

JAFと国際観光ビジネス学科(西原ゼミ)のコラボ企画
2024.03.04
JAFって聞いたことはありますか。車の修理や事故対応など様々なロードサービスを行っています。正式名称は日本自動車連盟、全国を結ぶ社団法人です。自動車学校を卒業するときに入会を勧められた方もいらっしゃるかもしれませんね。会員数は2000万。そんなJAFの広島支部と西原ゼミがコラボを始めてもう4年になります。
近年JAFが特に力を入れているのが地域観光。コロナ下、近場を少人数で訪れる「マイクロツーリズム」が注目を浴びたこともあり、「ドライブスタンプラリー」を始めたのです。ユニークなテーマで観光スポットをつないだコースを次々企画、会員サービスとして提供していました。私たちのゼミが最初に関わったのもこれ。若者向けドライブツアーの提案です。コースに選んだ「道の駅」に学生が電話して協力をお願いしたりもしたんです。
JAF職員の方々と打ち合わせ。議論を重ねて企画をしっかり練り上げていきました。
道の駅に大学から直接電話。企画書を見ながら電話で協力を依頼しました。コロナ下ならではのやり方です。
その後もコラボは毎年実施されています。大学生に多いペーパードライバーのための安全運転講座の動画を作ったり(YouTubeにも投稿しました)、運転初心者でも心配のないドライブコースを考案したり。「道の駅での過ごし方」や「宿泊メインの旅」など"新しい旅の形"を企画したこともありました。成果はいつも最後にオンラインで発表。JAF支部や地方自治体の職員の皆様に聞いてもらっています。
コロナ下での発表はもちろんオンライン。日本各地のJAF支部や市役所などと結んで行われました。
こちらもリモートでの発表風景。教室から全国に「中継」していました。
オンライン発表会をNHKが取材に来たことも。その日の夕方のニュースで報道されました。
YouTubeのサムネイル用に撮った写真。出演してもらったJAFの「プロ」ドライバーの方と一緒に。(結局使いませんでしたが)
最近では去年の6月、JAFが主催した地域おこしイベントに参加。自分たちのブースを出して、ドライブスタンプラリーの広報活動を行いました。
このイベントは安佐南区にあるジ・アウトレット広島で行われました。朝早くに集合してブースを設営。
訪れた子供たちに中国地方の観光スポットにまつわるクイズを出題。一緒に答えを考えて興味を持ってくれた親御さんにはドライブスタンプラリーを案内しました。
「面白い!」「もっと知りたい!」と思ってもらえるクイズを作るため、まずはクイズの研究から始めたんですよ。
自分たちで作ったクイズ帳を手に記念撮影。
企業から依頼をもらって構想を練り、「現場のプロ」の助言を得ながら企画を立てる。イベントがあれば運営も自分たちで。そんな社会経験をJAFとの連携の中で重ねてきました。
因みにJAFと私たちをつないでくれたのはこのゼミの卒業生。他にも国際観光ビジネス学科から何人もここに入って活躍しています。観光に携われるのは旅行社だけではないんですよ。
企画会議にはいつもしっかり時間をかけていました。写真の右側手前がこのゼミの卒業生。打ち合わせのたびに大学まで足を運んでくれました。
会議で出てきたアイデアは全部付箋にメモ。JAFとのコラボでは欠かせないアイテムです。
*JAF とのコラボを紹介した過去記事・動画
・ ドライブツーリズム研究の成果発表会を開催しました【JAFとコラボ】
・ ペーパードライバー向け安全運転講座の動画を作りました ~JAFと国際観光ビジネス学科コラボ企画Vol.3~