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作品紹介 JAL立体サインオブジェ「レモンとしまなみ海道」

2025.05.13

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3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2026年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。

 

制 作 者:

牧芽奈(リーダー)、末竹智穂、安部知寛、井阪琴美、石川裕梨、岡崎真歩、権代真菜、下手梨花子、中村ひかる

 

タイトル:

レモンとしまなみ海道

 

素材:

アクリル板、ハレパネ、針金、レジン、紙粘土

 

作品紹介:

広島の特産品であるレモンと、しまなみ海道をモチーフにして制作しました。レモンの鮮やかな黄色と、海や空の青色を組み合わせ、爽やかで印象的なオブジェに仕上げることを目標としました。 爽やかさをイメージさせる表現として、しまなみ海道はサイクリングでも有名なため、手前には道路と自転車を配置し、奥行きをイメージできるように表現しました。穏やかな海の上には広島レモンを浮かべ、背景には清々しい青空と真っ白な因島大橋を描き爽やかな空の高さを表現しました。 印象的なオブジェを目指した表現として、よく見ると新たな発見があるよう工夫(子供たちが興味を持ってくれるよう自転車のタイヤをレモン風にアレンジしたり、レモンや道路に文字を入れ一方でレモンの表面の質感や断面の果汁感など)し、細部にまでこだわるリアルな仕上がりを目指しました。制作はグループでパーツごとに分担しながら進めましたが、実際に作る過程で設計通りにいかない部分もあり、その都度相談しながら柔軟に調整し全員の協力で作り上げることが出来ました。しまなみ海道の豊かな自然と、そこで育まれた美味しい広島レモンの魅力が、見る人に伝われば嬉しく思います。

 

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正面

 

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右側面

 

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左側面

 

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広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子

 

(記事作成:造形デザイン学科4年 牧 芽奈)

 

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