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作品紹介(建築設計演習Ⅱ)その2

2026.06.22

  • 学生活動

2026年度・前期/建築設計演習Ⅱ(建築学科2年)における優秀作品を紹介します。
第一課題のテーマは「平和公園のカフェ」です。

◾️「軸の余白」土井映舞

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(コンセプト)
広島平和公園は、丹下健三による強い軸線によって構成されている。その軸は「平和」を象徴する一方で、公園で過ごす人々の日常の営みは背景として扱われているようにも見える。歩く人、語らう人、休む人。その何気ない共存の風景こそが、現在の平和を形づくっているのではないか。本提案は、人々の営みに視線を向け直すためのカフェである。

◾️「過去を読む、地層に触れる」田中優凪

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(コンセプト)
平和公園は現在、多くの人に「公園」として認識されているが、この場所にはかつて人々の暮らしが存在していた。本計画では、平和公園地価の発掘調査で確認された実際の地層構成を用い、地下空間に地層断面を保存・露出させたカフェを計画した。地下に残る生活痕跡や被爆層と身体スケールで向き合うことで、公園以前に存在した日常を読み解き、過去を身近に感じる空間を目指した。

◾️「時間の境界にあるカフェ」川邉真凜

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(コンセプト)
人々が日常を過ごしながらも、ふとした瞬間に過去の存在を感じられる空間を目指した。カフェに訪れる人々には多様な過ごし方があり、多様な時間の重なりがある。その多様な時間の重なりこそが、この場所に流れる現在であり、その奥には確かに"過去"の存在がある。この建築では過去と現在を1つの空間に共存させ、平和公園という場所にしかない時間の流れを表現している。

◾️「柱の規律、地層の記憶」皆川桜子

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(コンセプト)
本計画は、この丹下の設計思想と時を超えて対話する、カフェの提案である。
当時、計画に込めることのできなかった直接的な「慰霊」のメッセージを、本作では地下へのアプローチによって実現する。被爆した土地を深く削り取り、剥き出しになった「地層」を象徴した見るモニュメントとすることで、訪れた人々は足元に眠る歴史の記憶を掘り起こし、水辺の静けさの中で深く思いを馳せる。