皆さん、こんにちは！
安田女子大学　ビジネス心理学科です。

先日、ビジネス心理学科４年生（2024年3月時点）の本田菜々子さんの学術論文が、英文学術雑誌「Letters on Evolutionary Behavioral Sciences（LEBS）」に掲載されることが決定しました！

彼女は日本の妖怪や怪異が文化普遍的に見られる最小反直観的特徴を持っていると考え、妖怪図鑑に記載されている妖怪を分析しました。最小反直観理論とは世界的に見られる超常的な概念（神様、モンスターなど）が直観に反する特徴を１ないし２個保持しているという仮説で、今までヨーロッパの不思議な存在に応用されてきました。彼女はそれを日本の妖怪に当てはめました。
分析の結果、彼女の予想通り日本の妖怪も世界的に見られる様々な超常的な概念と同じ性質を持っていることを発見しました。

彼女は３年生の前期から精力的に卒業論文に取り組み、４年生の前期には自分の卒業論文を書き上げていました。できた時間を最大活用しながら、ビジネス心理学科の須山先生と中分先生とともにこの論文を書き上げることができました！

彼女は今年卒業しましたが、今後も社会に出て同様の活躍をしてくれることを期待しています！おめでとう！