安田女子大学の教育の特長の一つに、週１回の「まほろば教養ゼミ」があります。クラス単独、学年合同、学科合同と形態も内容も多彩ですが、今回ご紹介するのは、１年生と２年生の交流です。１・２年生混合のグループをつくり、まずはアイスブレイクをということで、２年生が共通点探しゲームで楽しませてくれました。続いて、それぞれのグループで１年生からの質問に２年生が答える時間がたっぷり取られました。
初めての大学での試験が間近に迫る中、その準備や日々の課題のこと、そしてサークルやアルバイトのことなどなど、先輩たちから１年生が聞いてみたいことはたくさんあったようで、どのグループも話が尽きない様子でした。１年前の同じ企画で、尋ねる側だった２年生。今回は笑顔で質問に応えていて、１年生からは「先輩たちがいろいろ教えてくださって本当に助かりました。楽しかったです」、「また困ったとき、聞きたいなと思いました」との声がありました。双方にとって良い時間になったようです。学年を超えたつながりは、児童教育学科の伝統のひとつで、今後も続いていくことでしょう。（土井徹）