JAFと西原ゼミによるコラボレーションの第2弾です。

12月15日、「JAF中国本部会員優待施設連絡会」というWEB会議にて、ゼミ生たちがプレゼンテーションを行いました。テーマは「中国地方におけるこれからの観光スタイル」。若者向けの観光地が少ない、宿泊客数が増えない、そもそも有名観光地以外行くところがないといった三つの課題に絞って、どうしたらいいのか提案しました。

もともと旅行が大好きな皆さん、最近は待望の免許も取ってドライブを楽しんでいます。そんな彼女たちだからこそ思いついたのが「道の駅」の活性化。数多くある道の駅が若者にとって魅力的な観光スポットになるためのアイデアを披露しました。また、今、大学生の間で「来てる」といわれているのが宿泊メインの旅。旅先として選ばれるための秘策をいろいろと練り上げました。冒頭申し上げた課題がどれもちゃんと改善されているのがわかります。

オンラインの向こうにいたJAF各支部の皆さんや会員優待施設の方々にとっても新鮮な意見だったようで、発表後は質問が次々に。特にSNS（というかほぼインスタ）での情報収集や「映え」へのこだわりなど、若い世代の発想や感性には戸惑いながらも興味津々のようでした。もはや「異次元」にあるこの人たちの心をつかむことが「新しい観光」のカギになる、と感じたのかもしれません。

最後になりますが、このようなコラボの機会を与えてくださいましたJAF広島支部の皆様には心から感謝申し上げます。ちなみにこの「産学連携」を企画したのはJAFに勤務している本学科の卒業生。今は広報や事業企画に邁進しています。活躍されている姿をみて嬉しくなりました。