

在学生 石松葵さんと山田璃奈さんが「第14回販売促進会議企画コンペティション」でファイナリストに選出!
2023.03.08
造形デザイン学科3年生の石松葵さんと山田璃奈さんのチームが「第14回販売促進会議企画コンペティション」でファイナリストに選出されました。応募数4,013点のうちファイナリストは29点(0.72%)でした。
石松葵さん・山田璃奈さん 「アニマルたん」 ファイナリスト
石松葵さんのコメント(広島なぎさ高等学校卒)
今回のアニマルたんは、私が初めて誰かと共同制作した作品でした。山田さんと共同制作をしたことによって、お互いの長所を生かし合った作品づくりができファイナリストまで残れたこと嬉しく思います。これからも、共同制作する際にはお互いの長所を生かし合った作品づくりができるように努力していきたいです。
山田璃奈さんのコメント(広島県立安古市高等学校卒)
このアニマルたんという作品は、ののじ耳かきの先端がカメレオンの舌に見えたことから発案した作品です。子供から大人まで耳かきを進んで使いたくなり、インテリアとしても楽しめるよう作成しました。実物は羊毛フェルトで作りました。ただ可愛いだけではないシュールな表情がポイントです。こんな大きなコンペで石松さんとひとつの作品を作ることができ、ファイナリストまで進めたこと、驚きと嬉しさでいっぱいです!
チームの打ち合わせ
ものづくりセンターからのコメント
株式会社宣伝会議が主催する「販売促進会議企画コンペティション(販促コンペ)」は、今回で14回目となる歴史のあるコンペティションです。本コンペティションの特徴は実務の課題を解決する「人が動く」「売上につながる」企画を募集されていることです。過去の受賞者には電通や博報堂など大手広告代理店の関係者も多く、若手プランナーの登竜門とも言えるコンペティションです。ものづくりセンターではプロジェクトとして10チーム21名が取り組み、10作品を応募しました。
石松葵さんと山田璃奈さんチームの作品名は「アニマルたん」です。チームは、ののじ株式会社から出題された課題「思わず、ののじ『爽快ソフト耳かき』を、耳に入れたくなるアイデアを募集します。」に取り組みました。ののじ耳かきの先端を動物の舌に見立て、羊毛フェルトで手作りした小さな動物を耳かきに取り付けることで、耳かきなのにかわいいを演出しました。そのかわいらしさは、子どもが耳かきを嫌がることなく、むしろ進んで使いたくなるという行動を誘うことができる素晴らしい作品です。
プロジェクトでは、協賛企業から出題された13のテーマから取り組みたい課題を選び、その解決方法をプレゼンテーションにまとめます。自分の視点で課題の調査をおこない解決手段についてスケッチを書き、チームで意見交換しながらコンセプトを固めます。コンセプトを3Dモデリングや手作りなどで具体的にものづくりをおこない、試行錯誤を繰り返してモデルを制作します。最後にモデルを使い、利用シーンを想像してもらいやすい表現方法を考え、プレゼンテーションを完成させました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。
■第14回販促コンペ 二次通過者・ファイナリスト発表(2022年10月号 販促会議)
■造形デザイン学科作品展(造展)閉幕 -オープンキャンパスで作品を再展示-
第5回 石松葵さん《エビフライ》 撥水風呂敷「ながれ」デザインコンペ2022
■石松葵さん 移植医療のシンボルグリーンリボン「優秀賞」(中国新聞デジタル、2021年3月5日)
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第1回 造展 山田 璃奈さん 「きみはネコ」 CLASSICS the Small Luxury Design Award 2022
■学生の二人展「見ているものは本当に綺麗か」石松葵さん・山田璃奈さん
■ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。