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2025年度 安田幼稚園安東園舎 年長児たちの皿作り体験 絵付けと本焼

2025.07.25

  • 学科コラム

安田幼稚園安東園舎では毎年、年長の子どもたちを対象とした陶芸の「皿作り体験」が実施されており、2022年度以降、本学造形デザイン学科の佐々木誉斗講師が実習指導を担当させていただいております。一か月前に開催された「皿づくり体験」の続きを行うため、6月16日に子どもたちが大学を訪問してくれました。この日に取り組んだ作業は、自分たちのお皿に絵や模様を描く、「絵付け」と呼ばれる工程です。

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5月に子どもたちが成形したお皿は、乾燥期間を経た後、本学の電気窯で焼成されて「素焼」と呼ばれる状態になっていました。大学の教室に足を踏み入れて、机の上に並べられていた自分たちの素焼のお皿を見つけた瞬間、子どもたちの目が一気に輝いていました。よく説明を聞いた後は早速、絵付けの開始です。陶芸用の絵の具を使って、好きな絵や模様をお皿の表面に描いてもらいました。筆で絵付けを行う子どもたちの顔は、成形の時と同様にとても真剣です。皆さん満足のいく絵付けができた様子で、作業を終えると嬉しそうな表情を見せてくれました。

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その後、子どもたちが絵付けしたお皿は、その上からさらに釉薬が掛けられ、大学の電気窯で「本焼」されて、無事に完成となりました。窯から出てきたお皿は、個性溢れる形と美しい色が魅力的な素晴らしい作品ばかりで、まさしく「世界にたった一つのお皿」と呼ぶに相応しい仕上がりでした。

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子どもたちが制作したお皿には、がんばって成形した時間や、絵付けを施した楽しい気持ちも、一緒に詰まっているはずです。素敵な思い出とともに、今回制作したお皿をずっと大事にしてください。

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