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4人の挑戦がカタチになるまで -セブン-イレブン共同開発ストーリー Vol.3

2026.07.01

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学生たちのアイデアは、どのようにして「本物の商品」へと生まれ変わったのでしょうか。Vol.3では、商品化の舞台裏と、学生たちが社会実装の難しさと喜びを実感した軌跡をお届けします。

 

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■私たちの夢を本気で受け止めてくれた

コンセプトが固まった4人は、いよいよ株式会社セブン-イレブン・ジャパンとの商品開発に臨みました。
企業との打ち合わせは初めての経験です。緊張しながら臨んだ会議でしたが、学生たちはすぐに、その不安が期待へと変わっていきました。

 

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藤井さんは当時を振り返ります。
「学生だからといって特別扱いされることはなく、一つの提案に対して『なぜそう考えたのか?』を真剣に聞いてくださいました。私たちをパートナーとして接してくださったことがとても印象に残っています。」

 

初回の打ち合わせで、香取マネージャーから投げ掛けられた一つの質問。
「プレゼンをして満足?それとも、商品化まで挑戦してみたいですか?」
学生たちは迷わず「やりたいです!」と即答しました。
その一言が、本当の商品開発のスタートでした。

 

学生の発想に寄り添い、よりよい商品にするために一緒に考える。
その姿勢に触れたことで、学生たちは「提案すること」で終わるのではなく、企業と対話を重ねながら価値を共創することの大切さを実感していきました。

 

■試作品を前に、何度も議論

コンセプトが決まれば完成――ではありません。
試作品が出来上がるたびに、
 「もっと手に取りたくなるには?」
 「かわいらしさは伝わっている?」
 「味や見た目、パッケージはコンセプトと一致している?」
と、開発担当者と何度も意見を交わしました。

 

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「試作品を初めて見た時は本当に感動しました。しかし、細かな部分まで妥協せず、ターゲットである若者の視点を意識しながら、よりよくするための話し合いを続けました。」(津森さん)

 

「商品開発」とは、アイデアを出すことではなく、最後まで磨き続けること。
学生たちは、その難しさと面白さを体感していきます。

 

■「できない理由」ではなく、「できる方法」を考える

商品化までの道のりは決して平坦ではありませんでした。
特に食品の商品化には、品質や原材料の調達、製造工程など学生だけでは解決できない条件が数多くありました。

 

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「最初の案にこだわるのではなく、本当に伝えたい価値は何かを考え続けました。制約があったからこそ、より良いアイデアにたどり着けたと思います。」(徳住さん)

 

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■そして迎えた発売日

学生たちは販売促進用のPOPを作成し、「どうすれば手に取ってもらえるだろう?」と最後の最後まで工夫を重ねました。

 

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そしてようやく迎えた発売日。
知事表敬訪問を終えた後、5号館のセブン-イレブン店舗で店頭に並ぶ商品を目にした瞬間、それまでの苦労や喜びが一気によみがえります。

 

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学生たちはこれまでの取組を箱田学長に報告。教室で生まれたアイデアが、多くの方々の協力を経て本物の商品として社会へ届けられたことを実感する一日となりました。

 

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■「学ぶ」から「社会を動かす」へ

今回のプロジェクトを通して学生たちが得たのは、商品開発の経験だけではありません。
企業と対話を重ねながら価値を共に創り上げる力、理想を大切にしながらも現実的な方法へと柔軟に発想を転換する力、そして仲間と支え合いながら最後までやり抜く力――。
約1年間にわたる挑戦を通して培ったこれらの力は、これから社会へ羽ばたく4人にとって、大きな財産となりました。

 

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実はメンバー4人とも、この授業を履修するかどうか最後まで悩んでいたので、正直ここまでやり切れるとは思っていませんでした。でも実際に活動してみると、誰一人諦めることなく、それぞれ強いこだわりを持っていたことが意外でした。役割分担はしていたものの、「これは自分の担当だから」と線を引くのではなく、お互いに補い合いながら進めることができました。商品開発は一人ではできないからこそ、最後までこだわり続ける仲間がいたことは、とても心強かったです。(福田さん)

 

これまでの私は、どちらかというと石橋を叩いて歩くタイプで、「本当にできるのかな」と不安になって立ち止まることが多かったのですが、行動力のあるメンバーに感化される中で、「まずはとりあえず挑戦してみよう!ダメなら次の作戦を考えればいい」と前向きに思えるようになりました。仲間との活動を通して、失敗を恐れずに、まずは一歩を踏み出す行動力とポジティブな思考が身についたと感じています。(徳住さん)

 

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期間限定販売は終了しましたが、皆さんは商品を手に取っていただけましたでしょうか。
広島県内のみならず、山口、島根、鳥取の卒業生たちからも嬉しい声が届きました。

 

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学生たちの「若者の健康課題を解決したい」という想いから始まった挑戦に真摯に向き合い、ともに商品づくりを進めてくださった株式会社セブン-イレブン・ジャパンの皆様、そして「OK!!広島(おいしいけぇ、ひろしま)」プロジェクトを通じて貴重な学びと挑戦の機会を提供してくださった広島県の皆様をはじめ、ご協力いただいたすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。