アンデルセングループにパンの新製品をご提案することを目標に活動してきた金沢ゼミ。今年度最後のゼミにおいて、株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所の方をお迎えし、ゼミ生たちが考えた新製品の最終提案を行いました。

昨年１月に広島アンデルセンの見学からスタートした活動は、マーケット調査、製品コンセプト作り、製品案の立案、試作品製作と、ゼミ生全員で協力しながら一歩一歩着実に進めてきました。その過程では、関連書籍による学習や、アンデルセン芸北100年農場での麦刈りに参加させていただくなど、アンデルセングループの企業文化の理解にも努めてきました。これまでの全ての活動を今回の最終プレゼンテーションの内容に凝縮し、思いが届くよう学生たちは全力でプレゼンテーションを行いました。

最終提案を終えて、アンデルセングループの方から、学生たちの努力に対してねぎらいとお褒めの言葉をいただきました。学生たちにとって、どれほど嬉しかったことでしょう。達成感に溢れた表情が印象的でした。学生たちのアイデアが、いつの日か商品化されることを願わずにはいられません。１年間の活動を通じ、学生たちはモノづくりの喜びと難しさ、厳しさ、尊さなどを学ぶとともに、仲間と力を合わせ、励まし合って課題を乗り越えていく力を身につけたと思います。

最後に、今回も大変ご多忙の中お越しいただき、貴重なご意見を頂戴した株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所 生活研究室長の豊嶋様並びに竹内様に心より御礼申し上げます。また、この活動にご協力くださった全ての皆様に、ゼミの今年度最終回にあたり心より御礼申し上げます。（か）