」という意味で捉えた作品です。シャーペンの上側に砂時計がついていることにより、手元で時間を計ることができます。そして、時計を見るために顔を上げるという無駄な作業の削減につながります。制限時間内で問題を解くという習慣を楽しく簡単に身に着けられる作品になりました。日常生活に彩りを与えられる作品をこれからも制作していきたいです。

・「クリアカッター」
この「クリアカッター」は、カッター作業をしている際に実際に感じた不満からアイデアを練っていきました。カッターの刃が邪魔をして手元がよく見えないという問題を解決するアイデアです。切るところ以外の部分をすべてプラスチックにすることで手元が見えやすいだけでなく刃が簡単に安全に折れやすくなっています。これからは小さな不満や疑問も記録して今後のアイデア出しに活かせるようにしたいです。

 

ものづくりセンターからのコメント

サンスター文具株式会社が主催する「文房具アイデアコンテスト」は、今回で第28回を迎える歴史あるコンペティションです。本コンペティションの特徴は、毎年設定されるテーマに基づいて、今までにない文房具を提案することです。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、18名が21作品を応募しました。
石川悠奈さんの作品名は「ねじけし」「ママ知るペンシル」です。小学校で友達に消しゴムを貸す時のもやもや感や、お母さんに勉強をしているか確認されたくない子どもの微妙な気持ちをクリアにする素晴らしい作品です。
山根柚花さんの作品名は「タイマーシャーペン」「クリアカッター」です。勉強時間を見えるようにしたり、カッターの刃先を見えるようにしたり、視覚をクリアにすることに着目した素晴らしい作品です。
プロジェクトではテーマ「Clear(クリア)」について自分の解釈を言語化し、それに基づいてスケッチを描きました。作品に込めたい意図や表現方法について、試行錯誤を重ねながら作品を完成させました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。

 

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■ものづくりセンターについて

ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。