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作品紹介 JAL立体サインオブジェ「縮景園の和の景色」

2025.04.04

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3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2026年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。


制 作 者:
岩川歩夢(リーダー)、岡田佳歩、蒲原みなみ、北川華菜、近藤一花、土井可蓮、江見梨杏、岡田遥


タイトル:
縮景園の和の景色


素材:
MDF板・アクリル板


作品紹介:
このオブジェは、「広島の素敵な観光地や景色を知ってもらいたい」という思いから制作しました。広島といえば、宮島や原爆ドームが有名な観光地として知られていますが、縮景園の魅力もぜひ多くの人に知っていただきたいと考えています。 また、広島には海外からのお客様も多いため、紅葉や和柄を取り入れることで、より日本らしさを感じていただけるデザインを意識しました。前面の枠では、素材(MDF)の色味をあえて残すことで、木の温かみを感じる和の自然な美しさを大切にしました。


制作過程では、実際に組み立てて正面から見た際に一番手前に来る枠と各イラストが重ならないように細かく位置調整を繰り返し、全体のバランスを整えることに工夫を凝らしました。チームメンバーと意見を出し合いながらブラッシュアップを重ねることで、元のデザインよりもさらに広島の魅力が伝わるオブジェを制作することができたと感じています。

広島空港を利用する方々に広島の観光地を知ってもらい、その魅力を伝えるきっかけとなれば嬉しいです。


20250404_zoukei_thumbnail.jpg正面


20250404_zoukei1.jpg右側面


20250404_zoukei2.jpg左側面


20250404_zoukei3.jpg背面


20250404_zoukei4.jpg広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子


(記事作成:造形デザイン学科4年 岩川歩夢)


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