安田女子短期大学保育科では、毎年１・２年生を対象に、学外の講師の先生をお招きして「人権教育特別講話」という授業を実施しています。2022年度は、「公認心理師・保育士」として自閉症専門支援機関である「Autism Life Support Kureあかり」にて勤務をされている河本真代先生にご登壇いただきました。講演では、河本先生のご経験を通して、「一人一人の子どもと向き合うことの大切さ」について、画像や動画、様々な体験談を交えながら、とても分かりやすくお話いただきました。講演を聞いた１・２年生の感想では、「必ずしも全員が同じことをする必要はないということが分かりました」「何かを行う時や活動に参加するためにはどうしたらよいかということばかりではなく、そもそもなぜ活動に参加するのか、参加しなければいけないのかという考え方も必要であることを感じました」など、保育者としての視野を広げる機会になったようです。１年生は間もなく始まる学外の実習を、そして、２年生は４月から始まる保育者としての勤務を、今回の学びをもとに、頑張ることでしょう。