「公共経営学科」では、1月5日（木）に、1年生及び、2年生3年生有志24名が、広島県警察本部を見学実習しました。

警察の仕事というと交番勤務や白バイに代表される交通機動隊のイメージはあっても、その他の職務のイメージはなかなか湧かないのではないでしょうか。公共の仕事を目指して学ぶ公共経営学科の学生たちのために、普段はなかなか入ることのない警察本部での見学実習が実現しました。

男性の若手警察官からは、厳しいと言われる警察学校の実際の訓練の様子やそれを乗り越える仲間との友情、交番勤務のリアルからサミット警備に代表される警備業務まで、現場の経験者にしかわからない視点からのご講話をいただくとともに、男性警察官から見た女性警察官の活躍についてもお話しいただきました。次に、女性警察官から、警察で女性がいかに活躍しているか、また、そのための環境をいかに整えているかという具体的なお話をうかがいました。妊娠時や子育て中の警察官への職務上の配慮など、制度だけでは見えない女性警察官へのバックアップについては学生たちも興味津々でした。パトカーに乗って実際に勤務する機動警邏担当の女性警察官には、装備や実際の勤務の説明もしていただき、具体的なイメージを持つことができたようです。

「警察の仕事は視野に入れていませんでしたが、警察事務という仕事についてお話を聞き、『正義の味方』を支える仕事に魅力を感じました」「ご説明いただいた女性警官の立ち姿が格好よくて圧倒されました」など学生たちの警察業務への興味が大いに深まったようです。