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在学生 江見梨杏さんが「第17回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」でファイナリストに選出!

2024.10.25

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造形デザイン学科3年生の江見梨杏さんが「第17回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」で一次審査を通過し、ファイナリストに選出されました。応募総数1,538点のうち最終審査に進んだ作品は66点(4.3%)でした。

 

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江見梨杏さん 「身代わり君」ファイナリスト

 

江見梨杏さんのコメント(広島国際学院高等学校卒)

この作品は自分の舌の代わりに熱さを確認してくれる、いわば、自分の身代わり人形のようなものです。少し残酷で気持ち悪いビジュアルが逆にかわいいと思いませんか?私はコンペに取り組むときに遊び心を大切にしています。今回、自分自身も好きな作品をこの様に評価してもらえて嬉しかったです。今後も自分らしいユーモアを大切に作品づくりをしていきたいです。

 

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最終審査に向けて制作した模型

 

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完成した模型を撮影する江見梨杏さん

 

ものづくりセンターからのコメント

一般社団法人未来ものづくり振興会が主催しシヤチハタ株式会社が特別協賛している「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」は、今回で17回目となる歴史のあるコンペティションです。本コンペティションの特徴は「しるし」をキーワードに、商品化を前提として今までにないプロダクトデザインを提案するという点です。過去の受賞者にはグラフィックデザイナーやプロダクトデザイナーも多く、世界で活躍されているデザイナーの方々にアイデアを審査していただける貴重なコンペティションです。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品制作に取り組み、27名が27作品を応募しました。
江見梨杏さんの作品名は「身代わり君」です。予想外に熱い飲み物を口にしたときの恐怖感を、温度で色が変わる長い舌を持つ身代わり人形でコミカルに表現した素晴らしい作品です。
プロジェクトではテーマである「可視化するしるし」について自分の解釈を言語化してスケッチを描きました。スケッチを元に切削加工機や3Dプリンタなどで試作を進めました。作品に込めたい意図やその表現方法について試行錯誤を繰り返して作品を完成させました。最終審査に向けてのモデル制作を通して、成長が感じられるプロジェクトになりました。

 

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■ものづくりセンターについて

ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。