1月12日、公共経営学科の全学生を対象に「OGシンポジウム」を開催しました。これは卒業生を大学にお招きし、社会で働くことの大変さや生きがいなどを語ってもらうことを通して在学生たちが将来の進路について真剣に考える学科イベントです。卒業生をまだ輩出していない公共経営学科としては今年度が初開催となりました。

講師には、学内の「公務員勉強会」発足時のメンバーで、現在公務員として活躍している他学科出身の2名の卒業生をお迎えし、業務内容やこれまでどのような経験を積んできたかを具体的なエピソードとともに熱く語ってもらいました。
また、学生時代を振り返り、「公務員を選択した決め手」、「就職活動を充実させる秘訣」、「試験勉強を続けるためのモチベーション」など経験者ならではの実践的な内容も語られ、あっという間の90分となりました。

参加した学生たちからは、「お二人とも教職課程と並行しながら3年後期から本格的に公務員を目指し、1000時間以上の勉強を積み重ねてきたというお話から、身が引き締まる思いがしました」、「市役所は市民と関わる機会が多く、様々な地域行事への参加を通して人脈が広がるお仕事であるということがわかりました」、「相談に対して全てを解決できないジレンマがあるとおっしゃっていて、公務員は想像以上に責任感が必要な仕事であることを改めて考えさせられました」などの感想が寄せられました。

特に4月からいよいよ公務員試験本番となる3年生は、夢を叶えた憧れの先輩の堂々とした姿に大いに刺激を受けたようです。








【OGシンポジウム参加卒業生】
左・中村后咲さん：萩市教育委員会（書道学科卒業）　右・藤原歩優さん：島根県庁（日本文学科卒業）