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【授業紹介】英語文学入門 ――文学作品を英語原文で読むおもしろさ

2026.08.21

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英語英米文学科では、2年次前期に「英語文学入門」という授業を開講しています。この授業では、英語で書かれた詩、演劇、短編小説を1つずつ読んでいきます。まずは、英語原文を文法的に正確に理解します。次に、文学ジャンルの特性や作者が使っている文学的技法、および歴史的・社会的背景について学びます。そして最後に、それぞれの文学作品について「解釈」をまとめます。

「英語文学入門」は、多くの英語英米文学科の学生にとって、英語で文学作品を読む初めての授業となります。この授業を履修し終わったばかりのN. MさんとD. Mさんに感想などを聞きました。

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(インタビューを受けてくれたN. MさんとD. Mさん)


――まず、なぜこの授業を履修したのか、その理由を教えてください。

N. M さん:

わたしは、最初は「時間が空いているし、ちょっと興味があって」くらいの動機で履修してみたんですけど、内容が面白くて最後まで履修し続けました。

D. M さん:
わたしも文学にちょっと興味はあったんですけど、難しいのかなというイメージがあって。でも、授業名に「入門」とあったので履修してみました。そうしたら面白かったので、最後まで履修しました。

――ありがとうございます。今「おもしろかった」というお言葉をいただきましたけども、こんなん、なんぼあっても良いですからね(笑)。具体的に、授業のどのような部分がおもしろかったと感じましたか?

D. M さん:

最初に "When You Are Old"(注:W・B・イェイツの詩)を読んだときに、韻律分析や詩脚とか、これまで考えたこともなかったし、脚韻を踏むために、意図的に文法のルールをやぶってまで語順を逆にしているとか、初めて知ったことばかりだったので、「こういう世界もあるのか」と新鮮でおもしろかったです。

N. Mさん:
わたしは Salomé (注:オスカー・ワイルドの演劇作品)が一番印象に残っています。1つの作品のなかに、同じ言葉や同じモチーフが何回も繰り返し出てきて、その意味が結末まで読んでやっと分かるという仕組みがおもしろかったです。講義を何回も受けるうちにキャラクターの見方が変わってくるというか・・・。時代背景などのいろいろな知識を蓄えていって、ものの見方が変わってくるのがおもしろかったです。

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(授業で使用した教材には書き込みがびっしり)


――二人とも「文学にちょっと興味があって」ということでしたが、高校生のときから英米文学あるいは外国文学を読んでいたのですか?

N. M さん・D. M さん:

いいえ、全く読んでいませんでした。

――なるほど。ということは、初めて英語文学を読んで、お二人ともそのおもしろさを実感したわけですね。もう、教える側としては「しめしめ」という感じなのですが(笑)。D. M さんが述べた韻律や詩脚は、おそらく高校で学ぶ機会はありませんし、N. Mさんが述べたのは、語学的な英文読解の先にある「英語文学の解釈」がおもしろいということですね。

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(繰り返されるモチーフに注目することで、新事実が見えてくる)


――それでは、「文学作品を教材とした英語学習の効果」についてはどうでしょうか。現代文学を読む場合、高校卒業までに学習する文法の知識があれば、ある程度は理解できると思うのですが。

N. M さん・D. M さん:

それは実感しました。授業で読んだ作品の構文自体はそれほど複雑ではなかったので、英文法の知識である程度対応できました。

D. M さん:
英文法以外の要素の方がおもしろかったのですが、英文法が疎かになっているとその面白さも楽しめないので、文法は大切だなと感じました。

――そうですね、文学作品を解釈するには文学的技法や歴史的背景の知識も必要ですが、まずは英語が分からないと始まらないので。その意味でも、英文法は大事ですね。

――では、最後の質問です。「英語文学入門」を履修した経験を踏まえて、高校生に英語文学を読むことをすすめますか?すすめるとしたら、その理由は何でしょうか?

N. M さん:

英語が得意な人であれば、英語文学を読むことで、自分の英語力に対する自信を深めることができると思います。また、高校までに習ったこととは違う新しい発見があるので、英語文学を読むことをおすすめします。

D. M さん:
わたしも高校生に英語文学を読むことをすすめたいです。文学作品を英語原文で読むことで、英語の上達にはもちろんつながりますし、日本語訳で読むのとは違う効果があると思います。英語文学を英語で読むことで、気づくことがたくさんあると思うからです。

――今日はインタビューへのご協力ありがとうございました。留学から帰ってきたら、3年次には文学の授業がいくつかあります。履修してみたいですか?

N. M さん・D. M さん:

はい、履修してみたいと思っています!