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在学生 吉原萌さん、石川万栞衣さんが「2026年度(午年)年賀状デザインコンペ」で受賞!

2025.10.31

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造形デザイン学科3年生の吉原萌さんと2年生の石川万栞衣さんが「2026年度(午年)年賀状デザインコンペ」で入選に選出されました。2025年10月より、入選作品が年賀本舗にて販売されています。

 

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吉原萌さん「木馬の親子たち」入選


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吉原萌さん「午の置物(陶芸風)」入選


吉原萌さんのコメント(広島市立基町高等学校卒)

今回は単に作ってみたかったからという理由で思いついたデザイン案を全て制作しました。多くの作品を作っておくことで、自分がどういったものが得意なのか、どんな作品が受け入れてもらいやすいのかという傾向が掴めてくるので、デザイン案で悩むくらいなら時間の許す限り全て作っておくということを心がけて、これからも制作に取り組んでいきたいと思います。

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石川万栞衣さん「大正月」入選

 

石川万栞衣さんのコメント(広島市立沼田高等学校卒)

この作品のコンセプトは、大正レトロです。大正時代を彷彿とさせる色合いにするため明度の高すぎる色は使わずに、正月にふさわしい華やかさを出せるようデザインしました。午年ということで見た瞬間馬がメインだとわかってもらうために、馬を中心に肖像画のイメージで描いています。今回の経験を大切に、これからも頑張っていきたいと思います。

■ものづくりセンターからのコメント

年賀本舗が主催する「2026年度(午年)年賀状デザインコンペ」は、今年で15回目を迎える歴史のあるコンペティションです。本コンペティションの特徴は、入選したデザインが商品化されることです。ものづくりセンターでは昨年に続きプロジェクトとして作品の制作に取り組み、44名51作品を応募しました。
吉原萌さんの作品名は「木馬の親子たち」と「午の置物(陶芸風)」です。「木馬の親子たち」は、木馬の親子を3DCGで表現し家族の温かさとカントリー調の雰囲気が調和した素晴らしい作品です。「午の置物(陶芸風)」は、午の置物や鏡餅、門松を3DCGで丸みを帯びた造形として表現し、陶器の光沢感をハイライトで際立たせた素晴らしい作品です。
石川万栞衣さんの作品名は「大正月」です。大正レトロを表現し、手書風の馬と和柄の背景が調和して肖像画のような趣を醸し出す、華やかで格式のある素晴らしい作品です。
自分が提供したい価値を見つめ直し、それをグラフィックでどのように表現するかを試行錯誤する過程で、学生たちはねらい通りの作品を完成させました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。

 

■関連リンク

年賀本舗 デザインコンペ受賞作 -年賀状デザイン-

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年賀本舗 年賀状販売 クラフト・ハンドメイド(吉原萌さん)②

年賀本舗 年賀状販売 和モダン&レトロ年賀状(石川万栞衣さん)

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■ものづくりセンターについて

ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。