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学生が座談会のパネリストとして登壇しました

2024.10.28

  • 学生活動

10月3日に中区紙屋町で開催されたイベント「書店と地域の未来について語る座談会」に、日文科4年生の山﨑未侑さんがパネリストとして参加しました。

 

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このイベントは、経済産業省中国経済産業局の書店振興プロジェクトチームが主催したものです。
街から姿を消しつつある「書店」を、「本を通じて多様な知識、カルチャーに触れることができる場所」と位置づけ、書店の魅力やあるべき姿を語り合うことで、地域に根ざした「まちの文化拠点」としての機能を再確認する座談会でした。

 

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大学生を代表して参加した山﨑さんは、大好きな尾道でアルバイトした経験をもとに、街で書店の果たす文化的役割を語りました。パネリストたちのそうそうたる顔ぶれに、始めは緊張していましたが、そこは日文科生。スイッチが入った途端、このテーマについての自分の考えを熱く語り、終わった後は囲み取材を受けていました。

 

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山崎未侑さんのコメントを紹介します。

 

私はこの座談会において、学生・若者という視点から若者の読書離れや街の書店の未来についての考えをお話するために登壇しました。
今後の書店の在り方について、書店経営者から消費者へどのようにアプローチしていくのか、という話を伺い、書店の未来は明るいのではないかという気づきもあり、同時に私たち消費者はそのアプローチに応えていかねばならないとも感じました。
座談会の中で「国語を忘れた民族は滅びる」という発言が出たとき、日本文学科で学ぶ学生としてこの言葉を非常に重く受け止め、改めて国語を学ぶことの重要性、そしてそれには本や書店が必要不可欠であると思いました。
この座談会に参加したことで、本や書店の未来のために自分に何かできないかを改めて考えるきっかけになりました。これからも変わらず本を愛し、書店へ足を運びます。


 

このように、日本文学科の学生たちは様々なイベントに積極的に参加し、自分の考えを自分の言葉で発信して、学びを深めています。

 

書店と地域未来座談会チラシ


 

山崎未侑さんは、1年生の時に本学の「エッセイコンクール」自由部門で学長賞を受賞し、「在学生の声」や、学科ニュース「言葉さがしの旅」の実地調査に行ってきました-『まほろば文学選集第3輯』の取材」にも登場しています。

 

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