

作品紹介 牧紘奈子さん「誰でもパティシエール」
2024.04.23
2年生後期の授業「生活応用造形論」で制作した作品をご紹介します。「生活応用造形論」では、課題としてティンカリング作品を創ります。ティンカリング(tinkering)とは、自分のアイデアを、身近な素材や道具を使って、型にはまらず、試行錯誤しながら、即興的に、自分の作品に仕上げていく方法です。
制 作 者:
牧 紘奈子 さん(宮崎県立宮崎北高等学校卒)
タイトル:
誰でもパティシエール
素 材:
箱、画用紙、紙粘土、ボンド、ビーズ、段ボール
作品紹介:
今回、「誰でもパティシエになれる」というコンセプトのもと、紙粘土でフェイクケーキを作成しました。このケーキは、紙粘土をベースにすべて100均や文房具店など、身近にある店舗で購入したものからできています。これを制作しようと思ったきっかけは、料理は苦手だけどケーキなどのスイーツが好きで、SNSで見るような可愛くて大きなケーキが欲しいけど、値段が高くてなかなか購入が難しい、という個人的な悩みを、自分の得意な『立体物の工作』を活かして作っちゃえばいいのではないか、と思い立ったからです。
実際に作成すると、大きさも相まってか紙粘土の乾きが早く、扱いが難しかったです。どうすれば乾いてからでも、ケーキ特有のなめらかなテクスチャを表現できるか、試行錯誤しながら作成するのは大変でしたが、新しい気づきが多くありとても楽しかったです。また再度チャレンジしてみたいと思いました。