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作品紹介 藤田彩夢さん 一反田珠生さん 大田萌さん「隠れ鬼ごっこ」

2023.10.10

  • 学科コラム

造形デザイン学科では、人気のプログラミング言語python(パイソン)を学ぶことができ、卒業生の約3割がシステムエンジニア(SE)やプログラマーとして、社会で活躍しています。プログラミングⅣの授業では、表示装置やスピーカー、そして各種センサが内蔵された「手のひらサイズのコンピュータ(マイクロビット)」にプログラミングし、作品を作ります。

造形デザイン学科3年生の藤田彩夢さん、一反田珠生さん、大田萌さんがプログラミングⅣの授業で制作された作品「マイクロビットで隠れ鬼ごっこ」をご紹介します。

制限時間内に逃げる側(逃走者)が、鬼に捕まらないようにマイクロビットのボタンを押して音を鳴らすことでポイントを稼いでいきます。鬼は、この音(聴覚)と視覚を頼りに逃走者を追跡します。鬼が持っているマイクロビットと逃走者が持っているマイクロビットが10㎝ぐらいに近づくと、鬼が逃走者を捕まえたことになります(マイクロビットが自動判定します)。また、逃走者は、学内に隠された宝物(マイクロビット)を見つけ出せると、鬼が逃走者の願いを1つ叶えてくれます。逃走者と鬼の役割を交代して、取得ポイント高かった方が勝ちです。以上が基本的なルールとなります。


藤田彩夢さんのコメント(愛媛県立松山南高等学校卒)
講義で学んだ内容を活かし、マイクロビットを用いて自由に作成し発表するという課題に3人で取り組んだものです。
私は主に企画とプログラミングを担当しました。この企画は、マイクロビットの機能を用いた体を使ったゲームの提案です。子ども達が画面の世界に熱中しがちな現代だからこそ、実際の世界で遊ぶ楽しさとプログラミングの面白さを知ってもらえるようなゲームが作りたいと思い立案しました。シンプルですが、メンバーにも意見を求め難易度調整やプログラミングの書き換えを重ねました。
一反田さんは発表用の動画編集とパワーポイント作成を担当し、遊び心のある飽きさせない工夫を凝らしてくれました。大田さんは発表の司会進行を担当し、放送部の経験を活かした非常に伝わりやすい発表を行ってくれました。
お互いに強みを活かし、アイデアを伝え合う事で楽しく取り組むことができました。


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