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作品紹介 JAL立体サインオブジェ「宮島の夜景と鹿」

2025.05.23

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3年生後期に開講される「デジタルファブリケーションⅢ」の授業では、日本航空株式会社(JAL)様との共同プロジェクト(プロジェクト型学習)として、広島空港に到着したお客様を歓迎するメッセージや、手荷物の取り間違えを防ぐための注意を促すメッセージを添えた立体サインオブジェを制作します。作品は広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置され、約1年間(2026年2月ごろまで)、広島空港に到着したお客様をおもてなしします。

 

制 作 者:

岩﨑涼夏(リーダー)、大段美晴、佐久間春花、佐藤美沙紀、中村麻友子、村上成実

 

タイトル:

宮島の夜景と鹿

 

素材:

アクリル板、MDF

 

作品紹介:

観光客の方も久しぶりに帰省した方にも楽しんでもらえるようなデザインを意識して、宮島の夜景をテーマにしたターンテーブルのオブジェを制作しました。実際に私が見た記憶を頼りに、画像を参考にしながら夜のライトアップされた厳島神社の鳥居を背景にデザインし、手前側に鹿のイラストを用いたアクリル板を配置して前後感を感じられるように意識した構図のデザインを考えました。ターンテーブルを利用される方が宮島に興味を持っていただけるように、参考にする画像のアングルや色味にも意識してイラストを制作しました。グループでの制作は中々メンバー全員が集まって作業することが難しかったのですが、積極的に呼びかけを行ったり、メンバーからの意見を取り入れることで、私が当初考えていたデザイン案よりも洗練されたデザインのものを完成させることができたので、とても良い経験になったなと感じています。

 

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正面

 

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右側面

 

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左側面

 

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背面

 

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広島空港JAL到着ロビーの荷物受け取りターンテーブルに設置された様子

 

(記事作成:造形デザイン学科4年 岩﨑 涼夏)

 

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