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公共経営学科1年PBL「呉市課題解決プロジェクト」最終成果発表会

2026.01.29

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1月19日、「呉市課題解決プロジェクト」の最終成果発表会を開催しました。
本プロジェクトは、2025年9月に1泊2日で実施した「学科ブランディング事業」での学生発表を出発点とし、呉市が抱える地域課題を学生自身が"自分ごと"として捉え、調査・分析を通じて解決策を考えることを目的に取り組んできました。

 

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■呉市の現状を知ることから始まった学び

プロジェクトの初期段階では、[人口減少対策][産業振興][行政サービスの維持][防犯対策]の4つのテーマについて、呉市の人口動態や産業構造、地域コミュニティの現状など、公開されているデータや市が発信している資料をもとに理解を深めました。さらに、数値だけでは見えてこない現場の課題や行政の工夫、葛藤についても学びました。
9月の段階では単なるアイデアに近い提案でしたが、それらを提案だけで終わらせるのではなく、1年後期の授業「データサイエンス入門」で、RESAS(地域経済分析システム)などの各種データを活用することで課題の裏付けを行い、提案の説得力を高めるとともに、改善策・解決策をより具体的な形へと磨きました。

 

■調査を踏まえた課題設定と提案

発表では、各チームが着目した地域課題について、課題設定の背景、調査・体験から得られた気づきをもとに具体的な提案内容を発表しました。いずれの提案も、学生ならではの柔軟な発想とともに、呉市での実現可能性や今後の課題についても言及されており、行政との連携を意識した具体的な内容となっていました。

・1班 今よりもさらに魅力ある街・住みやすい街「呉市」へ

・2班 産業を活性化させ、呉市の魅力を最大限に伝えるために

・3班 人が集まる都市「呉市」を目指して

・4班 行政サービスの維持

・5班 特産品の掛け合わせによって生まれる「呉っていいね!」を目指して

・6班 人的被害を減らすための地域コミュニティづくり

 

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当日は、呉市総務部人事課の方々にお越しいただき、学生の発表に対して丁寧な講評をいただきました。提案内容に対するコメントだけでなく、今後の効果的なデータの取り方についても示唆をいただきました。9月の研修で実行委員を務めた2年生の先輩たちも参観し、1年生の成長をあたたかく見守りました。

 

■地域と関わる中で得た学生の成長

質疑応答では、本プロジェクトを通して学生自身がどのように考え方を変化させてきたのかについても語られました。地域課題に向き合う難しさや行政・地域と協働する意義を実感した経験は、今後の学びや進路選択にもつながっていきます。
今回の成果発表はゴールではなく、学生にとって地域と関わり続けるスタート地点でもあります。公共経営学科では、今後も産官学連携のPBLを通して、地域社会に貢献できる人材の育成に取り組んでいきます。

 

最後に、昨年9月から本プロジェクトにご協力いただいた呉市職員の皆様に心より御礼申し上げます。