2023年11月29日から12月5日まで本学で開催された「造形デザイン学科　第5回卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。

　

　

制 作 者：

山田 璃奈さん（広島県立安古市高等学校卒）

　

タイトル：

イラストをより魅力的に見せる方法

　

素　　材：

MDFボード(2.5mm)、アクリル板(3mm)、ボール紙(2mm)

　

作品紹介：

私は｢イラストをより魅力的に見せる方法｣というテーマで、シャドーボックスという芸術に出会いました。シャドーボックスとは、印刷されたイラストを何枚も切って、パーツごとに重ねることで、イラストに立体感を生み出すものです。今回は、同じイラストのシャドーボックスを素材別で作ることで見え方の違いやそれぞれの素材の魅力を表現しました。 MDFボードの木の暖かく和風な雰囲気、アクリル板の透明感や反射による見え方の違い、ボール紙はラメをつけることで表現の幅を広げ、それぞれの素材の良さが出たのではないかと思います。 イラストもシャドーボックスにする時に層を造りやすいよう、動物や髪飾りなどの小物を入れたり、背景、人物、前背景となるようデザインを工夫しました。この作品をきっかけに、シャドーボックスという芸術を知ってもらい、作品を作る際に見た目のデザインだけでなく、素材について考えるきっかけになればいいなと思います。

　

MDFボード

　

アクリル板

　

ボール紙

　

　

■関連リンク

・第5回卒業研究・制作発表展示会

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・2022年度　造形デザイン学科作品展（造展）：山田璃奈さんの作品を展示