12月4日（木）に本学で4年生主催の「造形デザイン学科　就活報告会」が行われました。この就活報告会は、第7回目を迎え1、2、3年生に就職活動の取り組み方法、考え方、スケジュールなどを具体的に伝えて、就職活動の疑問の解消、取り組み方法、気持ちの後押しを目的に毎年行われています。

　

　

今年の就活報告会は、１、２、３年生に事前にアンケートを行い就職希望職種、就活の困りごと、疑問などをヒアリングしました。希望職種は、デザイン職志望の学生が最も多く、IT系、総合職志望等の学生が多くいました。登壇者は、希望の多かった「デザイナー職（UI・UXデザイン）」、「デザイナー職（プロダクトデザイン）」、デザイナー職（ビジュアルデザイン）」「商品企画職」「システムエンジニア職」、「総合職」として内定を得た6人が各自の就職活動について発表を行いました。

　

　

就職活動報告会は、就職活動をこれから行う１年生や２年生、就職活動に取り組んでいる3年生に対して、就職活動の意味やどのように取り組むかを具体的に説明しました。説明は、「業界、企業を選んだ理由」、「内定までの大学4年間の流れ」、「内定までの企業の選考スケジュール」「コンペティション・ポートフォリオの取り組み」「インターンシップへの取り組み」「アドバイス」等の内容を6名が各自の取り組み、工夫したポイント、課題克服などを具体的にプレゼンテーション形式で説明を行いました。

　

　

　

報告会を聞いている下級生は、「業界、企業を選んだ理由」、「内定までの大学4年間の流れ」などは、職種により違いがあるので、特にデザイン系を希望する学生はこれからどのようにデザインレベルを高める必要があるか、企業選考に必要なポートフォリオ作成の方法、内容などを熱心にメモを取りながら聞いていました。
さらに3年生は、「内定先の企業の選考スケジュール」や面接の内容対応などの具体的な説明に真剣に耳を傾けていました。

　

　

後半は、質疑応答に多くの時間を取り、下級生の疑問解消や取り組みの方法に重点を置きさらにデザイン系の職種、セールスエンジニア系の職種、総合職のジャンルごとに質問内容を分け質疑が行われました。下級生からは、職種の選び方や、ポートフォリオ、エントリーシートの作成時期や内容などの質問が出ました。今回の就活報告会では、4年生の就活への取り組みの姿勢、考え方、具体的な行動を下級生に伝えることができ、下級生も就活についての理解とやる気が起きる意義のある就活報告会となりました。

　

　

　

就活報告会を企画・運営をした４年生の代表 藤井　麻由希さんのコメント

今回の就活報告会では、昨年度の取り組みを参考にしながら、今年もトークショー形式で実施いたしました。特に今回は、参加者の皆さんがより具体的な疑問を解消できる場となるよう、質問に重きを置いた構成とし、質疑応答の時間を昨年よりも長めに確保しました。その結果、登壇者の方々が自身の経験や考えを丁寧に共有してくださり、会場全体が落ち着いた雰囲気の中で真剣に耳を傾ける姿が非常に印象的でした。また、登壇者のリアルな就活体験をきっかけに、多くの参加者がこれからの進路を前向きに考える機会になったように感じています。本イベントが、今後就職活動を控える皆さんにとって有益な学びや気づきを提供し、一歩踏み出す力につながれば幸いです。

　

■関連リンク

・造形デザイン学科の2024年度の進路

・第６回就活報告会（2024年度）

・第５回就活報告会（2023年度）

・第４回就活報告会（2022年度）

・第３回就活報告会（2021年度）

・第２回就活報告会（2020年度）

・第１回就活報告会（2019年度）